家出
中学時代編は一旦休憩して現在パートです
「ねぇ、陽菜っていつまでこの家いるの?」
三月下旬、春休み。
俺はベッドでゴロゴロしている陽菜にそう尋ねた。
何気ない問いかけだったが陽菜はものすごく辛そうな顔をして、今にも泣きそうだった。
「私、何かまずったかなぁ……」
「いや、別に。このままだと生活費が半端ないからどうしようかなって……」
貯金はたんまりとあるのだが、あくまでそれは一人暮らしで考えた時の場合。
陽菜と俺の二人分の生活費となるとまぁまぁしんどい。というか余裕で足りない。
「わ、私!何も食べなくていいから!学校辞めていっぱい働くから!ひーくんの事養うから!」
「おいおい、ちょっと待てって陽菜!どうしたんだよ急に!」
陽菜がおかしい。
体が震えて、まるで捨てられた猫みたいになっている。
陽菜はこんなにも不安定だったのか。
こんな陽菜は、出会ってから一度も見たことが無い。
「ねぇ、私の事嫌いになったの?ひーくん!」
「ちょっ!ちょっとまってって」
「いやいやいやいやいや!」
そう言って、陽菜は家から飛び出す。
「おいちょっとまて陽菜!」
しー―――――ん。
え、やばいかも。
と、とりあえず………
俺は携帯を取り出し、とある人物に電話をする。
プルルルル………
『はいもしもし……』
「片瀬さぁぁぁぁん!!!」
『え?!何?!どうしたの?!』
「陽菜が家出したぁぁぁ!!!!」
『わー――。めんどくさそー』
天使への救済を求めました。
か、書きだめが……無くなった……




