番外編 片瀬さんの趣味3
「そ、そうですかぁ、お胸の贅肉がだいぶご発達されているんですねぇ」
(めちゃくちゃけんか腰で草)
(台パン怖)
(あやや貧乳助かる)
「貧乳じゃないし!ちょっと平均よりも小さいかなくらいだし!」
加速するコメントに過剰反応を示すあやや。しかしそれがさらにコメントを加速させるのだから、この配信のリスナーはどうしようもない。
かんかんと熱くなる頭で、あややはIKに向け、口を開く。
「そ、そうですねぇ、お胸が大きいのでしたら、それを主張するような格好で迫ってみてはいかかですかね?」
やや疲れ気味の様子で、あややはIKに助言をする。
それに対し、IKは、
(全裸で迫ったんですけど、なにもされませんでした)
とコメント。
全裸という単語に、コメントがさらに加速したことは言うまでもない。
「あぁ、もうそれは完全に脈なしか、その意中の人が男色なのかもしれませんね。……もうこの配信終わっていいかな……」
すでに虫の息となったあややは、諦めた様子で自分の心境を話す。
(たしかに!男の子が好きなのかもしれません……幼馴染なんですけど、全然気づきませんでした……今度確認してみます!ありがとうございます!)
「私何もしてないんだけど……もうなんでもいいや。とりあえず頑張ってください……」
なにか納得がいった様子のIKに対し、とても疲弊した様子のあやや。
そして、愚痴を漏らすように、続けて口を開いた。
「私も市川君に裸見られちゃったなぁ。きっと幻滅されちゃったんだろうなぁ」
小さくつぶやいた独り言。
しかし、その声はしっかりとマイクは拾い、ばっちりと配信に乗ってしまった。
(あややの好きな人いちかわくんっていうんだぁ)
(いちかわ許せん)
(いちかわくんうらやましい……)
(俺のあややがぁ……)
(いちかわくんすきぃ!)
「もぉぉぉ!!!うるさいなぁぁぁ!!!てか一人変な人いるよねぇ!!!!!????」
本日二度目の台パンだった。
ごめんなさい。サボってました。
今日から投稿再開です。
どうぞよろしくお願いいたします……




