片瀬さのおしりの香り
「え、エッチなことはしません!」
俺はそう言い切った。
それはもう、一切の迷いもなく。
「ひーくん、そんな悲しそうにしながら、てゆうかここめっちゃ元気じゃん。全然説得力ないよ……」
嘘です。めっちゃムラムラしてます。
し、仕方ないです。男子高校生ですから。
「………ふーん。まぁ、今日は疲れちゃったもんね。我慢してあげる」
そう言って、陽菜は俺から身を離す。
よくぞ持ちこたえた。俺の理性。
結局今日はそのままお風呂に入って、眠ることに。
陽菜がベッド、俺は床だ。
あ、カーペットから片瀬さんの匂いがする。
片瀬さんの香りが残っているような気がするカーペットをすんすんと嗅いでいると、俺の背中にもぞもぞと動く侵入者。
「こら、エッチなことはしないぞ」
「わかってるよ。一緒に寝るだけ。いいでしょ?」
だめだ。と断るべきだっただろう。
でも、俺には陽菜を拒むことができなかった。
久しぶりの陽菜と眠るときは、どうしようもなく居心地がよくて仕方がなかった。
ふと、思ったことがある。
俺と陽菜は、お互いに恋に落ちていたのだろうか。
その疑問は、襲い掛かる睡魔によってかき消された。
「おやすみ。好きだよ、ひーくん」
思い出したことがある。
確か、陽菜と別れた日、俺は陽菜に「好き」って言ってなかった。
片瀬さんのおしりは小さくて可愛いです




