ご近所さんでは無くなりました
「今日は二人ともありがとねー」
日もすっかり落ち、かなり冷える時間帯になる頃には、体はくたくたで、三人で床に座ってぐったりとしていた。
今日一日だけで、生活に必要な家電、家具をあらかた購入した。貯金はたんまりとあるので、金銭的な心配はいらない。
購入したものは、早いものでは明日から搬送されてくるようで、全部でも十日以内には、購入したものがそろいそうだ。
とんとん拍子で一人暮らしをすることが決まったため、家具や家電の事は一切考えていなかったので、二人に協力してもらえて本当によかった。
「でもここって私の家から結構近いよね。暇なとき遊びに来てもいい?」
すると、片瀬さんは俺にそう尋ねる。
「ん?いいよ。あっ、そうだ。今度ご飯作ってよ」
「うん、まかせてー」
「ちょ!ちょ!ちょ!待って!」
すると、佳菜が慌てたように割って入る。
「それ!あたしの仕事!」
「え?そうなの?」
「そうだよ!」
「なんで?」
「幼馴染って便利だなぁ」
落ち着いている俺に対し、佳菜は相変わらずむすっとした様子。
「てか、佳菜、もうすぐ帰らないと。送っていくよ」
「片瀬さんはいいの?」
「いや、片瀬さんは家近いし……」
「絶対エッチなことするでしょ!」
「しねぇよ……」
「それに、あたし、今日泊まるから!てかここに住むから!」
普通に帰らせました。
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