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自殺しようとしたら同級生に助けられた  作者: ゆめ
自殺しようとしたら、また同級生に助けられた
25/66

襲っちゃうぞ☆

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「ねぇ、今日はごめんね」

「…何が?」


 その日の夜、なんか自然な流れで同じベッドで寝ることになった。


 幼馴染だから、らしい。


 正直、めちゃくちゃムラムラする。でも襲う訳にはいかない。

 多分佳菜はそう言うこと全く期待して無いし、隣の部屋佳菜のお母さん居るし、服脱いだら肩の自傷行為の傷とか体のアザとかが見えてしまう。


 まぁ、でも佳菜が寝ている間に乳は揉むがな。


「ママが急にあんなこと聞いて」


 佳菜はさっきの自分の母の発言を謝罪してきた。

 確かにデリケートな話題ではあったが、俺は全然気にしていない。


「ううん。全然気にしないよ」

「そっか。ならいいんだけど……」


 そう言うと、佳菜は同じ布団の中でもぞもぞと動く。


「それとね、昼間の事も、ごめん」


 暗い部屋で、ぼんやりとしか顔は見えないが、佳菜は俺の手を握って言った。


「……いいよ。あれは俺が悪かった。ごめん。キスの事も」

「っ!それはもういいから!忘れて!」

「あはは。キスくらいで。佳菜はお子様だなぁ」

「むぅ!私のファーストキスだったんだから!責任取ってよね」


 え、今更高校生でファーストキスがまだなやつとかいるのかよ。


「キスじゃ子供はできないぞ」

「分かってるよ!もう!」


 そう言って、布団のなかでべしべしと俺を蹴る。


 かくいう俺は、なんで同じシャンプーなのに、佳菜はこんなにいい匂いなんだろう、なんてことを考えていた。


「ねぇ、陽」


 そして佳菜は身を寄せて、俺に三度、その言葉を言う。


「何かあったら、私を頼ってね」


 その言葉に、俺は無責任にも手を握り返して答えてしまう。


「うん」


 きっと、そんなことは絶対あり得ないのに。


「なぁ、佳菜」

「なに?」

「……ごめんちょっと離れてくんない?めっちゃムラムラするんだ」

「……やだ」

「襲っちゃうぞ☆」

「………ん」


 結局何もせずリビングで寝ました。


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