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序・異世界へ行く方法
序君たちは異世界へ行く方法というと何を思い浮かべるだろうか
軽トラックにひかれる
自殺する
ある日突然不思議な扉が現れる
まぁ、いろいろあるでしょう
僕の場合、異世界へ行くのは扉をくぐることだった。
ある日、退屈な日常に飽き飽きしていた僕は謎の人物から1本のカギをもらった
そのカギは透明でどんな鍵穴にもさすことができた
そしてそのカギを鍵穴にさして回し、扉を開けると
そこは自分の見たことのない世界だった
僕の胸は弾んだ
退屈な日常から一時期でも逃れることができるなら…
だけど、僕にカギを渡した人は言った
「カギの力は旅先の世界で1週間、それ以降は君の元居た世界へ戻れなくなり、君の存在はすべての世界から消え去ってしまう。それは異世界であっても例外ではない」と
これは、僕が旅をしてきた異世界の断片
信じるか信じないかはあなた次第ということで…
