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お酒に合う曲の話

 やあ、樋口諭吉だ。


 お酒を飲みながらエッセイをあげるのが、同志たちの間で流行っているみたいだから、おれもやってみるぜ。


 どうせ札束君は、ヤベー奴だから、デスヴォイスのメタルでも聞いてるんだろうって? まあ、聞くけれども、そればっかりじゃないんだ。


 まず、おれは基本的に邦楽は聴かない。楽器が全部シンセで、セッションの欠片もなかったり、ヴォーカルの下手さをミキサーでごまかしたり、そういうのが大嫌いなんだ。

 中には素晴らしいものもあるだろうし、たとえ、君が「邦楽を好きだ」と言っても、否定したりはしない。そもそも、うちにはシンセがあるし、シンセを否定しているわけじゃない。単に、演奏や歌に本気さが見えないものが、個人的に大嫌いなのだ。逆に魂のある曲は好きだ! 地球の裏側の曲だって聞くぞ。


 じゃあ、どんな曲を聞いてるんだって? 興味のある人がどれだけいるかは知らないが、今日はお酒がうまくなりそうな曲を、おれの好みからピックアップして紹介していこうと思う。一曲でも気に入ってもらえたら幸いだ。この中に知ってる曲あるぜ、という奇特な人がいたら、コメントしてもらうとお気に入り登録して割烹とかに遊びに行くかも知れない。なになに、迷惑だって? ……ごめん。


 妄想で軽く凹んだところで、まず、一曲目行くぞ!


 つべで探せるように、つべに乗ってるタイトルをアクセント記号無しで書いていく。よかったらググってみてね。そして、聞いてみて、気に入ったら買ってやってくれ。


 邦楽を買って、利権団体なんとかラックにお金を落とすよりもよっぽど(以下自粛。


 KORPIKLAANI - Vodka (OFFICIAL VIDEO)


 コルピクラーニは明るい曲が多い。落ち込んだときとかに聞くといいぞ。いきなりメタルでごめん。やっぱりヤベー奴だって? 他のは違うし、一曲ぐらいはいいじゃないか。曲名はズバリ、ウォッカ。酔いどれろおおぉおお!


 Santiano - Es gibt nur Wasser 2012


 ザンティアーノは、男性ヴォーカルだ。おっさんどものこの熱さを見ろ! 度数の強い酒を、チェイサーで流し込め! ドイツ語は、だみ声、まじで似合うよね。


 Lunasa - Morning Nightcap (Glasgow, 2007)


 この曲は、3パートで構成されている。歌はないぞ。ケルティックな曲は単調なフレーズの繰り返しが多いんだが、これは、明るくなったり、暗いけれども熱くなったり、曲調の展開の幅が広くて楽しめると思う。つべにあがっているものだとPlasencia Folk 2010より、2007のほうが音が綺麗だ。


 Solas : Nil Na La - Reunion 2006


 アメリカのアイリッシュ系移民がつくったバンドで、女性ヴォーカルだ。解散して再結成したからリ・ユニオン。アルバムのタイトルにもなっている。曲調は単調だけど明るくて楽しそうなので、お酒が進むと思う。ウイスキーやビールのお供にどうぞ!


 On Fire Live - Michel Camilo - Anthony Jackson - Horacio (El Negro) Hernandez


 カミロは速弾きで有名だが、速弾きがヤバすぎて、ドラマーの力量を見ながら引いているフシがあるんだけど、これはドラマーがとんでもないので、全開で引いている感じ。ラテンの血が騒ぐぜ! 日本人だけれども! ついお酒そっちのけで見入ってしまう。酔いが回ってきたな。


 最後はきれいな曲で締めようか。


 FAUN - Federkleid (Offizielles Video)


 これは、ドイツ語なんだけど、ヴォーカルがめっちゃきれいに聞こえるよね。基本ドイツ語はアクセントが第二にあるせいで、だみ声のほうが似合うイメージなんだけどな。切れ味のある縦笛とハーディーガーディーに酔いしれるのだ。


 ね? 普通の人だっただろ?

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