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次元の話
やあ、樋口諭吉だ。君は、次元について考えたことがあるか?
ファンタジー物を書いたことがある人は、少なからず興味を持っているんじゃないだろうか。
縦・横・高さ、これが3次元だよな。俺達のいる世界だ。
漫画なんかは2次元で、線が1次元。
ときに、同志諸君、4次元空間って想像できるか?
縦・横・高さに、通常は時間軸が加わる。この場合、時間軸の移動無しで3次元的に移動すると瞬間移動になる。
数学的に4次元を想定すると、3次元的な密室は、密室ではなくなる。壁とかが、すり抜けられるようになるんだ。
ここらへんが、いわゆるファンタジーの「時空魔法」ってことになる。拙作、いたもんの時空魔法もココらへんは踏襲しているぞ。
4次元空間においても、重力は問題なく働く。だから拙作「いたもん」では、重力魔法>時空魔法の序列になっている。
AIの世界では、10次元とか普通に扱う。次元が大きくなると情報量が指数関数的に増えて、大変な処理速度が必要になる。これを『次元の呪い』という。
ちょっとかっこいいよね。うん。