はじめに
やあ、底辺作家の樋口諭吉だ。仲のいい同志達からは『札束君』と呼ばれている。
本編はエッセイなので、源泉かけ流しで行くぜ。改稿やルビ振りなどは意図的に減らす。
読みづらかったらごめん。
最近、カード会社のCMで、「現金って本当に安全ですか?」みたいなのやってるじゃん。あれを見て思ったんだけどさ。カードの危険性と比べたら、現金って本当に安全だよ? カードの使用率があがればあがるほど、借金って増えるんだからな? 使うカードの数が少ないほどお金は貯まるし、なんなら、カードなんて使わないほうがお金は貯まるんだ。
ポイント還元とか、そういう末節の話は別だぜ? 今、おれが言ってるのは総論な。これは統計学的にも、心理学的にも、そういう結論が出てるんだよ。論文も漁ればすぐに見つかると思う。カード普及率の高い国の個人負債額とかをGDP比なんかで比べて見ても面白いかもな。
ポイント還元といえば、政府の消費税のポイント還元もそうだよ。カードを使わせて、国民の金をより流動させようってわけだよ。この政策には良い点と悪い点がある。良い点は、経済の流動性があがるってこと。悪い点は、格差が広がるってことだ。貧乏人はますます借金をし、金持ってる金貸しが、ますます金持ちになるんだ。今すぐ非難しないと? オーケー。ただし、これは財布の紐が硬すぎる俺ら国民も悪いんだぜ? 日本の経済流動性ってかなり低いからな。みんな、国産のものをもっと買おう。
閑話休題。
別に経済の話がしたいわけじゃないんだ。おれが書きたかったのは小説のことだ。おれは『いたもん』という小説を書いている。それを読んでくれたある同志いわく、「札束くんって性格悪いよな」と。弁解させてくれ。たしかに、おれは、せっかちだし、刺激的なことは好きだし、斜に構えて世間を見ているが、それだけなんだ。「性格はごく普通だよ?」ということを主張するために、エッセイを書いてみることにした。
あいつはヤベー奴、なんて風評がついたら、ただでさえ読まれない作品に、コメントやブクマがもらえないからな(´;ω;`)
さて、敬愛する同志にならって、このエッセイはコメント欄をフルオープンとしよう。何でも自由に書いてくれ。もし自作の宣伝とか書き込んだやつがいたら最初の数話ぐらいは読んでコメントしよう。ただし、お約束だけどその場合は、自分の作品を完全に棚上げにして辛口だ。おれはブーメランが頭に突き刺さっていても、パンチを繰り出す男なのだ。というか、同志たちがレビュー企画をやってるので、当面はそっちをおすすめする。
それでは、コメントまってるぜ。