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2006/07/22 「死後の世界」
story 00
「死んだらどこに行くのだろう?」
ノロはぼんやりとそういうことを考えていた。
いつのまにか寝ていた。
Story 01
(背景、白。黒色のシルエットだけが見える。)
死刑台がみえる。
一人ぶらさがっている。
なんだろう。
Story 02 「屋上から、」
夜、風が寒い。
僕の住んでいるアパートの屋上へ来ている。
屋上、30メートル。ここから落ちれば、命はないはず。
すでに、飛び降りる寸前の場所まで僕の足は歩いていた。
「飛び降りる?」
…………
僕は飛び降りた……
風だ。夜の風だ。
寒い……
僕の意識は遠のく。地面が、あとわずかのときに。
Story 03
僕の意識はまだあった。でもここは病院じゃなかった。
どこなんだろう?
緑の草原がある。
明るい草原だ。
風が、不思議だ。心地よい風になっている。今までこんな風を感じたことはなかった。
そうか、ここは天国か。
僕は死んだのだ。
でも後悔はしていない。これで良かったんだ。
歩いた。
僕はいくらあるいても疲れを感じなかった。いくらでも歩けた。
Story 04 分身
「っ……」
僕のうしろから声が聞こえた。
男の子だ。ちょうど僕と同じくらいの年頃の。
「君は、だれ?」
僕が聞いた。
「僕を見ても誰だか分からない?」
虚ろな目、灰色の瞳、灰色の髪、水色の服。……これは。
これは僕だ。
「僕は君の分身。つまり僕は君で、君は僕」
分身……
「ノロ・ファウスト」
「えっ」
「君の名前。つまり僕の名前でもあるわけだね」
2006/06/08
『虚無』
むなしい……。
何もかもが意味を持たなくなっていった。
本当に意味があるのだろうか。
表面的な、うわべの、たてまえの。そういう意味なら存在する。でも、それが本当に自分が納得する意味なのか。それには疑問しか感じない。
「これから何をやるの?」
「何を求めているの?」
「本当にそれを求めているの?」
「後悔しない、と思う?」
何をやっても後悔することは変わらないと思う。そしてすべてが無意味だと思い始めている。
がんばって勉強して、いい学校に入って、いい会社に入って、毎日毎日、汗水たらして生活費をかせぐ。
「後悔しない? 満足してる?」
どうやら僕には理解できそうにない。
『生きている理由』
無い。
そして、死ぬ理由も無い。
精神部分(心)は、死んではいないが、生きてもいない。
2006/05/30『ある少年のはなし』
『ある少年のはなし』
ある少年はいじめにあい、引きこもる。少年はそのとき小学生だった。
一日中、暗い部屋の中にいた。唯ぼんやりしていた。
少年には友達がいなかった。誰も心配してくれなかった。
小学校を卒業するまで一度も登校しなかった。
少年は中学生になっても学校へ行かなかった。
一日中、部屋の隅っこでうずくまっていた。
次第に少年の父母は機嫌が悪くなって行った。そしていつしか少年は虐待を受けていた。
少年は自分の部屋にこもった。
毎日毎日怯えていた。
ろくに御飯さえ食べさせてもらえなかった。
少年の体はみるみる痩せこけた。
肉体的にも精神的にも疲れ果てた。
そのころから少年は幻覚を見始めていた。二十四時間、父と母の虐待を受けている幻覚だった。意識がもうろうとした。
ある日、家に誰もいないとき。
少年は唯ぼんやりとしていた。
タンスの裏に何かあることに気づいた。
タンスの裏にあったもの、それは、白い粉が入ったビニール袋だった。
その粉からは甘い臭いがしていた。
少年はそれを吸った。気持ちが穏やかになった。
それから少年は苦しい思いをする度にその粉を吸った。
一日一回吸っていたが、それでは物足りなくなり、一日一回が二回、四回、しまいには一日十回以上も吸うようになっていた。
二週間後、粉を使い果たした。
それからの少年はあまりにもひどい苦しみに襲われた。
朝から晩まで体の震えが続き、そしていつもいつも不安と恐怖を感じていた。
夜は一睡たりともできない日々が続いた。
少年の体は衰弱した。
動くこともままならなくなっていた。
いつしか少年は夢を見ていた。
永遠とも言えるときの中、少年は夢の中をさまよっていた。
父母は、少年の体を捨てるように、土に放り込んだ。
世の中は何事も無く動いていた。
2006/05/27
『ある日のノロ1』
主人公:ノロ・スタンダード
「邪魔だッ!」
父はノロを蹴飛ばした。ノロは部屋の隅へ行ってうずくまった。
「邪魔だッ! 早く学校へ行けッ!」
ノロは無言のままカバンをせおい、家を出た。
学校はいつもの殺風景な雰囲気があった。ほどんどの生徒がぺちゃくちゃしゃべっている。僕にとっては耳障りでしょうがない。徐々に気分が悪くなりながら、時間は進んでいく。
放課後、帰宅する。
夕方だった。夕焼けの明かりを見ると、なんとも言えないぐらいの苦しみが襲う。なにか、昔の忌まわしい記憶と言うような、そういう思い出したくない苦しみが再沸騰する。苦しい、肉体的には苦しくなくても精神的には苦しいんだ。憂鬱な心境がより憂鬱になる。
何か変だな。といつも思う。何かが違うようだ。それは物理的なものではなく精神的なものなんだ。あなたはそうは思わないのですか。
その、変だなと思う気持ちが現れ始めてから、ようやくその意味が分かり始めた。これは、生きることに対する疑問だと。僕はなぜこうまで苦しみ続けて生きなきゃならないんだ。と、このとき思った。
生命は生きることに満足しているから、生きる意味があるのだと思う。でも、その満足を得られていない人間、つまり僕のような人間はどうすればいいんだ。
どうもしないのか。冷静に考えてみれば、僕がどう思おうと他人には関係のないこと。僕が果てしなく苦しんで自殺を考えるまでになっても、他人にはこれっぽっちも苦しみを感じないし、同情も心配もしない。見捨てることが日常的に行われている世の中だ。別におかしいことじゃない。じゃ、苦しんでいる僕は、ただ苦しみ続けるだけ、というわけか。
僕はこの先も苦しみ続ける。いづれこの苦しみのために死ぬかもしれない。でも、もしそうなっても、そのときは諦めよう。人は遅かれ早かれ死んでしまうから。
そう、いづれ死んでしまうなら後悔のないようにしよう。好きなことをして生きよう。ものは考えようだ。楽観的に考えれば楽になるし、悲観的に考えれば苦しくもなる。だが僕は悲観的にしか物事を考えれない人間のようだ。いくら楽観的に考えようと、物事の真理を見定めようとすれば必ず悲観的に見えざる得なくなる。
苦しいのは感情があるせいなのかな。感情を消せば苦しくなくなるかも。その代わり楽しい嬉しいというプラスの感情もなくなる。でも、後悔はしない。なぜなら後悔という感情もなくなるからだよ。恐怖不安怒り、そして苦しみ、この感情もなくなるはずだ。つまり人間性がなくなるんだ。
……感情をなくしてまで生きてなんになるんだろう。
こうして今日も終わり、また次の日がやってくる。
『生きる意味1』
主人公:ノロ・スタンダード
ノロはこの所、毎日のように「生きる意味」を考えていた。
僕に生きる意味があるとは思えない。人間に生きる意味があるなんて思えない。いや、他の人にはあるんだろうか。他人にはあるけど僕にはない、ということなのかな。ないのかな……。
だけどよく考えてみれば、生きる意味なんて、あってもなくてもそう変わらないんじゃないの。生きる意味を知った所でなんになるんだよ。生きがいがあるかどうかのほうが重要だと思うけどね。……生きる意味って生きがいのことなのかな。
生きがい……。僕にはない。実際この世に未練もない。それでも生きているのは、死ぬのが怖いから。これは僕の、生きる理由だ。
人が死ねば、その親や友達が心配する。
友人のWが先日自殺した。
よく話し合う友人だった。亡くなる前、自殺に関しても話していた。ただ話の題材に使われていただけだと思った。こんなこと話していたっけ。
「ノロ、僕が自殺したらどうする?」
平然とWが言った。自殺を題材とした話がしたいらしいと、このときは思っていた。
「哀しいよ」
「そうか、君は友人の自殺を止めるかね?」
「友人なら止めるさ」
「それが友人のためにならなくても?」
「どういうことだい?」
「つまり、だ。大概自殺をしようとする者は死にたくてするものだろう? ならそれを止めるということは本人の意に反する、ということじゃないかね?」
「僕は友人に死んでもらいたくない。だから止めるんだよ。親だってそうするよ」
Wは死にたがっているとも見えるが、別にいつもの話し合いの範囲内だ。Wは少しでも興味のあることに関しては、とことんまで話し合う人間だ。
「そうか、ではこう聞こう。まあ、自殺しようとする人は苦しんでいるのが大概だろう。親や友人の心配の言葉は心に響くだろう。しかし、だ。しかし、だね」
「もったいぶっているようだね」
「いや、ただ単に言葉が続かなくてね。んんと…………
そう、もしもその自殺者がだよ。常人には計り知れないほどの苦悩、いや苦しみでもいいや、それでだね、凄く苦しんでいたらどうする。
つまりだ、何が言いたいかと言うと、あまりの苦しみゆえに、親や友人が心配しているということすら頭に入らなくなるということだ」
「……」
「言い換えればこうとも言える。親や友人の心配で止めることができる苦しみよりも、それ以上に苦しいんだ。ということさ。
おっと、そろそろ夕暮れ時。じゃあ、また明日」
次の日、Wは来なかった。
生きる意味は人それぞれ違う。そして、生きる意味が必要か不必要かもそれぞれ違う。僕はそう思った。
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2006/05/23
説明。最初に
これは、少年ノロに関係したテキスト群です。
説明。最後に
*文中の「ノロ」とは、ノロ・ホープなのか、ノロ・メランコリーなのか、ノロ・ファウストなのか、あるいは他のノロのことなのか……、それは分かりません。
『苦しみの断片1』
今の人間は言葉で人を殺す。それも多くの人間が。
こういう人たちは増え続ける。特に子供たちにこの様子が見られる。だが、子供だけだとも言えない。いまさら言うまでもないことだけど、人間全体がすさみ始めている。
人が苦しめ会うならば、人間全体がこうなる。つまり今度は、表面的に全部の人間が苦しめ合うということ。
人がそれを望むのだから止められない。でも、止めようとする人がいるなら、止められるかもしれない。それほどの気力を持った人間がいるなら……
『苦しみの断片2』
ノロがいる。
仰向けになっていた。虚ろな目をしている。
ぼんやり天上を見つめている。
ノロは朝に目が覚めるが動かない。ずーっと布団の中で仰向けになっている。朝も昼も夜も寝続けている。一日中、まったく何もせず、ただ天上と空ばかり見ている。トイレのときと、一日一回、一粒の飴を取りに行くとき以外は起きてこない。
何も話さず、何も聞かず、何も見ず、ただ天上と空をぼんやり見つめていた。なんの楽しみもなく、なんの嬉しさもなく、満足もなく、生きていた。感情がなくなるにつれて人形のように見えてきた。目はさらに虚ろになっていく。生きてないようだった。
ノロの体の水分が抜けた。布団は湿っぽくなりカビが生えた。すでに脱水症状のようなものが起きていた。顔は骨の形がはっきり分かるほど痩せた。体は骨ばっていた。
腕と足の皮膚が腐った。ノロの口からは死臭がしてきた。目は開いていない。心臓はまだ動いている。残っている筋肉がたるんだ。植物人間とも言ってよいほど、ノロの体は衰弱していた。ノロは未だに、ぼんやり空を見つめている。
音のない風景。変化のない日常。ただ苦しい日常。ぼんやりした不安を感じる。
空を見ていた。カラスが一羽飛んでいた。子供の投げた石がぶつかった。カラスはこちらを見た。向かってこようとしたらしいが、不意にそれをやめた。羽をしまい込み、潔く落ちた。
ノロは、何か異質で、それでいて共感するものを感じた。
「人は苦しめ合う。……なんで苦しめ合うの?」
(それが満足だからだ)
「満足? 僕は満足しない」
(他人が苦しんでいる、困っている、泣いている、そういうのを見ていると嬉しいから、そうするのだろう?)
「わからない」
(君は違うのだろう)
「苦しい人間はどうすればいいの?」
(どうにかしなさい)
「どうにもできない場合は?」
(あきらめなさい)
『苦しみの断片3』
(話し手:ノロ)
苦しむしかない日常を過ごしているのに、なぜみんな平常を保てるんだ。
他人は、嬉しいとか楽しいとかいう感情を本当に持っているんだろうか。
無意識に苦しみという感情を消しているのだろうか。
他人の様子を見ていると、苦しいことがあってもすぐにその感情がなくなっているように見える。……自由自在に感情をコントロールできるということなんだろうか。
感情はただの電気信号に過ぎないのかもしれない。感情はうわべだけで存在しているのかもしれない。本当に人間は心というものを持っているのだろうか。人型のテープレコーダーに声を録音しているだけではないのだろうか。だんだん、僕にも心はないような気がしてくる。
感情は必要なのかな。
喜怒哀楽。感情をすべてなくしたほうが楽なのかも。
感情がない。ということは、後悔もなければ不安もなく、恐怖もなく、そしてなにより苦しみがない。感じない。その代わり、喜びも楽しみもない。でもそれで悲観したり苦しんだりというのもない。感情がないわけだから……。
でもこれで、「生きてる」と言えるのだろうか。人型テープレコーダーにされるだけなのかな。
誰かが言った。
「生きる意味は自分で探すんだ!」
もうすでに探し、そしてなかった。と、したら。少なくとも僕はそうだよ。
(話し手:メフィスト・リバティ)
他人と話していて、「そうだな」「なるほど」、なんて思うことはあるでしょう?
しかしですね、後々、精神が冷静になったあとに考えて御覧なさい。
「なんだ、分かり切ったことしか話していないじゃないか」
と、思うことが少なくはないはずです。
話している最中は相手の気迫や雰囲気、つまり話し方や、なによりもその人の熱意によってその場の雰囲気が作られます。こちらは無意識のうちにそれに飲み込まれるわけです。しかし、別な見方から見ますと、これは言葉以上の何かが聞き手に伝わったとも言えるでしょう。共感や憧れがあれば、なおさら強く伝わるでしょう。
こうして、「なるほど、もっともだね」と思ってしまうわけですよ。
(話し手:ノロ)
そういうふうにして、冷静に物事を見てしまうと、ほとんどのものは意味を成さないことを知る。それはみんな、分かり切ったものだらけだから。やがてすべての意味が必要なくなる。言い換えると、すべての意味を見失う。
でも本人にとっては別にどうでも良いこと。……必要ないのだから。
『ワンマン』
ワンマン「10は5+5に決まっているじゃないか。9+1ではないのだよ」
ラーグン「え、9+1は10ではなかったのですか?」
ワンマン「この会社じゃ5+5なのだよ。分かったかね?」
ラーグン「はぁ……」
『意味を成さない』
意見というものは、やはり意見でしかない。
他人というものは、やはり他人でしかない。
人間というものは、やはり人間でしかない。
『人それぞれ』
(話し手:???)
意味は人によって違う。受け方が違うんだ。
人それぞれが意味を見出し、答えを見つける。(見つけた気になっている。とも言えるが、別に自分が見つけたと思い込めばそれでいいと思う)
多分それぞれに謎を感じる人がいるかもしれない。その謎は人それぞれに違うということ。それは、それぞれの価値観、思想、感情によって変形されて、その人に一番合ったものへ、存在を変えるはず。
身に覚えのある人は分かるかもしれない。
『人は変わる』
(話し手:ノロ)
昨日の僕、今日の僕、明日の僕。
それはみんな違う。人によっては別人と言ってもいいほど変わる。
昨日と今日で、僕の脳は、同じじゃない。
感情が違う。記憶が違う。考え方が違う。
だから、僕の考えがいつも同じだとは思わないで!
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『あとづけ』
23日にこれを書いた自分。昨日の自分。明日の自分は、それぞれ違う。人によっては別人になるほど違う。感情が違う。記憶が違う。考え方さえ違くなるかもしれない。
私の書く意欲というものは、そう頻繁に存在していません。
2006/05/16
(blog)ノロ,エネミー、ノロ・アナザー
ノロ(Another)「
人が苦しんでいる所を見て、相手は笑う、喜ぶ。人間は互いに苦しめ合う。相手も人間だ。だから敵だ。
他人には関わらない。信用できない。やがて敵だと分かる。この先、我慢、忍耐しかない。それで何が残る? やがて……
世の中には死よりも苦しいことがいくらでもある。となれば、自殺数が増加してばかりなのも分からないではない。
人は色々なことを言う。だが、意見でしかない。意見に惑わされないで。意見は参考でしかない。
うわべと建前だけで作られた人たち。そう見えるだけであってほしい。
相手は人が苦しむのを見て喜ぶ。人の痛みが分からないのだろうか。でも、しかし、そもそも人の痛みは分からないものかもしれない。人がそれぞれに価値観があるように、人の感覚ももちろん人それぞれ。
」
メフィスト(Another)「
言葉というものは、もちろん日常的に使われています。しゃべる、伝わる、と、思っているようですね。いや、言葉は確かに伝わるのでしょうけど、言葉は「情報」そのものではないということですよ。
ここで“情報”という言葉を使いましたがね、“情報”という言葉は100%適している、というわけでもないんですよ。“情報“というよりは“意味“、でしょうか、いやそれでもなく、”精神的情報形態”と言ったら小難しい。んん……“感覚的でまだ言葉にできていない情報”と言ったところでしょう。まあ、これでもまだ100%じゃないのですよ。
“言葉にできない”という言葉がありますね。これは当たり前、あるはずなんです。
さて、ものを言う、ということについて少々考えます。
脳でものを生成 → それを言葉に変換 → それを音声データに変換。
さて次は、相手のほうです。
音声データ受信 → それから言葉を抽出(つまり取り出す) → ものに変換 → 理解
さてさてさて、重要なのは“もの”ですよ。“もの”、とは、まだ言葉にしていない情報のことですよ。
これをですね、言葉から“もの”に変換するのは、それぞれなのです。つまり最悪の場合、送信者や受信者によって(話し手、聞き手によって)“もの”の意味はどうとでも変わるのです。
まあ、気にしない人は気にしないのですよ。相手がどう意味を取り間違えようと、相手が間違ったのだから、相手が悪い、などと思考していればよいのです。なおかつ、人間が互いに苦しめ合うというのならば、それもしょうがないでしょう。
」
シーク(Another)「
生きがいというものがあるんでしょうか。生きる意味はなんですか? 不安と恐怖、すべての苦しみに襲われたとしても、それでも生きるという、その理由は? 意味は?
なんの理由もなく、疑問とさえ思わず、に、生きているわけではないんでしょう?
やはり、ノロさんがおっしゃったように、『死ぬ理由がない』、『死ぬのが怖い』、ということなんでしょうか。まだ僕の知らない何かがあるような気がしてならないのです。
」
パンサー(Another)「
さらに憂鬱状態。少々回復。生きがい、生存理由模索。
」