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カラーワールド〆アストラル  作者: コルころ
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久しぶりのメンツ

黒いまどろみの中で俺は倒れていた。何故俺は倒れているんだろう、何故俺はここにいるんだろう

『…んね』

声がする、顔を上げてその方向を確認する

『本当にごめんね』

女の子が泣いている、右手に輝く箱を持ちながら

『貴方はいい人だったのに、貴方は悪くなかったのに』

なんで泣くんだよ、なんでそんな悲しそうなんだよ

『君、は?』

『私は、私、は……』

名前の部分だけ上手く聞き取れない

『貴方の名前は?』

体が重い、視界が暗いだが最後の力を振り絞り言葉を発する

『はる、と、四ツ谷 春斗』

『春斗、それが貴方の名前』

その言葉と同時に女の子は光に包まれる、髪の色と同じ色の光に

『次は一緒に戦えるよう、貴方の星を救えるよう、頑張るから』


ジリリッ

音と同時に目がさめる

目覚まし時計がとてもうるさい、それを殴るように止める。

『7時50分か』

そう言って再度眠りにつこうとする

『……50分!?』

俺こと四ツ谷 春斗は全速力で着替えを済まし朝飯を食べに下に降りる

リビングには相変わらず妹がテレビを見ながら中学校の準備をしている、余裕だなおい

『おー、兄者今日も騒がしいっすね』

『最近寝つき悪い&悪夢のせいで起きれないんだよ』

妹の茶化しを軽くかわし、朝飯を完食する

『はっ早っ、兄者、凄い才能を持ってるっすね』

やばい間に合わない可能性がある

『いってきまぁぁぁぁぁ』

玄関を吹っ飛ばして家を飛び出る

『あ、そういや兄者、時計10分早めてるの忘れてたんじゃ』

まずい、まずいぞ今日は遅れらんない、今日は日直なのに、先生に殺られる

次は右、その次も右、真っ直ぐ行って左

『このまま行けば間に合うってうぉ』

左に旋回した時目の前に女の子が飛び出してきた

『えっ』

お、これ避けきれない、ごめん少女よ

『グハッ』

『イテッ』

見事ぶつかる、俺は少女に覆いかぶさるように転んでしまった

いわゆる床ドンだ

『あ、こ、これはえーと、とりあえずごめんなさぁぁい』

急いではねのく、その少女はむくっと体を立てこっちを見る

『変態』

いぃぃぃやぁぁぁそんな真顔ででそんな言葉をはっしないでぇぇぇ

『いや本当にわざとじゃないんです、ごめんなさいごめんなさい』

冷たい目は変わらない、真顔も変わらない

『あれっ、貴方は』

『?』

今度はジーッと顔を見てくる、こちらも見返してみるが以外と可愛い、金髪のサラッとした髪に眼は赤、外国人かな、でもどっかで見た気がするなぁ

『嘘でしょ』

何が嘘なんだ?

『すいません時間ないんで行っていいっすか』

ここから走って間に合うか間に合わないかぐらいの時間だろう、マジヤバイ

『あ、ちょっと』

何ですか、何故わいを引き止めんすか?と言いたいがあえて言わない

『このスタジアムにはどう行ったら?』

こんな時に道案内かよ‼︎ついてねぇ

『これは、次を右に曲がってそのまま真っ直ぐ行くとスタジアム運行バスがあるからそれに乗ったらつくよ』

そう説明したら走る。俺は今風になるんだ

『あ、ありがとう』

その言葉に手を振って返して急ぐ。ぶっちゃけ間に合うか紙一重だ

『あ、はる』

聞き覚えのある声が左の角から聞こえた

『ってえぇぇ、雪!?お前こんな時間にここにいたらお前委員会8時からだろ遅刻するぞ』

『何言ってるの?今45分、あと15分ある』

『あれっ』

ここで気づく、俺は昨日時計の時間を早めたことを、日直だからと言って時計をいじったことを

『なんだ、余裕じゃないか、ハハッ今までの焦りはなんだったんだ』

一気に体が重くなる、疲れた、もうどうにでもなれやこんな人生、マジ死ぬわぁ

『たまには一緒に登校しない?』

『別に構わないけど』

雪の申し出に快く返事する、彼女は王咳 雪奈、一個下の幼なじみで小さい頃作ったチームミラクルアベンジャーズの一人そして雪奈のおじいちゃんは王咳流武術の師範で道場やってる、俺もちいさい頃よく通って教えてもらっていた、懐かしいなぁ最近話してなかったしあってもなかったからな、ミラクルアベンジャーズのメンバーの奴みんなそれぞれ避けあってるからねぇ、何故でしょう

『最近、愛理ちゃんと話した?』

『してないよ』

愛理に限っては顔すら合わせてくれてない、なんであんな嫌われてんだろ俺

『愛理は俺のこと嫌いなんだろうな、メールしても帰ってこないし声かけても無視されるし手を振ってもそっぽ向かれるし』

『それは重症だね』

雪も思わず苦笑いになる、そして噂をしてたらなんとやら、ちょうど後ろに珠理がいた

『よ、ようおはよう愛理』

『おはよう愛理ちゃん』

ヘッドホンをつけているため最初は聞こえないのかなと思ったのだが

『おはよう雪ちゃん』

そう言って去って行ってしまった

『やっぱり嫌われてんなぁ』

ガックリと肩を落とし雪に慰められる

『ま、まぁ気をとりなおしていこう』

そうだな、とりあえず日直がんばろう

『久しぶりに運んでくれない?』

『えっ、でも人目に、はつかないね』

《力》を使うのか、ここら辺一週間使いまくったからな少し控えようと思ったんだけどま、いいか

『じゃあ背中に乗ってくれ』

この時間から使ったら学校にはメッチャ早く着くだろうな

『よーしいくか』

ちいさい頃はよくみんなの乗り物にされてたなぁと思いながら集中する

足に徐々に力を込める

『よいしょっと』

跳躍して家の上に飛ぶそっからはどんどんスピードを上げて家から家へと飛び移る

『やっぱり早い、風が気持ちいい』

後ろで陽気な声が響く、この感じも懐かしいな

そんなこんなで学校に着く

『疲れた〜、てか着くの早かったな』

『ありがとう、久しぶりに乗せてもらえて楽しかった』

まぁ俺も楽しかったからいいけど別に

『じゃあ教室行こうか俺は二階だけど雪は一階だっけ』

途中まで一緒に行き階段で別れた。教室に入ると数人しかおらず話し相手もいないので日直の仕事をもくもくと進める

『なんで日直ってこんなだるいのかねぇ』

愚痴を言ってるうちにホームルームが始まる時間になる

仕事もギリギリ間に合って能力使ってよかったと心から思った

『きりーつ、きおつけ、れーい』

日直は挨拶もしなければいけない、もういっそのこと日直係り作れよ。

着席と同時に眠りに着く、ホームルームと6時間目の授業は眠いと相場が決まっている

ガラッ

いきなり教室のドアが開けられる、だが俺はそんなこと知らん眠いから寝る。と思っていたのだが、

『ハルくん』

声をかけら多方向を向く

『えっと、ん?』

誰だろ、この白髪で人形さんのように可愛い子は、とりあえず俺は起立して対応する

『僕ですよね』

そう言うと同時に女の子は飛びついてくる

『久しぶり、会いたかった、ハルくん』

なんとなく思い出した気がした、ミラクルアベンジャーズのメンバーであって副リーダーだった

『梨乃か?』

『うん‼︎』


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