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1回戦中編 緊急事態発生 第3位の苦悩

『3年リード3年ローラ闘技場に来なさい。』


「よし!今回も10位以内に入れそうね!」

「相手はローラか?こりゃ面倒だ。」

「これより3年リード 3年ローラの対戦を始める。始め!」

「行くぜローラ!俺のモットーその一仲間は傷つけない!その二女子供はnちょっ待て!ぐえ!人が喋ってんだぞやめろ!殴るっく、な!

やめr」

ローラは話しているのに関わらず問答無用に殴りリードを倒した。

——————

———

『3年ジーク 1年キラー闘技場に来なさい。』


「というわけでキラー行ってきます。」

「がんばれ!」

「愚弟。気を抜くなよ。」

「あれ?ギル心配してくれてんの?」

「違う。無様に負けて一族の名を汚すなよ。」

「ギル酷えよ。」

「ささっと失せろ。」

「へえへえ。」



「機械を極めし者よ。人事を尽くせ。それが選ばれし者に対する礼儀だ。」

「だから言ってるだろ。俺は5(ファイブ)に選ばれし者。5(ファイブ)として選ばれるべき存在だ。その為だけに俺の身に封印されし魔物を解放する。」

「フハハハ!貴様の実力はその程度か?余の力には到底及ばn」

「ジーク。ふざけてないでささっと行け。」

「……時間の無駄だ。……」

「んじゃ行ってくる。」

「ルシウス。せめて最後まで言わせてくれても…」

「……」

「承知した。」

「厨二君?やけに弱々しいなぁ〜?」

「黙れ。」

---

--

-

「ヨロシク。キラー。」

「あなた。初対面ですよね?」

「フレンドリーなのがこの俺ジークだ。」

「そうですか。こちらこそヨロシクです。」

「これより3年ジーク 1年キラーの対戦を始める。始め!」


(速攻でも決めるか。)

とキラーは決め、存在感を消した。

(あれ?キラー消えちまったな。仕方ない。)

とジークは目を閉じ、魔法を発動させた。

(もらった!)

このチャンスを逃すものかとキラーはナイフをジーク首元に近づけた。

しかし、その瞬間。

「油断したな。1年。」

「な⁉」

気付いた時にはナイフを持つ手からナイフを奪われ、頭を掴まれ足が地から浮いていた。

そしてそのまま床に叩きつけられた。

キラーの意識はそこで消えた。

「一つ忠告。魔法を過信しすぎ。こんな風な予期せぬ事態を想定しないと。ま、そう言っても聞こえてないか。」

「勝者3年ジーク。救護班、負傷者の処置を頼む。」

---

--

-


「嘘だろ。キラーがあんな一瞬で。」

「ったく。一族の恥め。だから気をつけろといったのだ。しかし、捕まるだけならともかく、

あんな一撃でやられる奴じゃない。あのジークという男、只者ではないな。人間なのか?」

「さあな。にしてもこの感じ久しぶりだ。」

とルークは足が震えていた。

「恐れか?」

「いや。」

とルークは椅子から立ち。

「あんな奴とこれから闘えるという嬉しささ。」

と彼は一瞬心からの笑みを。

忘れていた笑みを。

純粋な笑みを。

5年ぶりに浮かべたのだった。

それは彼の親友も久しぶりに見た、彼が見せなくなった笑顔である。

それに少し安心したのだった。

彼は思っていたよりも過去に囚われていないのだと。



「戻って来たぜ。」

「くたばらなかったか。」

「ロイ、親友に対する言葉かよ。」

「誰がお前なんかと。」

「おい、良いのか?俺が消えるとお前ボッチじゃん。」

「別に気にしねえよ。むしろ静かで良い。」

「酷えな。あいつと比べればマシじゃね?」

「同感。」

「ってか、フランシスとルシウスは?」

「さっきアナウンスで厨二が呼ばれた。ルシウスは知らん。」

「あっそ。フランシス、今日はどんなショーだろうな?」

「楽しみにしてんのか⁉あんなののどこが良いんだ⁉」

「まあ。退屈はしないな。」

「理解不能だ。」

—————

ーー

-

『3年アン 3年フランシス闘技場にきなさい。』

「はぁ。厨二が相手か。」

しかし、10分経ってもフランシスは現れなかった。

『繰り返す。フランシス至急闘技場に来なさい。棄権とみなします。』

「何やってんのかしら。あの厨二。」

「フハハハハ」

その時上空から声が響いた。

そして上空から人が降りてきた。

着地するかと思いきや嫌な音が聞こえた。

「参zってイテ〜〜‼」

案の定足をくじき、しばらく転げ回っていた。


「あのバカ。何やらかしてんだよ。ウケるwww」

「なw行ったろロイww?楽しみだってww」



「おのれ!余に宿りし魔物が暴れよって。」

「いやwwwやっぱあんたバカでしょwww」

「では時を戻すか」

「待て貴様!時間が遅れているんだぞ!さっさと始めろ!」

「それはすまぬ。だが召喚術をやらせていただきたい。」

「ふざけているのか⁉」

「やらせていただきたい。」

「貴様!」

「やらせていただきたい!」

「はぁ。分かった。ささっと終わらせろ!」

「ではやらせていただく。」

と押し問答を終わらせ、フランシスは距離をとった。

そして、右手を前に出し薬指と小指を丸めて、祈りの形にし。

「我が眷族に命じる。我が血と魂を糧にし我の力となれ。さあ光より蘇り闇を打ち砕け!」

そう言うと暗雲が立ち込めた。

そして爆音とともにフランシスの後ろに落雷が落ち、辺り一面眩い光に包まれた。

目を開けるとそこには白銀のドラゴンが出現していた。

「初めての者もいるであろう。皆の衆に紹介しよう。我が眷族にして天空の覇者。雷光より現れし、闇を打ち砕く白銀の龍ライトニングシルb」

「長い!」

「ギャアアアアア!」

言い終わる前にドラゴンが話し、フランシスに噛み付いた。

「貴様!主が話しているのだぞ!邪魔する奴があるか!」

「貴様こそなんだ!10分遅れといて!必要のない無駄な行いをして!他人に迷惑をかけるな!すまない教官殿とアン殿。」

「貴様無駄だと⁉許さn」

「貴様等ささっと始めろ!」

「申し訳ない教官殿。」

「了解致した。」

「ったく!これより3年アンと3年フランシスの対戦を始める!始め‼」


始めの言葉と同時にアンは銃を乱射した。

それをフランシスは槍で防いだ。

「貴様。殺す気か?」

「大丈夫。あんたは死んでやり直した方が世の為よ。」

「っク。ライトニングシルバーよ余に力を。」

「やかましい!貴様が反省するまで力は貸さぬ!」

「な、何を!余が天に召されるでないか。」

「貴様ならなんとかなるだろ!さらばだ!」

と言い残しドラゴンは去って行った。

「裏切りおって!まあなんとかなるが。」

と言いフランシスは槍を捨て銃弾を素早く避けた。

そしてアンを転倒させようとした。

しかし、銃を撃たれ避けたため失敗する。

「女だから手は出せないって訳?アハハww無駄だって紳士でも気取ってる訳?それで死んでも言いわけ?」

とアンは嘲笑う。

「天に召されるのは御免だ。だが勝算はある」

と返した。

そしてすぐにアンの後ろに回った。

しかし、アンもすぐに追いつくがさらにフランシスが後ろに回った。

そして一緒の隙をついて銃に蹴りを入れ吹き飛ばし、足をひっかけ転ばせる。

アンの後頭部抑えながら床に寝かせようとするが

「残念でしたw」

と言い魔法で移動した。

銃を拾い、フランシスの頭に向けようとしたが

「動けば気を失うぞ。」

既にアンの後ろには、槍を拾い槍を構えていたフランシスがいた。

「ッチ。負けたよ。」

「勝者フランシス。」

---

--

-

「よ!フランシス。笑わせてもらったよw駄目だ腹痛いwww」

「参zってイテ〜〜www厨二くんダッセ〜〜www」

「だ、黙れ!」

「あとあれ。ギャアアアアア!も笑ったよwww」

「しまいにはトカゲに説教されてるしwしかもトカゲが正論ってwww」

「貴様等余を愚弄しておるのか‼許さぬ成敗してくれる‼」

「……フランシス……」

「ル、ルシウス居たのか?」

「……フフ……笑えた……」

「ルシウスが笑った⁉って違う‼やめろ!これ以上笑うでない!」

「しばらくのネタになるぜw」

「誰か録音していないのかww?いくらでも金出すぜwww」

「貴様等いつまで笑っておるのだ!」

———

——

『3年ロイ 1年ロック闘技場に来なさい。』


「呼ばれたか。毎回思うが雑魚と闘うことが多くね?ランキング高い奴同士ぶつけないのは何か意図でもあるのか?」

「魔界の魔物よ。選ばれし者の一人を雑魚と呼ぶでない。」

「そうだぜ。ロックも頑張ってんだ。」

「ジーク。ロックって知り合いか?」

「いや。名前しか知らん。」

「ッチ使えねえ。他人に馴れ馴れしいんだよお前。」

「ロイそりゃねえぜ。まあコミュ症のお前には理解不能か。」

「勝手に言ってろ。」

と言ってロイは競技場に向かった。

———

——

しばらく歩いていると辺りから声がヒソヒソと聞こえてくる。

「あいつ、まだ退学になってないのか?あの裏切り者の弟だぞ。」

「相手の1年気の毒だぜ。よくて退学。悪けりゃ死んでもおかしくないぞ。」

「あいつがいるからいつも不安だわ。」

「そのくせ人を見下してくる。お前の方がよっぽどクズだって分かってないぜ。」

もう何度も聞いた罵声。

彼はもう気にしもとめない。

ひがみとしか思わないからだ。

ただ言われてるだけでは何をしでかすか自分でも分からないため

「今の言葉に責任を持てよ。顔は覚えたぜ。夜道に気を付けな。」

と脅しておく。

こうすればしばらくは奴らも大人しくなるだろう。

自制もできる。

やがて競技場入口が見えてきたが

「おい待てよロイ君。」

と呼び止める声が聞こえた。

見ると4年から6年と思わしき18人が周りを取り囲んだ。

「なんすか先輩?」

「覚えてないのか?お前が予選で俺らを倒したから、30位以下確定だ。お前にはその責任を取ってもらう。悪く思うなよ。」

「悪く思うなですか。それは俺の責任じゃないっすよ。先輩達が弱すぎただけっしょ?責任転換もいいとこですよ。」

「テメェこの状況で調子こくなよ!3位といってもこんだけの人数いりゃさすがにタダじゃすまねえって分かんねえのか⁉」

「調子こくな?誰に口聞いてんだ⁉雑魚が!」

「テメェこそ誰に口聞いてんだ⁉裏切り者の弟が!」

「ギャアギャアうるせんだよ。群れることしか能のねえ雑魚が!だいたい俺の魔法は大人数の方が向いてる。賠償請求されたらあんたらに請求したいところだが、寛大な心の持ち主である俺はこれから無様な姿になってしまう先輩達が可哀想なので請求しません。良かったっすね。」

「お前は俺たちを甘く見過ぎだ。正攻法で勝てるとは思ってねえよ。連れてこい。」

そう言うとリーダー格にあたる男が女を二人連れて来た。

「察しの良いお前なら分かるだろ?お前が暴れたらこいつらはどうなるか。寛大な心のロイ君。」

「テ、テメェ等卑怯だろ!俺だけを狙えよ!」

「分かったら言う通りn」

「とでも言うと思ったか?」

「は?」

「え?」

「そんな。イヤ。助けてよロイ!」

「あのさ、捕まったお前らが悪いの。俺はお前ら知らないしね〜。」

「あんた血も涙も無いの!」

「うんなもんあってメリットあんの?俺は正義の味方でなければ善人でもない。お前ら都合良いと思わない?さんざん暴言、罵倒して来といてさ。今更、助けてロイ様!ってアホじゃねえの。俺はそんな奴犯されようが、殺されようが知りません。ってか死んでください。」

と満面の笑みを浮かべ話した。

「お前はクズだな。まあお望みどおりこの場で殺してやるよ。」

「イヤ!誰か助けて!」

っとリーダー格の男は人質の女の首元にナイフを近づける。

「あ。そうだ先輩。」

「何だ?今更やめて欲しi、っは。」

「人を殺そうとしたんだ。意味分かるよな?」

「き、きゃあああ!」

ロイはリーダー格の男に持っていたナイフを刺した。

その隙に女二人は逃げ出した。

「あの野郎。行くぞお前ら!ぶっ殺せ!」

「「ウオオオオ!」」

「久しぶりの殺しだ!」

———

——

たくさんの死体の山に血塗れのロイが座っていた。

「やっちまった。俺が殺した。俺が。殺したんだ。許してください。」

と涙を浮かべて懺悔していた。

———

--

-

「レオ、スタンバイ頼むぜ!」

「任せて。」

「ったく。フランシスの次はロイが遅刻か?どいつもこいつも。うん?やっと来たか。ロイ貴様遅れて来るとは良い度k、き、貴様どうした?」

「きゃあああ!」

やって来たロイは血塗れの状態だった。

「お前一体何があった?」

「ブライアン教官。俺。人。殺しちまった。人質をとって殺そうとしたんだ。俺は間違ってない。正当防衛だ。信じてくれ!」

と涙ぐみながら訴えた。

「お前の言い分はよく分かった。大丈夫。大丈夫だ。証人が見つかるはずだ。お前は犯罪者にはならない。中止だ!アレックス教官は

死体の確認を。シェリー教官は衛兵の要請を。ロイお前はここにいろ。少し話を聞かれるはずだが大丈夫か?ロック悪いが中止だ。」

「何言ってるんですか?やりましょうよ!」

「貴様ふざけているのか?中止だ中s」

「興ざめするじゃねえかよ!楽しませろよ!」

「き、貴様まさか⁉」

「そうだよ。悪魔使いだよ!」

ロックの体は黒くなっていた。

「さあ、ロイ!楽しませろよ!」

「許してください。許してください。許してください……」

「ああ?期待ハズレかよ!だったら興味無い!失せろ!」

と手を上にあげ隕石を落とそうとする。

「死ねえええ!」

ロイに当たるその瞬間隕石が消えた。

「あ?何があっt、ッグワアアア!」

気がつくとロックはロイに吹っ飛ばされた。

「やりやがったな!人間が!悪魔に勝てるとでも思ってるn、っグハ。人間如きが悪魔にk、グワアアア!」

「お前が死ねえ!」

ロイの猛攻が続く。

辺り一面を破壊しながら。

「お前達ここは危険だ!早く避難しろ!」

教官の声が響く。

そしてロックは意識を失った。

それでもロイの猛攻は止まることを知らない。

「俺は悪くない。お前が悪い。お前が死ね。お前が死ね。お前が死ねえ!」

その時肩を叩かれた。

「もうやめろ。もう大丈夫だ。」

「ジーク?何で?」

「はあ。何度も言わせんな。親友だからだ!」

「こんな俺でも?」

「ああ。」

「人殺しでも?」

「気にしない。」

「俺が怖くなi」

「しつけぇな。大丈夫だっつうの。それに俺だけじゃない。」

「え?」

「後ろを見てみろ。」

振り返るとそこにはジークやアン、レックスを中心に避難誘導が行われ、メリーとルシウスがロイの魔法を防いでいた。

「ロイ。お前の事を恨む奴もいる。だがな俺を含めお前と喧嘩をよくするフランシスもローラも嫌いかもしれないが罵倒することはしない。少ないかもしれないがお前の味方はいる。だから安心しろ。俺達が側にいる。」

「ジーク。みんな。ありがとう。」

「なあに。気にすんな。後でなんか奢れよ。」

「ハハ。何が食いたいか決め、とi」

と言いかけロイは倒れた。



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