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トーナメント戦1回戦第1戦ルーク対レックス

真名しんめい

自分の姓もしくは魔法名と自分の名をアナグラムで組み合わせた誕生名バースネームのこと。どちらも人に知られれば不運を招いたり、感情をコントロールされるなどの呪いに使われる。特に誕生名は生死に関わる程の呪いに使われる。


誕生名バースネーム

魔法を初めて使えた時からおのずと分かる名前。魔法名と自分の名をアナグラムで組み合わせたもの。生死に関わる呪いに使われる。




「お前の許嫁、狂ってんのか?」

「さあな。しかも誕生名の方を教えて来やがった。自殺願望でもあるのか?」

「そんなことは忘れて、今日のトーナメントに備えよう。」

シンの言葉を聞き彼らは武器の準備をしに行った。


「俺の相手はレックスか。どんな魔法を使うんだろうか?」

そう呟き、準備を終えたルークは闘技場の控え室に向かった。

そこにはギルが居た。

「ようギル。」

「ルークか。少し良いか?」

とギルは問いかけた。

「何だ?」

「お前の彼女、エリナか。前に聞いたお前の好きなタイプはお前と同じ髪色は銀、目の色が青でクリスティアに似ていると聞いていたが、エリナは金髪蒼眼でクリスティアには似ていないが何故彼女に?」

「ああ、なるほど〜」

ルークは少し考え

「俺が好きな人に似ているだけの人が良いとやっぱり思えなかった。だったらせめて俺のことが好きな人を彼女にしようと思っただけだ」

「なるほど。シスコンの症状が酷いんだな」

「ギルは違うのか?」

「俺はあのク…いや自分の妹には嫌悪すら覚える。名前を聞くと反吐が出そうだ。そもそもお前の様なシスコンには今まで会ったこともない」

「マジか?」

するとアナウンスが流れた。

『3年レックス、1年ルークは闘技場に出なさい』

「お、呼ばれた。んじゃ行ってくる。」

「気をつけてな」

ルークは闘技場に向かった。


闘技場はまるでコロシアムの様に観客が見れるようになっていた。

ルークは真ん中に向かい立っていた。

「これより3年レックス対1年ルークの対戦を行う」

「よろしくお願いします」

「ッチ。ああ」

感じが悪いっと素直にルークは思った。

「では始め!」


始まって直ぐにルーク右に避け、レックスの攻撃を躱した。

すぐさまルークレックスに突っ込む。しかし斬り付けようとした瞬間レックスが蹴りを与えようとしたため後ろに下がり避けた。だが脇腹に痛みがあった。

「ック」

「ああだり〜」

ルークはその後も避け続けたが、頭や腹にダメージを受け続けた。

正面突破が無理と判断し、ルーク床に触った。

すると床から岩が現れた。

ルークは岩に隠れた。

レックス頭を掻きながら

(めんどくせー。土系の魔法か?)

と考えていた。

ルークはその隙にレックスの後ろに隠れ、すぐさま腕に斬り付けた。

そして煙幕を作成し、それを使い直ぐに隠れた。しかし、その時

「ッチ。ああ疲れた。悪いが棄権する。」

とあっさりと降参した。

しかし、審判は認める気は無いらしく

「貴様!ふざけているのか⁉」

と言ったが

「あぁ⁉」

「ッヒ」

睨まれ黙った。

そしてルークに話しかけた。

「おい1年」

「何ですか?」

「あんな大規模な魔法を使うのは良いが、1日2戦の時もある。ここが戦場なら前線から戻る前に魔力が切れて下手すりゃ死ぬ。考えてつかえ。ったくそんなこともわかんねーのか」

「あ、ありがとうございます」

助言貰いルークは礼を言った。

しかし、観客から

「ふざけんなレックス!」

「テメェにいくら掛けたと思ってやがる⁉」

とヤジがあがった。

するとレックスは

「あぁ、うっせえな!負け犬がぎゃあぎゃあ騒いでんじゃねえよ!」

と言い放ち闘技場から出て行った。


レックスは出て行くと

「あら?レックスまた棄権したの?ビビってんの?」

「下品な女だ。何の用だアン?ハイエナになったつもりか?」

「アッハッハ!何それ?罵声のつもり?負け犬の遠吠えにしか聞こえないけど?」

「フン!勝手に言ってろ。弱い犬程よく吠えると言う。」

「ふ〜ん。余裕ぶっこいてんのはいいけど今度こそテメェから11位の座奪い取ってやるから!」

「そうか。期待してるよ」

そう言ってレックスは部屋に向かった。


「終わったな。1回目が」

「両者とも強いな。だが人事を尽くさないとは愚かだ」

「同意する」

「機械の極めしものジークよ。貴様も同類だぞ」

「何言ってんの?あれが本気だぜ?」

「よくその様な戯言ざれごとを」

「さっきからうっせんだよ!機械オタクと厨二が!」

「黙れ魔界の魔物め!我がエクスカリバーで討ち取るぞ!」

「そういうところがうるせえんだよ!厨二が!妄想野郎!」

「貴様!余を愚弄したな?成敗してくれる!」

「落ち着けフランシス。何荒れてんの、ロイ?」

「イラつくんだよ!」

「たかが1年にボコボコにされただけだろ?」

「お前殺す!」

ロイはジークの襟を掴んだ。すると

「……見苦しいぞ……少し慎みを覚えろ……」

「ッチ。変態が来たな」

「助かったぜルシウス」

「済まない。ルシウス。」

ルシウスの登場で場が静かになった。

「……それにしてもあの1年……ルークと言ったか?……」

「それがどうした?ルシウス?」

「……いや……ただ禍々《まがまが》しい負のオーラを感じてな……」

「そうか、お前も厨二か」

「魔界の魔物!ルシウスに向かい何を!」

「……放っておけ……」

そこには異様な空気が流れていた。


ルークが闘技場から出るとギルがいた。

「終わったのか?」

「ああ。次はお前か?観客席で応援してるぜ!」

「ああそうだ。応援頼んだぞ」

といい2人は別れた。










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