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楽しい時間。あっという間に…、まだ…。

千尋の娘さん

すみれちゃんは

トイレから戻った

千尋に


「鼻の高さ比べ

 をしよう。」


友紀が教えた通りに

千尋に声をかけた。

ニヤニヤする2人の

様子に何か

嫌な予感を持った。

すみれちゃんが

自分の鼻に指をあて

鼻の高さを測る。


「私の鼻は…

 これぐらい。

 お母さんのは…。」           

指を千尋の鼻に

近づけた。


「こら!」


あとは弾くだけの

ところで

千尋が気付いた。


「危な~。」


3人で笑った。


「もう少しだった…。」           

友紀がすみれちゃんに

残念そうに。

すみれちゃんは

千尋に解説をする。


「危な~、

 そんなこと

 されたら…。」



と2人を睨む。

すみれちゃんと友紀は

笑いながら、おどけて

身震いをした。

テーブルには

塩焼きの海老が。

友紀が剥く。

すみれちゃん、千尋と

渡し、自分も。

友紀が海老のしっぽまで食べたのを

不思議そうに見た。


「すみれちゃん

 美味しいよ、

 食べてごらん。」


すみれちゃんは

パクリ、と口に。


「海老せんみたい

 でしょ?」


「うん、食べれる。」


本当に素直な娘だ。

馬鹿げた思いが…、


“2人を守りたい…

一緒に…”


時間はあっという間に

過ぎた。

小学校は寝た方が

いい時間。


「行こう。」

家に帰ろうとした。


「1時間ぐらい

  カラオケ行こう。」           

友紀は嬉しかったが、


「もう遅いし…

  すみれちゃん

もいるし…。」


「大丈夫。」

           千尋が答える。

車で近くのカラオケに。2人では来たことの

ある店。

少し離れた駐車場に

車を停め歩く。

車の中でマラソン大会

の話をしたので

3人で店まで

走る提案を友紀がした。

「ヨーイ、ドン!」

           走り出す。

大人げなく友紀は

おもいっきり走る。

すみれちゃんが続く。

フラフラの千尋。

店の前ですみれちゃんと友紀が千尋を待った。


「足速いね。」


千尋とすみれちゃんが

友紀に声をかけた。



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