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偽の魔王の物語  作者: 散田 苦労
ぷろろーぐ
5/6

ある冒険者の極秘任務 part.4

よけ続けること、もう一時間になるだろうか?


俺は一度も黒竜の攻撃に当たってないが、一度も近づけてない。


かなり苛々する。


まぁ、黒竜も苛々してるようで、さっきから、攻撃が雑になってきている。


そこで俺はもう一度話しかけてみる。


「あのー、王女さんを」


また、とんできた。


話ぐらい聞けよ、言葉通じてるか知らないけど。


それをよけたとき、どこからか声が聞こえてきた。


「アイリス、もういいわ」


声が聞こえてきたと同時に、黒竜が光だした。


そして、光が収まった時には……



黒竜がいた所には女の子が二人いました……


「フレイ様、すみません。本当に、すみません。私のチカラ不足で…」


黒髪の美少女の方が、金髪の美少女に向かってなんかもの凄く誤っている。



これはきっと夢だな、うん。


「いいから少し黙っててね、アイリス。お騒がせしてすみません。私は、ガルデリアの第一王女フレイ=アラカルトと言います。あなたは?」


もう、何がなんだかわからない。

一応、自己紹介しとくか。


「人には、依頼達成率100%の冒険者って呼ばれてますけど…」


「まさか、蒼炎のレイ……?」


「あぁ、そういう名前でしたね」


「なんで自分の名前をわすれてるんですか。でも、あのお父様が蒼炎のレイを雇ってくるとは、予想外でした」


王女さんはなんか悔しそうだ。


そんな事よりも、俺は気になることがあった。


「そちらの黒髪のお嬢さんは?」


王女さんは、さも当たり前のように答えた。


「黒竜のアイリスですよ」


アイリスと呼ばれている女の子は、自慢げに胸を反らしている。


成る程、ようするに、黒竜の正体は、女の子だったと。



俺は、さっきまで黒竜と戦っていた。


ということは、俺は女の子と戦っていたということだ。




「すみませんでした」


とりあえず、謝りました。


テスト期間になるので更新できなくなるかもしれません。

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