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第4話
そこから10分ほどでロカペスも戻ってきた。
剣技の練習をしていたと聞いていたが、もうさっぱりとして戻ってきてくれたことは運がいいことだろう。
「……よくわかった、じゃあさっそく向かおうか」
俺がロカペスへと事の次第を伝えると、すぐにでも行こうとする。
「待て待て。その服装のままでか?」
指摘したのはいわゆる練習着のことだ。
さすがにそれで謁見するにしては、いささかどこじゃなく不安が募る。
「むぅ、それもそうだな」
ロカペスが納得したようで、ただその場で服を脱ぎ始める。
ただ、もう慣れたもので、それぐらいだと誰も何も言わなくなっていた。




