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終末生活  作者: ほかほか
1/1

こんなんもまたいいか

あまりにも

何もない

この世というのは

真実なんて…

ただ漠然と目の前のものと向き合う

それだけで生きていける、そうおもっていた

まぁ…いまもそうおもっているのけど

一度、世界の終末を生きてみたい、そんな望が僕にはあった

今思い返すとなんでそんなの願ったのか、

・現状…終末


1日目

 「つまんな…。」

 12月24日午後14時43分

岐阜県…岐阜市

パチンコ屋にて

 いつものように眩しく光る台と向き合っている。

本来なら恋人と一緒にイルミネーションを見たりレストランで美味しいものをたべたりしてるのだろう。

「だが残念ながら僕は一人だ!」

おっと、ひとりごとが大きい…だがここはパチンコ屋、さいわい普通の音量くらいになった。

小会社に勤める私は今日で38になる、独身で家賃8万ほどの2LⅮKの部屋に住んでいる、給料はそこそこで、不自由はない生活を送っている。

38にもなると体がだるくなる一方だが、わたしは日々の筋トレでまだ動くほうだとおもっている…そう願いたい。

パチンコ屋から出て岐阜駅前のベンチに腰ける、目の前を横切るカップを遠目ににらみなが自分の心の狭さに思わず

「何やってるんだ僕は。」

そうこぼれた。そうして駅前にある金の信長像をみて

「お前だけは俺を見捨てるなよ。」

何を思ったか彼にそう話しかけた。

 午後16時28分 

恋人たちが互いの家に行く時間だ、きっとさぞ素敵な時間を過ごすことだろう、唯一の趣味と言っていい絵の画材を買い、帰り際に某有名コーヒー店でフラペチーノを購入し本屋にもたちよった。

今年も成果なし、38回目の生誕祭が終わりを告げる、あとは春を待つだけ

「ハアー、帰るか…。」

 午後17時8分

マンションにつく、階段を上るのがだるいが3階までの辛抱だ、

305号室と書いてある部屋番のドアの前に立ち、カバンから鍵を取り出す。

 かちゃっ

 「ん?」

空いている・・・

出かけるとき確かに戸締りはした。

 「なんで?」

ドアを開ける、

何の見栄えのない部屋、いつもの風景ちょっとだけちらっかっていて画材が散乱している。

最初は空き巣かと思ったが何も取られていないようだ

 「ならばただ忘れただけか」

そう思いうことにして眠りにつく準備をした

 20時30分

もろもろのことを終えて絵を描くことした、この時間が1番楽しいまである

 「さて、今日は何を描こうか…」

候補たくさんある

 「んんんー」 

森の中、未来の世界、海、海外の風景、基本的に背景絵を描くのが好きだ

 「んんんんんんーー」

悩んだ末選んだのは

 「荒廃した世界…かな」

何もかもがすさんでいて、壊れていて、希望が小さく、懸命に生きてく世界、そんな世界にあこがれてる節がある

 「よし。」

大体のあたりを書き下書きに入るパレットにほしい色を出す、景色をあらわ黄色、影を慕いていく黒、まだ残る草木の緑、広大な空の青、揺らめく雲の白、そんな色たちを出してふでをとった。てそんな時...

 「うっ!。。」 

目の前が急にぼやけた。

気持ち悪い感覚だった...

 「ストレスか?まあ、根詰めるこたもあったからな」

気を取り直して再度筆をとる。。。


1日目終了…時刻‥23時57分・・・・・


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