テンプレ遭遇マン
「フゥゥゥゥゥゥゥ!」
なんといま!俺は空を飛んでいる!
色々ありすぎて龍だったこと忘れてたんだよなぁ。
あ、てか俺龍だから村とか入っても殺されるだけじゃ...
よし。人化スキル作ろう
【名無し により 人化 スキルを作成しました】
よし。あとは移動がめんどくさいから飛行スキルも作ってと。
【名無し により 飛行 スキルを作成しました これは 風魔法に統合されました】
ん?風魔法?さっきステータスを見た時は無かったはず...まぁいいか。
取り敢えず人化しよう。
【人化 スキルを使用しました】
......は?なんか俺、女なんだが?
しかもめっちゃ俺好みだし...わいロリとロリじゃない合間みたいな女の子(二次元)が好きだったからかなぁ.......
まぁ人化出来たし良しとしよう。
って!?
「いてて...」
どうやら人化した時に飛行魔法を使ってなかったから落ちたみたいだな...
【レベルが 15 レベル上がりました】
あれ。なんかレベル上がった。
あ、なんか下に血溜まりあるな。多分潰したみたいだなぁ。そんな事はどうでもいい。
なんか目の前にテンプレっぽい馬車が襲われてるんだよなぁ...中の人は誰だろう。
【ナビ によりスキル 千里眼 を作成しました】
お。ナビさんあざっす。さてさて。中の人は誰かなぁ。......なんだこいつ。ブスすぎる。しかも男だし。
俺はやっぱかわいいおにゃのこが好きだからな。これは無視しよう。なるべくテンプレは無視するぜ!
すると突然、
「そ、そこの君!た、助けてはくれないだろうか!」
と言われた。なんか言われたんだけど...外見がこんなにも可愛らしい女の子に普通助けを求めるか...?
取り敢えずあいつ嫌いだから消そ
「破壊」
兵士視点
私はカノン・アルカルト。先日、私が生まれ育った領地の所の男爵が、護衛依頼をしてきた。
そこで私は、かなり依頼金が高かったため、軽々と受けてしまった。あんな事が起きるとも知らずに。
「半径100m以内には敵は見当たりません。」
と、味方の魔法使いが言った。残り1kmぐらいだし、もう警戒しなくて済むだろ。と思った矢先、
「へ、兵士様!め、目の前にゴブリンとオークが十体程待ち構えていますッッ!」
な、なんだと!?ただでさえこんな所にゴブリンが十体いるのが珍しいと言うのに......
それに加えて、オークだと!?普通はこんな事ありえない...
「クッッ....戦うしかない...みんな!行くぞ!!」
『はい!!』
その後、私たちは奮闘したが、そのゴブリンとオークたちは、異様に強かった。
見た目は変異種ではないのに。
そして、20mぐらい離れたところに気配を感じると、そこには可愛らしい少女がいた。
そこで、私は何を血迷ったか、
「そ、そこの君!た、助けてはくれないだろうか!」
と言ってしまった。こんな少女に助けを求めるなんて...私は兵士失格だ...
そして、少女は数秒悩んで、顔を上げると、
「破壊」
と言ってきた。な、なんだ?嫌な予感がする...そして、私は私の体を見ると、体が消え去っていくのが見えた
「な、なんだこれは!?!?お、お願いだ!た、助けてくれぇぇ!」
そこで私の意識は途絶えた。
龍斗視点
ふぅ...スッキリした。
どうやら俺は、人を殺すのは大丈夫なようだ。しかし...やり過ぎかなぁ...
ま、すぐそこにどでかい壁があるし、国とか街に着いたのは確定だろう...
でも、多分入場料?とかいるはず...あ、あの馬車から奪っていこ。
数分後
よし、全部持ったな。でもこれ持つの大変だし、収納魔法作ろうか。
【名無し により 魔法 空間魔法 を作成しました 】
あれ。空間魔法になってるけど...まぁええか。これで全部収納してっ...と。よし、いこう。
三分後
ようやく人がいるところに着いた...前世の俺は人見知りで陰キャだったし...今世は陽キャっぽくするか...
でも痛いかもなぁ...まあいいか。
そして、門番のところに着いた。
「お嬢ちゃん。入国証もってるかい?持ってなかったら小銀貨2枚だよ。」
「すいません。金貨しか持ってないんですけど...」
『はははwww。お嬢ちゃんがそんなもの持っているわk...』
俺は馬鹿にされたので、金貨を見せた。
「あ...その...すいません...どうぞ...入国許可証です...これを無くしたらもう1回払ってくださいね...」
「あっはい。あと、お釣りはいりません。」
「え?」
よし、入国できたな。
そして、俺は周りを見てみると
「すっげぇぇぇぇぇぇぇ!」
俺が想像していたよりすごく綺麗な街並みで、やばい!
と、取り敢えず...やっぱ最初は冒険者ギルドだよな!...あ。場所わかんねぇや。
【ナビ によって スキル 世界地図 を作成しました】
おお。やったぜ。取り敢えず、世界地図使用して...と。
!?なんか俺の頭の中に地図があるみたいだ...すげぇな。よし。冒険者ギルドの場所もわかったし、行くか。
数分後
やっと着いた...うーんと。取り敢えずテンプレ頼む。それで喧嘩売ってきた冒険者がAランク位だったらいいな...。それでそいつ倒して、そこからランクかなり上げてくれ...頼む
そして、テンプレのような事もなく、受付嬢のところまで着いた。すると、
「おいガキ!ここはテメェの来る場所じゃねぇんだよ!!」
と言われ殴られた。そこで俺は、技とめっちゃ吹っ飛び、
「いってて...やっぱりこの体は不自由だな...」
と言いながら立ち上がった。しかも無傷なので、これでビビってくれると有難い。
「ほぉ...今ので立ち上がるか...ガハハハハハ。それなら俺の本気で殴ってやるぜ...」
と言われた。取り敢えずこれ以上殴られるとギルドに被害が及ぶので...
「受付嬢さん。こいつ気絶させていいですか?」
と聞いといた。すると、
「は?...あなたが出来るわけないじゃないですか!?あの人はSランクの冒険者ですよ!早く逃げてください!!」
と言われた。うーん。もう返事待たないでいいか。取り敢えず、鑑定だな。
【スキル 鑑定 を作成しました 】
鑑定
名前 ヤジュウ・センパイ
種族 人間
HP 9623
攻撃力 5692
防御力 3058
スピード 1000(人間の上限)
運 100(人間の上限)
スキル 身体強化 Lv5 火属性付与 Lv2
魔法 火魔法 Lv1
か。よし。攻撃力8000位にしてと。全力でなぐ...る!!
ガァァァァァァン
『!?』
かなり吹っ飛ぶねぇ。みんなもビックリ。
すると、なにやらギルド長みたいな人が出てきて、
「これは何事だ!!」
なんか村とか行くって言いましたよね。あれは嘘だ。
あと、冒険者ギルドでのテンプレありましたけど、今後はなるべく全てのテンプレぶち壊します
次回!ヤジュウ・センパイ 死す!デュエル〇タンバイ!()