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学園無双4 クリスマススペシャル!! サンタ狩り(日本)3/3


21日0100

いつものファミレス駐車場集合。

「はい、みんな乗れー」ジョン

自転車をファミレスの駐輪場に置いてそのままマイクロバスにのる。


「はい!皆様!本日はこの黄泉旅行バスをご利用いただきありがとうございます!!」

「「「「「「「「「「「こわいわ!!!」」」」」」」」」」」

「わたいはバスガイドのジョン子。運転手はウンチャンさんです。どぞよろしく」


「で、現場に到着予定時刻は0400。開戦30分前に現場に入る予定です。その前に近くのコンビニで休憩しますので、トイレはそこでご利用ください。ただ、戦闘前なので食事は控えるほうがいいでしょう。いざというときに便利なタバスコ、唐辛子粉、粉胡椒なども買えますよ?アルコール度70以上のウオッカとか食用油とか、火付けはご遠慮ください、現場は森なので火気使用禁止です。

それでは次の休憩までおくつろぎください」


「ジョン!このバスは?」嗚呼君

うん、みんなが聞きたいことだよな?

「え?理事長に言ったら出してくれたよ?」

・・・・・・・言ったんかよ、、、

「えと、、計画全部?」西郷

「え?まぁ学校行事は事前に計画を提出し承認が必要なのは常識だろ?」

・・・・

「が、学校行事?」コス部の娘達

「いや、むりだろ、引率のせんせーいないじゃん!!」ゴンザ冷静!


「あっはっはっはっは!それは私だよ!!」

と後ろを振り返って、みんなにあいそを振りまきながら、その運転帽を脱ぐ、、、おっさんじいさん?

「・・・だれ?」×ジョン除く全員


うしろを向いたままがっくりするじいさん

「運転手さん!!まえまえ!!」コス山

おおーーっつっとううう!!!

ききききーーーっ、ぶーーん。

「ふう、少しあぶなかったかな?」とかいいつつまた後ろを、、

「いーからおっさん前向いて運転して!事故るでしょ!!」ゴンザ冷静!!


「ちなみに、この運転手なおじいさんは理事長である」ジョン

・・・・・

「仕方がないよね、普段学園にいないし、写真があるけど見栄張って若い頃のそのまま出しているし」ジョン

シクシクシクシク

前方から聞こえるが、どーしていいもんか、、と思う優しいコス部の娘達。


「なので、これは学校行事としてあるんでいーんです!!」ジョン


「何がどーいーのか?」

と全員、、




コンビニ

「あーーー、のびのびする!!」ゴンザ

寝ていたのだ。皆だけど。


まだコスは着ていない。ここで着替えて、駐車場なのでそこで全員で記念撮影する予定。

まず買い物とトイレ。


胡椒、唐辛子、ハバネロ、タバスコは売り切れた。

ジョンは豆腐を2丁買った。両手に一個づつ持って、

「豆腐の角は凶器にいいんだろ?」ジョン

昭和臭い、、、




戦闘チームは皆着替えた。

まぶしっつ!!!ぎらぎらで車のライトをもろ反射!!


「撮影できないねー、フラッシュ反射しちゃうよ、、」コス部撮影班カメラマンA

「うーん、動画で、光量落として、光源を斜めにして、やってみよう」同、撮影監督


どうにかなったが、、

でも念の為、戦闘部隊とそれ以外とに分けて撮影もした。


出発である。


「では、記念に我が部隊のテーマソングを!!」ジョン

マイク持ったらやばいタイプ?


どりょーん、どりょりょ〜〜んん、

地獄の底から降りてきた(どこに降りたっ?!!!)

極悪非道のサンタどもーぉおおお

我らが凶悪ヒーロぉおお

勇者軍団ゲスでゲスぅううう!!


かーるぞ狩るぞーサンタを狩るぞー、

どんどんかってハゲにするぅうううう

勇者のあかしゲス人間んーーー!!

子供を襲うサンタを襲う勇者ぁああー!!


ちゃんちゃん!!


ご清聴ありがとー!!!


ぱちぱちぱちぱち!!

コス部全員唖然として動けないけど、ジョンの仲間はわかっているので拍手してあげる。



ーー


「しーっ、、」

飯場を包囲する俺達4人と1匹


その外側で、カメラを回すカメラマン5人を含むコス部撮影隊。各自、念の為、自衛のために唐辛子粉とか持っている。


ジョンが、煙幕玉の中に向こうの唐辛子粉(辛さの度合いが天地の差)を混ぜて作り直した特製煙幕玉に着火し、ぽいぽい飯場の中にほうりまくる。中に入り込み、それはもう各部屋にほうりまくる。廊下を歩きながらテーマソングの鼻歌歌いなから放り込みまくる。いったい幾つ持ってるんだ?


で、

戦闘などなるべくも無く、、16匹のサンタを捕獲。

でも装束無いのでサンタと見えない。なので全員にサンタの衣装を着させた。

一匹は「俺は違う!!派遣会社の者だ!!」とか、見るからにクズっぽいあんちゃんがほざいていたけど、もっともサンタっぽくしてあげた。丸刈りにして瞬着で真っ白なかつらと髭をガッチリ!!それはもう一世紀はもつんじゃん?くらいに!。額に肉とマジックでぶっとく書く。

「ふう、、完全無欠なサンタだな!!」

・・・・・


この映像はそのままサイトに流れていると思う、、、


コスをコス部に頼んでから後、コス部の娘達がサイトを作った

”世界で超流行り!!のサンタ狩りサイト”

で、サンタ狩り情報として彼女達が独自に調査し、うちの街のサンタ数、巣の場所など明記し、装備仕入れサイトやそこで「捕獲サンタを買い入れてくれる」ということをでっかく。

お色気サンタも居放題!狩り放題!!とか、、


サンタ狩り勇者チームの編成例、作戦方法例、など何種類も載せ、

誰でもが容易にサンタ狩りを楽しめるようなサイトにしてしまっていた。

掲示板も作り、チーム編成を作りやすくし、、


なので、ジョン達学園勇者チームサン狩り屋が森でサンタを狩っている頃、

街は暴動の様相に見るほど、サンタ狩りが荒れまくっていた。


逮捕される勇者が居ると、自チーム他チーム関係なく、皆その救出に動いた。

そして救出成功後、皆「勇者tweeeeeeeeee!!!」と奇声をあげる。



ーー



「ちーっす!!」

今午前9時半過ぎ。街は仕事の真っ最中!!ブラック真っ盛り!!

「依頼のブツを納入に来ましたー!」

「依頼報酬くださーい!!」


サンタ狩りグッズの通販会社まで結構距離あったので先程着いたばかり。

通販会社に捕獲サンタを持っていき、納入すべく、ここに着たのだ。

この会社を特定できたのは理事長の趣味のおかげ。どんな趣味だか言えないが。

「かなり特定させないためのいろいろがされててなー、結構おもしろかったわい」だそーだ。



全員で、サンタ15匹をその事務所に運び込んでいると

「なんだなんだてめーら!!あやつけにきやがったんか?!!」

面は強面のおっさんが奥から出て来た。

ションはひと目でわかった。用心棒とかではなく、こいつが親玉だと。


その親父の鼻先に立つ。無表情なジョン。

その親父はなんだかんだと脅し文句を並べるが全く聞いていないジョン。

(一匹5万でいい)半歩すっと出てそのおやじの耳元で囁く。おやじの面見て価格を決めたジョンw

直後、

どこからともなく現れた理事長

(サイトを見て子どもたちが本気にしてサンタを狩って納入、主犯は誰がどーみてもおまえ、な?)


その言葉より、ジョンだけでも勝てそうも無いと思ったのに、その直後にドコからともなく現れた老人がブキミすぎ、、

警察沙汰に成るよりマシだろう、命助かるし、、みたいな感じで、金はたんまり持っているくせに糞ケチくせえので、その代金もしぶしぶ支払った。


その金は、

装備一式分は代金を建て替えてくれた嗚呼君とゴンザに支払い、バス代は理事長のおごりだというのでOK。全員での打ち上げ代を使い、残りはコスの材料代として渡して、終わった。



翌日。

新聞やニュース。

なかには「クリスマスの悪夢」とか、最低なセンスの見出しのクズ新聞とかあったが、

「サンタ狩りは時代の最先端!!」とか意味不明な良いセンスの低能マヌケな新聞やテレビニュースも多かった。


政府はサンタ狩りを法で禁止しようとしている。

世界で、「サンタ狩り禁止法」とか阿呆な法を作る国は無かったし、今後も、無いだろう、例外1つを除き。


Pu





結局銀ピンクはシルバーに抱っこされたまま召喚もなく、、、

勿論金ピカゴールドはジョン、

で、残った青は嗚呼君

西郷は、最後に土の上でごろごろして、「天然迷彩」とかやったらコス部の娘たちから袋にされていた。





今日も、こともなし♪


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