表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

学園無双4 クリスマススペシャル!! サンタ狩り(日本)2/3


装束はクラスに縫製のクラブである「コス部」の副部長の娘が居たので、嗚呼君とゴンザと西郷がよってたかって約束させた。

報酬は撮影許可。と、その映像は自由にしていいよ権利。ただし実名はダメよ!と。

狩りのとき、装束を着て4人と1匹が活躍するところを撮影するらしい。

「撮影は下手なプロ異常よ!!」とのこと。

”以上”ではなく、”異常”なのが引っかかるが、追求してはいけないだろうな。


まぁ、、このことが、後々、彼らの活動の大きな壁になるのだが、、でもそーしないとコスチューム作れないし、、仕方がないよね?



で、計画。

放課後、以前何度か行っていたファミレスで。

注文時、ウエイトレスのおねいさんに「ここって、クリスマスにサンタ来るんですか?」と訊くゴンザ。

来る?ぷw,「ええ、着ますよ!」(きぐるみ、もしくは衣装を)

噛み合ってるんだからないんだか、、、


「よし、ここも標的だ!」とゴンザ

「うん!でも僕はできれば”巣”を狙いたい。」

「うむ、ワシも同意現でごジャル!!」ジョン

「面倒な方に行くなぁ、、、仕方ねぇ、、でも、巣が見つかんなかったら、通常狩りでここも標的な?」

「「うむ!」」

「サンタ狩りグッズって、何があるの?」西郷

「ああ、これだ、、」

とスマホの画面を見せる嗚呼君。

ちっせ、画がわからん、、

えーと、、

「対サンタ用電子サーベル、サンタ臭アラーム、サンタ捕獲網、対サンタ魔法用ストロボフラッシュ、対サンタ用目潰しレーザービーム(一般人に使用しないでください)、高速サンタ追跡用ジャンピングシューズ、サンタおびき寄せ用セクシーサンタコス、トナカイさん用またたび(そのままたべれます)。上空サンタ用迎撃ペットボトルミサイルセット、、、」

「これは豪華だな、、、」ジョン

「でも、高いよ、、、」西郷

「コレを見給え、、」と嗚呼君が、最後のデッカイ赤金フォントの文字を指差す


”サンタ、買い取ります!!高額買い入れ!!”


ぜってー詐欺だ、、


と誰も思わなかったのが信じらんない。

「なんだ、これなら安心じゃん!!狩って狩って狩りまくれば、俺ら富豪じゃん!!」ゴンザ

いつの間にか先頭を突っ走っている


「まぁ、、でも、、そんなに狩れるかなぁ、、」不安顔の西郷。心配するとこ違うだろー?


「うむ、西郷の心配もよくわかる。競合が多く居るからね!」嗚呼君

嗚呼くんは続ける

「でもね、だからこそ、我々は”巣”を叩くのだよ!!」

「「「なるほど!!」」」


それから毎日調査が始まった。

もうソノ日前後くらいから街にはポツポツサンタが出没し始めていた。

なので、そのサンタの帰る先をたどるのだ。


多くは失敗だった。ほとんどが自宅に帰る。

が、

中に、街の事務所らしきところに入っていくサンタもおり、その事務所ビルを見張っていると、ほかにもサンタが入っていくではないか!!

見つけたぞ!!サンタの巣!!!


そのビルのテナントは

じぇーえーるとうかい商会

べんつう芸能プロ

よこしま新聞協会

かみさま教会

だった。

全員一致で

「ジェーエールだなっつ!!」

「違うだろ!!芸能プロだろっつ!!でなかったら教会だろーが!!」ゴンザ、まだ少しだけまとも分が残っているらしい。


なので、

「他にも巣が無いか、調べてみよう。なんか”芸能プロ”とかそれ系の名前で調べよう!」ゴンザ

「「「おう!!!」」」


ただ、ジョンだけはなんか臭いを嗅いでいた。



数日後、

「見つけた!」という西郷のメールを皆が受け取った。

そのメールを最後に、西郷は、、、


「死んでないよ!!今ココに居るし!!!」

「おう、、危なかったな!」ゴンザ

「ああ、君を失うとグリーンが余ってしまうからな」嗚呼君

(え?銀じゃないの?ショック!!) そこか西郷!


「まぁまぁ、生きているだけでもめっけもんだ。」ジョン

なんか、、、


功労者である西郷に酷い皆であった。


で、

隣の駅前に一軒、その向こうの駅に一軒見つけたという。

その放課後から、それぞれに一人ずつ張り付いて、サンタが居るかどう確認する。

「僕は、少し独自に動かさせてくれないかな?」ジョン

なにかあるんだろう、でも全く関係ないかも知れない、、と皆思ったが、止められないのでOkした。


西郷は翌日「緑銀地の迷彩にしてくれない?」とコス部の娘にお願いしたけど却下された。「画にならん!」と。


翌日の放課後、それぞれに張り付いた嗚呼君とゴンザから

「「サンタ確認!!♪」」サムズアップ!!ニカッ!!


ジョンはその日は学校に来なかった。

翌日も、

ぞの翌日も、、、、


で、月曜日、、ぼろぼろになってげっそりしたジョンが、葉っぱや枝にまみれて学校に来た。

「どうしたんだジョン!!」

皆心配して駆け寄る。

「ああ、だいぢようぶだ。だいぢよーぶ、、没問題、まいぺんらい、、」

放課後まで寝っぱなしのジョン。


「ふぁー、、、よく寝た、、、」

「おはようジョン、、だいじょぶか?」ゴンザ

「ああ、ありがとうゴンザ!数日ぶりの睡眠はとても気持ちが良いな、特に授業中の教師の子守唄は効くわ!!」

まぁ、、わかるけど、、、とっても、、、



で、ファミレスで4人+コス部の娘

なぜか「ついていく」と。


ジョンを見る4人

「ああ、俺は発見した。サンタの大本だ、、多分、日本の総基地ではないか?」

「「「「総基地?!!!」」」」


「サンタが数十人はいたぞ?」

と、スマホを出し、動画を見せる。音声は聞こえない、遠すぎるのだろう。

「なんか、体操している?」

「ああ、第二だな、、」

「うん、第二だ」

「女性も居るわね?」


「ああ、びっくりしたよ、、爺さんだけかと思っていたら、若いのやら女性やら、よろどりみどりだ。」ジョン

なんかちがうけどわかるからヨシ。


「飯場があってな、そこに寝起きしているようだ。やつら24日にはそこを出立してしまう、遠くに行くサンタはもっと早くでるだろう。トナカイソリは無かったので、現地で用意されているのだろうと思う。だから現地まで電車とか?」


「ああ、んじゃ僕らは凶悪勇者になって、最も遅くとも22日頃には襲撃かけなきゃならないね。」

「数十人のサンタを捕獲できるのか、、、あ、あのサンタ買い取りますって、生きてなくっちゃだめなのかな?」西郷

何がどーなってるのか?お前の中では!!


「ああ、何も書いていない、でも、一応生きている方がいいんじゃないかな?」嗚呼君

「だよなぁ、、でも、いちいち縛るのは、、」とか言いだしている西郷


「よし!もう日にちがない!!来週の22日未明に決行だ!!」ジョン

「「「「おう!!」」」」


「装備は?」ジョン

「もう全て到着済み」嗚呼君

「追加で荒縄30m程。一人2mで15人と想定する」ジョン

「おう、わかった俺が手配する」ゴンザ

「現地までの足は?」西郷

「皆、自転車あるか?」ジョン

コス部の娘、

「ん?コス山さん、何か?」

ぶっ!!コス山、、すっげーセンスだけど、、まぁいいかめんどくさいし

「うん、うちの撮影隊の娘で自転車乗れない娘がいるんだけど、1人」

「荷物、に、なれるか?」ジョン

???「!!!」コス山

「うん、言っとく!!」コス山

「ゴンザ、悪いが、荷物が増えた、一つ頼む」ジョン

「!!わかった、任せろ!!」ゴンザ


決行まで、それから毎日皆で体育館裏で稽古をした。指導員はジョン。勿論撮影隊も自衛のために、と強制参加。

21日夕刻には皆ぼろぼろに、、、

でも、その顔は爽やかそうに見えた、、見えた、、、見えたん、、、、


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ