37話 70階層
「「「大丈夫?じゃ無ーいいいいいいいいいいい!」」」
三人が同時にこう叫んだ時、三人とも同じ事を思った
コイツ、不可能を可能にしやがったと
△△△
それはラーザがダンジョン内でポイズンスネークを倒していた時に桜達がしていた会話だ
「なあ、今回も師匠が遅れてる訳だけど、皆師匠は何回層まで行ったんだと思う?」
「うーん.........、待って、何でラー君は師匠って呼ぶのにいつも見たいに語尾に っす とか言わないの」
桜がリキに質問すると彼は 「何言ってるの?馬鹿じゃない?」 と言ってるような顔で桜に返事をした
「嫌嫌、何で師匠がいる訳じゃないのにあの超かっこいい語尾を使わないといけないの?!」
『『あの語尾ってカッコいいから使ってたの!?』』
驚きながらも桜とルーちゃんは話を続けた、勿論口には出さなかった
「私、ラーザ君は50階層まで行ってると思う」
「嫌嫌、そんな生温い訳無いでしょ、絶対60階層に行ってるよ。」
「チッチッチ、師匠はそんなもんじゃないですよ、80っ階層に行ってると俺は思う」
そう、ラーザは知らないけど彼が攻略しているダンジョンの最高攻略地点は70階層なのだ、
そう、彼が攻略した階層の30階層も前だ
その記録を軽々更新するラーザが凄いのか、自分の友達がその記録を簡単に更新するだろうと普通に思う彼の友達が凄いのか誰も分からない
「何か100階層まで行ったりして」
「いや、流石に...............うん、ごめん、一瞬出来てもおかしくないと思ったけど、
ラー君でもそれは流石に不可能だよ、凄腕パーテイーでも70階層が限界何だったから、100階層何て勇者が攻略出来るか出来ないってレベルだよ」
「そうだな、師匠でもそれは不可能だと思う」
△△△
再び不可能を可能にしやがった男が居る喫茶店で
「な、何、急に叫び出してメチャクチャビビったんだけど!それと、シンクロ率何パー?もしかしてパターン青!」
「何わけ分かんないこと言ってるの!恥ずかしいじゃない」
『お前等の方が恥ずいわ!』
「痛っ」
桜からデコピンを食らって正気に戻る、全くと言っていい程痛く無かったけど
「ごめんごめん、でも何であんなに大声で叫んだの?」
「あのー、師匠、学校で貰った王都の情報ブックは読みましたっすか?」
何の事.............そう言えば何か貰ったな初日。待って、ブックは通じるの?
「ふん、勿論一行たりとも読んでいない!」
「威張ることじゃ無いっすよ、あの中に書いてあったじゃないっすか」
「何が書いてあったの?」
「あのダンジョンの最高攻略地点が70階層だって言う事が」
................またやっちまった、ダンジョンの前に書いておけ!
「因みに最高攻略地点は各ダンジョンの前に書かれてあるんですよラーザさん」
「はい、スミマセン!言い逃れ出来ません」
「いや、ラーザさんが謝る程の事じゃ無いけど.............そう言えば証拠はあるの」
「うん、勿論.............」
「大丈夫っすか師匠?」
ヤバい、ポイズンスネーク俺の仲間になったから証拠が一個もねー!
どうする、どうする俺!
「じゃあ俺何階層まで行ったか言ってもいいっすか」
有難うリキ、やっぱり君は神だ!
「うん」
「はーい」
「ふふ、俺は27階層っす!」
少なっ!と思ったけどルーちゃんの反応を見て分かった、27階層って凄いんだって事に
「えー、どうやったの、私12階層止まりなんだけど」
「私も15階層までしか行けなかった、入学試験受けた時に比べたら凄いけど、ラー君の後だとちょっと.......」
「そうね」
「そうっすね」
ヤバいな、俺のせいで変な空気になちゃった、
でも、言われてみれば分かるけど、俺一時間で入学試験受の5倍ダンジョンを攻略した事になる...........ポチのおかげでも有るけど、自分の成長速度がクソ恐ろしい
「ちょっと待って、1階層上がる度に階層の面積が上がるでしょ」
ルーちゃんが真剣な顔で話し始めた、何か新鮮だ、て言うか変わるんだ、俺速すぎて気づかなかったわ
「そうっすけど、それがどうしたんっすか?」
「あんた、馬鹿ね、ルーちゃんが言いたいのは
[毎回階層が広くなるのにどうすれば一時間弱で100階層まで行けるの?] よ」
「うん、ラーザ君が嘘を付いている事は考え辛いけど.......」
まあそう成るよね、ここまで信じてくれてた方がビックリするぐらいだ
「分かった、王都の周りにある森に行こう、100階層まで行ったと言う証拠を見せるから」
俺がそう言うと何故か三人は顔を青くした、大丈夫、食べ物のせい?
「ね、ねえリキ、これってああ言う事でしょ」
「そうっすね、絶対にそうです」
「うん、ここじゃ見せれない程巨大な物なのよ」
はーい、俺のせいです、100%おれのせいだった。
俺達は会計を済ませて王都外にある森に足を運んで森の奥に入っていった、
俺と桜は子供の頃よく森で遊んだからこう言った普通の森の中だったら凄く楽に歩けるけどルーちゃんとリキは違った。
「きゃっ!」
「痛っ!」
「大丈夫か?もうすぐ付くから、ほら、あそこ」
そう言って付いた場所は数日前森の中でたまたま見つけた草原だ、因みにサッカーコートが一個入るか入らないか位の大きさだ。
「へー、こんな所があったんだ」
「うん、この前見つけたんだ、じゃあ早速証拠を見せるよ」
「ゴクリ」
「口で言うな!漫画でも小説でも無いんだから!カモン、ポイズンスネーク!」
「「「ポイズンスネーク!!!」」」
桜達がロケット発射時と同じ位の大きさの音を立てた時ポイズンスネーク(おじいちゃん
版)が目の前に現れた
「何じゃお主、人が気持ちよく寝とると言うのに」
「何じゃの前に、俺の体の中で寝てたの?!」
「うむ」
「よし、今度俺の体がどうなってるか徹底的に教えてくれ」
「良いけど、奴らは何じゃ?」
「ああ、友達」
そう言って振り返ると、誰も居なかった.............
「テメー!食ってないだろうな!」
「何を言っておる、お主の友達には指一つ触れてない、y奴らは農が現れた時に気絶しただけじゃ、ほらお主の足元に転がっているじゃ無いか」
「へ」
そう言われて足元を見ると確かに三人の体があった。何で気絶したん?
「まあ、普通の反応じゃな」
「マジ」
「ああ、農の前で気を失わんお主のほうが異様なのじゃ」
「へー」
そうなんだ...........コイツ等どうやって起こそうかな?
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