31話 筋肉痛の意味何?
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
「うー」
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
「んー、んー」
ピピピピ ピピピピ ピピピピ
「長ゲーしウルセーんだよ!!どんだけ鳴れば気が済むんだよ!」
そう叫びながら目覚まし時計(人間の敵&最強の味方)を灰にする、そのまんまの意味で、やっぱりスキルって便利だ。
「あれっ、そう言えば今何時だっけ?」
目覚まし時計を灰にする前に時間を見とけば良かった、そう思いながら窓に向かおうとして立ち上がると足と背中に激痛、とまでは行かないがかなりの痛みが走った、
久しぶりの筋肉痛だ、まあこの二日間の間だけでもダンジョンに潜ったり、魔王討伐したり森の中を何時間も歩き回ったから、もし筋肉痛が無かったらそれはそれで変だけどやっぱり俺は筋肉痛が嫌いだ。
そもそも筋肉痛が好きな人何てそうそう居ないだろう。
「って、そうじゃ無い、今日は久々の授業だ!」
久しぶりですっかり忘れてたけど今日は9時から二郎さんと授業があるから目覚ましを8時半にセットしてたんだっけ
そう言う事だから急いで着替えた後食堂に降りて食パンを一枚取り教室まで走る。
ガチャ!と音を立てて教室の中に入って謝る
「二郎さん、遅れてすみません!」
「何言ってんだラーザ、ボケたか?、まだ5分前だぞ、ほら時計見てみ」
「嘘」
二郎さんが行った通り時計を見るとそこにはちゃんと8時55分と書かれていた、
それからクラスを見渡すと寝坊しているのであろうリキ以外の全員が俺の方を見ている、
そして急に全員爆笑し始めた、桜と面倒くさがりなかおるにも爆笑されたのは結構痛い、何だか最近俺よく気まずい状況に置かれている様な気がするんだけど、そう思ってるの俺だけなの?
「まあ、席に付け、リキは.......誰か探して来てくれるか?」
丁度二郎さんがそう言った時ドアが大きく開かれた
「セーフっすよね?」
「ギリだぞリキ、まあ席に付け」
「おっす」
そう言いリキも席に付いたから二郎さんが喋り始める
「じゃあ、皆、剣は見つかったのかな?」
「「はーい」」
かおる君達の班も剣を見つけたみたいだ、て言うか何か お母さんと一緒 的な番組に出てる気がして大声で答えた俺が恥ずかしい
「じゃあ出してもらっても良いかな?どっちが良い剣なのかを見るから、勿論剣が良ければその分点数が高くなるから、その為にはみんなの前に来て威力とか見せてもらう」
「「はーい」」
かおる君達が真っ白で綺麗な剣を出したから俺もマジックボックスから剣を取り出して机の上にに置く
「よーしどっちも出したな、じゃあ先ずラーザ達の班から、お前らははどうやって剣を入手したんだ?」
「はい、ダンジョン内で見つけました」
「へー、相当運が良かったなお前等、因みにどこのに行ったんだ?」
「王都から一日位の所にある町のダンジョンの中です」
「えっ?、何で王都のダンジョンに行って無いの」
ちょい待て、今何と?
「王都内でも良かったんですか!」
「俺は一度たりとも駄目だとは言って無いぞ、ルーちゃん達の班は王都に残ってたし」
「そうなんだよ、私達は王都のギルドでお金をコツコツ貯めて私達が買える剣の中で一番高いのを買ったんだよ!」
.........クソ!俺の筋肉痛の意味何?王都内でも良かったの知らないんですけど!
嫌、まあそのおかげでラグナロクに会えたけど..........あれっ、そう言えばラグナロクはどこに居るんだ?
「なあ桜、ラグナロクはどこに居るんだ?」
「ラグちゃんは私の鞄に入ってるわ」
「マジで?」
そう言って隣に座っている桜の鞄の中を見てみるとそこには龍の姿のラグナロクが居た、だけどこの前より小さく成っている気がする
「なあラグナロク、お前小さくなってないか?」
『こんなに小さくなれるんだもん、だけどいつもより弱くなるんだもん』
どう言う構造してるんだ?口からはビームを打つし、人間になれるし、小さくもなれる何て、便利だな
「へー、便利だな龍の体って」
「おーい、ラーザお前の班の番だぞ、ちゃんとここに来て威力とかをみんなに見せてくれ」
気づけばルーちゃん達の班はもう剣の説明が終わっていたらしい、あと何でか壁に小さな切れ目がある、何で?
「はーい、今行きます」
そう言い黒板の前に立つ
「じゃあ、その剣で思いっきり壁を切ってくれ」
切れ目の原因お前か!
「本当に思いっきりで良いんですか?」
「ああ、まあ安心しろ、何せこの壁は自己再生魔法が施されている上にとても頑丈だから、ほら、かおる達が付けた傷もなくなってるだろ、これならお前でも安心出来る。」
そう言われたのでさっきまで傷があった壁を見ると本当にそこの壁が再生していた、
異世界魔法恐るべし、
て言うかどうしてそんな事が出来るのにもっと便利なものが無いの?スマホとか、漫画とか、特に漫画!
「分かりました、じゃあ行きます、
スー、ハー、テイっ!」
大きく息を飲み込んだあと剣を壁に向かって力強く降る、すると......何も起こらなかった
「あれっ?何で、今貫通したと思ったんだけど」
変だなと思いながら二郎さんの方を見ると彼は顔を真っ白にしながら壁を見ていた、
俺も恐る恐る二度見すると校庭が見えた、そう壁が綺麗に斜めに切り落とされていたのだ、幸い切られたのは内のクラスの壁だけだった、
しかし校庭の奥にある木もキレイに切れている
「相変わらず凄いっすね師匠は」
「あらま」
「.......」
「.......」
「.......」
「お前、人間じゃねえよな、神か魔王だよな」
桜とリキは 「まあラーザだし」 って感じにしているけどルーちゃん、かおる、かな達は声が出ない程驚いている、
挙げ句の果に先生には神か魔王かどっちか何て言われている、魔王は俺より弱いのに
「凄い性能ですねこの剣」
「「「凄いってレベルじゃねーよ」」」
おお、全員同じ事を言った、て言うか叫んだ
「よし、お前等、勝ちはラーザ達で良いな」
「意義なし」
「よーし、今年が始まってからまだ一回も普通な授業をして無いけどもう帰っていいぞ、どうせこの壁を修理しなくちゃならないから」
「あのー、本当にスミマセン」
二郎さんに謝った後教室を出る
「ねえねえラーザ君、その剣触っても良い!」
教室を出た途端ルーちゃんが話しかけて来た、
「うーん、良いけど気おつけてね」
「大丈夫、汚さないから」
「そうじゃなくて学校の方を壊さない様に」
「そ、そうね」
最初は剣をブンブン振り回していた彼女も自分の手の中に有る化け物の怖さが分かったみたいで今は慎重に扱ってる。
「ねえ、ルーちゃん達はどうやってあの剣を手に入れたの?」
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