30話 森&勇者ごめん
星を押してくれた方、有難うございます、かなり珍しい事なので嬉しいです
三十話達成!!
「よーし、変なあだ名を付けられた訳だし王都に帰ろうか」
「王都に帰る理由酷過ぎじゃない!」
今回も桜が元気にツッコミを入れて来る
俺達は今初めてこの町に来た時に通った道?森の前に居る、町から出るのも手っ取り早く済んでまだ日が高い。
(手っ取り早く出られたのは門番達に怖がられたからだとは誰も思って無い)
「じゃあまだ日が高い内に王都に向かうっすよ師匠、ラグちゃん、それと "剣と火の魔女さん"」
「五月蝿いわね貴方、そんな事ぐらい分かってるわよ、後そのあだ名は辞めてよね」
リキと桜がまた睨み合い始めた、最近多くなって来た気がする
「まあまあ、落ち着いてよ二人とも、もうこの町で起こったことは忘れようよ」
「オッス!」
「はーい」
最近桜の態度が悪いけど、反抗期なのかな?良く分からん
「リキの言う事も正しいし急いごうか、最近は雨が降ってないみたいだから来た時みたいに泥だらけに成る心配も無い事だし」
そう言いって森に入って行く、
当然と言えば当然だけど森の中は木と葉っぱでいっぱいだし、地面には大きな穴、根っこ、石と言った感じで俺たちの行く手を阻むものがいっぱい有る。
2時間経過
「師匠」
「何だ?トイレならさっき行っただろ」
「そうじゃ無いっすよ、俺疲れたんっす、いっそ俺の火魔法で王都まで続く一本道を作って良いっすか?」
「言い訳ねーだろ、んな事をしたら森全体が一瞬にして灰になるわ!」
俺達はまだ森の中に居る、桜が持っている1つのスキルおかげで王都までの道が分かっているけど、行き同様かなりキツイ。
『ラーザ君が道を作れば良いんだもん!』
ラグナロクも疲れたみたいで俺に道を作って欲しいらしい、皆俺が何だと思ってるの?
「それ良いわねラグちゃん、貴方天才よ。
ねえ、ラー君のスキルで目の前にある木を全部無くすって事は出来無いの?」
「うーん、無くせるて言えば無くせるけど、1つ問題が有るんだ」
「何なの、敵なら私達でギタギタにするよ」
怖えーな、マジで道の為に人を殺しそうで本当に怖い
「そうじゃ無くて、もし俺のスキルでそんな事をしたらもう木が生えて来なくなると思うんだ」
「それは駄目ね」
桜も納得してくれた見たいだ
『違うんだもん!剣で作るんだもん』
「どう言う意味だ?」
『そのまんま何んだもん!やって見るんだもん!』
「分かった分かった、だから一旦落ち着こうね」
何故か急に切れたラグナロクを落ち着かせながらアイテムボックスから魔王城で見つけた真っ黒い剣を取り出す、
その剣は相変わらずもの凄く持ちやすくて重心?も何か良い所に有るのだろう、重さを感じ無い............何言ってんだ俺、
ラノベの主人公ってたまに、うんちくとか凄く頭が良い事を言ったりして居るけど、
俺は日本に居た頃に柔道と自転車以外のスポーツをした経験が無いから剣のことは何も分からない、
この剣もきっと凄く良い物何だろうけど、バイオリン初心者に数十億円程のバイオリンをあげるみたい事だ、ことわざで伝えるなら [豚に真珠] って感じだ、
まあ、貰った物は有り難く使わせて貰うけど。
「じゃあ切ってみるけど何も切れないと思うよ」
『やってみて何だもん!』
「はいはい、エイッ!」
そう言いながら手に持っている剣で木を力強く切る..........そう、俺は今太さ30センチを有に超える木を軽々ぶった切ったのだ、
感覚では何も無かった所を切った時みたいで、もし目で見てい無かったら気づかなかったと思う、それ程にもこの剣は優れているのだ。
............じゃねーだろ!ちょっと前にも思ったけど!この剣はもはや核爆弾と同レベルかそれ以上だよ!何でこんな物を普通にドロップしてるの魔王!馬鹿じゃね?
「........」
「............」
『. . .』
ほら!皆もフリーズしちゃったじゃない!どうしてくれるのよ!
「最近の剣の性能は凄いな、はっはっは」
答えに迷ったら笑って誤魔化せ。
「何がはっはっはよ!私はもう一生ラー君の事で驚かないと思ってたけど、どうして毎回私の想像の斜め上に来るの!」
桜は結構普通な反応をしている
「師匠、俺師匠に一生付いていきます!剣で木を切断出来る人何て探してもそう簡単には見つからないっすよ」
リキは.........まあ、いつも通りだな
『す、凄いんだもん、ツタを切るのかと思っていたんだもん、なのに木を切るなんて凄いんだもん!さすがご主人さまだもん!』
ラグナロクは一番はしゃいでいる、て言うか言ってる事聴き取るのムズイな
「まあ、これで進むスピードもグーンと上がる訳だし良いんじゃない?」
「否定はし無いけど...........」
「と言う事で、レッツゴー!」
「だからそれってどう言う意味なの!」
「さあ、行くぞ!」
「あー!聞かなかった様にしてる!酷ーい」
桜、うるセエ。
俺達は剣を使う事で移動速度が格段に上がり、森でキャンプをする予定だったのに日が沈むちょっと前に帰ってこれた、そのおかげでキャンプをする手間が省けた、
マジで剣様は最高だ。剣を"剣様"って呼ぶ人は変人?それなら変人で結構。
剣様のおかげで来る時に邪魔だったツタや枝、葉っぱも全部切れるから普通に楽だった。
王都に付いた時に振り返ってみたら俺達が通った場所に真っ直ぐな一本道が出来ていた。
「おお!タングリー学校の生徒ですか、どうぞ通って下さい」
「あっ、有難うございます。それと俺達の友達は身分証明書が無いのですけど、どこで出来ますか?」
「身分証明書ならギルドで作れる筈ですよ、今頼みますか?」
「いえ、大丈夫です、それじゃあ、さようなら」
そう言い残して王都の中に入る
町のギルドみたいで門番に俺達がタングリー学校の生徒だって言う証拠を見せたら簡単に通させてくれた、
どうやらこれはコピー出来ない様に魔法が掛けられて居るみたいで、どんなに腕がいい鍛冶師でも特別な許可と道具が無ければ作れ無いらしい。
王都の中に入ると何故か誰も居なかった、疑問に思って皆で歩き回って居ると大広場から大きな声が聞こえて来た、
「「王都の皆さん、今日は歴史に残る一日です」」
「何んだ?お前ら、分かるか?」
「うーん、ちょっと分からないわ」
「俺も分からないっす」
二人に今日が何の日なのか聞いてもどっちも知ら無いらしい
『私も分から無いんだもん!』
うん、ラグナロクお前が知ってたら逆に怖いわ、まだ生後一ヶ月未満だろお前
「「今日は勇者一行が魔王討伐に出発日なのです!では皆様、勇者方に盛大な拍手を」」
彼がそう言うと学校で会った勇者と、忍者の格好をした女子一人と一匹の龍が現れた
「キャー!頑張って」
アイドルかな?
「ウオー!ドラゴンだ、生だ生、生ドラだ!」
もしかして人気スマホゲームの名前?
と言った感じで観客も凄くテンションが高い........のか?
「はい、私が勇者で有ります、そして魔王をこの聖剣で退治します、以上」
短いな分かりやすいけど......
ちょっと待って、確か魔王って俺がこの前倒した様な.........
ま、まあ楽しめるならそれで良いよね.....
「どうしたのラー君、何か顔色悪いよ」
「ああ、ちょっとな、休んで来るよ、疲れた」
「そう、じゃあね」
「おう」
そう言って寮に向かう、此処は気まず過ぎる、勇者、本当にごめん。
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