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29話 ギルマス

何故だろう、最初は学校で普通に授業する筈だったのに......

出発するのは良いけどまた道に迷ったら不味いからギルドで道を聞きに行く


「あのー」

「ヒイッ!化け物トリオ」


何で怯えてるの?俺達何か変なの?


そもそも何でレッツゴーが通じ無いのにトリオが通じるの?て言うか何化け物トリオって?漫才?


「おいこらぁ!誰がトリオじゃい!四人いるだろ」


突っ込む所そこ?リキがまた馬鹿な事言ってきた、ちょっと慣れ始めた、


「突っ込む所そこじゃないでしょこのバカ!」


そう言って桜がリキ頭を力強く叩く


「スミマセンねこの人馬鹿で、

それで、化け物トリオってどう言う意味何ですか?」

「えーっと、ギルマスを呼んできますのでそこから絶対に動かないで下さい!」


桜の質問を無視したギルドの職員は勢い良く受付から出てギルドマスターを呼びに行った、どうなってんの?


「なあ、お前ら何かしたか?」

「私は何もしてないわ」

「俺も何もしてないっす」


一応二人に聞いてみるけどどっちも心当たりが無いようだ


「ラグナロクは.......何かしてるわけ無いよな」

『何もして無いんだもん』

「だよな、じゃあ何であだ名何か付いたの?」


疑問に思いながらもギルマスを待っているとギルドが異様に静かな事に気づく、


いつもはどんなに人が少なくても騒がしい筈なのに変だ、そう思い辺りを見渡すと皆俺達の方を見てる


それに加え全員小声で 


「お、おい、あいつら化け物トリオじゃねーか、ヤベーぞ」

「なあ、サイン頼む?」


とか


「クソッ、やばく成る前に逃げないと」


そんな事を言ってる、急激なレベルアップをおかげで遠くに居る人の会話も簡単に聞こえてくる様になったからちょっと不便だ、

今なら斉〇楠〇の苦労がちょっと分かる


「お主等が化け物トリオ.........今は四人だからトリオじゃ無いか」


声が聞こえてきた方に振り返ると一人のお爺さんが居た、一見普通の老人に見えるけどレベルアップのおかげかな?この人がただ者じゃ無いと分かる、多分ギルマスなのだろう


「何かそうみたいです、まあ俺達はよく分かってい無いんですけど、どうしてあだ名を付けられたのか知ってますギルマスさん?」

「ほう、儂を見ただけでギルマスと分かる位の力は有るか、まあ面会室まで付いて来い、ここじゃと話し辛いだろ」


そう言ってギルマスはギルドの二階に上がり、廊下の一番奥に有る部屋に入る、彼に続いて俺達も入る、


面会室の中には2つの黒いソファーが有り、その間にお茶とお菓子が乗っている小さなテーブルが有る。


「ほらほら、お主等も座れ」


先に座っていたギルマスが誘ってくれたから彼の向かいのソファーに四人で座る、


「君達3人と一匹は化け物トリオと呼ばれる様な事をした気はないと言っているのか?」

「はい、そうな.........今3人と一匹って言いました?」

「うむ、そう言ったが、違うのか?」


余りにも普通に喋ってたから気付かなかったけど、この人ラグナロクが人間じゃ無いと言う事に気づいて居る


「違いませんけど..........どうして分かったんですか?」

「ある程度のレベルが有れば自然と分かるもんじゃよ、お主も農がギルマスだとすぐに分かったじゃろ、あれと同じ感じだ」

「そんな物なんですね、じゃあある程度強ければラグナロクが龍だって事が直ぐにバレるって訳ですね」

「そうじゃ...........ちょっと待てお主、今龍と言ったか」


ギルマスが目を輝かせながら聞いてくる


「は、はい、ラグナロクは龍ですけど.......」

「おお!かなり強い魔物だとは思っていたけれども、何と龍だったとは」

「えっ!知らなかったんですか」

「当然じゃ、何かしらの変化のスキルを持っている魔物と思っていたけれども、龍は流石に想定外じゃったわ」


ちっ、それなら黙っときゃ良かった


「あのー、話がズレてますよギルマスさん、今は何でラー君、リキと私が [化け物トリオ] なんて言うあだ名を付けられたのかを知りたいんです」

「そうじゃったの.......そもそもお主等、本当に心当たりが無いのか?」

「全く無いです」

「ふむ、なら儂の部下が持って来た報告書を読んでやろう」


そう言いながらギルマスは3枚の紙を何処からか出して来た、

アイテムボックスなのだと思う、自分で使う時は気づかなかったけど結構手品に似たスキルだ、


「先ずはリキ君から」

「俺っすか?」

「町の周囲の魔物を焼き殺す」


何が悪いんだ?リキも同じ感じの事を思っているみたいだ


「嫌嫌、何も悪くねーだろ!何処が化け物だよ!」

「待て、続きがある、

周囲の魔物と一緒に森の一部を焼き払う、泥塗れで宿はギルドに入るなどなど似た感じの事件を多数起こしている、幸い怪我人は出て無いけどな」


それはアウトだな。そう言えば、最初に会った時泥だらけだった様な.......


「本当なのかリキ」

「す、スミマセンっす師匠」

「あんた何やってるの!馬鹿じゃない!危ないわよ、怪我人が出ないなんて奇跡よ!」


桜がそう言うとギルマスがもう一枚の紙を読み始める


「桜だったな、怪我人が出て無いけどお前も結構凄いぞ、町中で剣を抜いたりA級スキルを使ったり、リキに襲い掛かったり、

[剣と火の魔女]と街の住民に恐れられているぞ」

「い、嫌、あれはリキを捕まえる為で...........ごめんなさい!」


そう言って頭を下げる桜、うんこれは化け物トリオなんて言われても頷ける........あれっ?俺何もして無いじゃん?


「俺は....」

「ああ、お前も化け物だけど二人とはちょっと違う感じだ」

「どう言う意味何ですか?」

「実はお前のおかげでこの町も魔物の素材の値段が一ヶ月前の半分以下まで下がったんだ」


何で?


「スミマセン、魔物の素材の値段と俺の繋がりが良く分かりません、」

「........お前、ダンジョンに潜った時にドロップした素材を売ってたじゃろ」

「そりゃあ、そうですけど」


当然でしょう


「そのおかげで尋常じゃない程の量の素材が手に入って魔物の素材の値段がもの凄く下がったんだ、

そしたら町の住民が [どうして安くなったんだ?] と疑問に思って探した結果、一人の化け物が大量持ってくるおかげだと判明したんだ」


うん、俺等化け物トリオだ。


「何かスミマセン」

「まあ、怪我人が出なかったし、お前のおかげで町も絶好調だから良いさ」

「分かりました、本当にスミマセン」

「あのー、失礼なのは分かっていますけど、もう出ないと行けないんです、なので王都までの道のりを教えてもらえれば」


おお、そう言えばそうだった、最初は王都までの道を聞きに来ただけだったんだ、それから化け物トリオの話に成ったんだっけ。


「それなら4日後に来る馬車に乗れば行けるぞ、まあもし間に合わないなら」

「間に合わないなら?」

「森を突っ走る」

「ですよねー」


ちっ!


「すまぬな」

「あっ、とんでもないです、有難うございます」

「おっす、じゃあ行くっす」

「さようなら」


知りたかった事も知れたから部屋から出る


「またな、もしダンジョンに来たいならいつでも良いぞ、今度は50階層位には行ける様にしておくから」

「あっ、大丈夫です、200階位まで簡単に行けるので」

「えっ!」


すごい表情をしているギルマスを後にして出る、

何でかって?面倒くさくなりそうだから。


読んでいただき有難うございます

もし良ければブクマと下の☆を押して貰えれば嬉しいです。


何卒お願いします

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