25話 吸血鬼は良い奴だった
ラグナロクって名前、長い
次の投稿は二日後の予定です
今見たらブクマが一つ増えてました、
ブクマしてくれた方有難うございます
「*き*ラー*、お*てラーザ」
「ん!......此処はどこ?あとこの起き方最近何回もやってる気がするんだけど!」
「あっ、ラー君が起きた!吸血鬼さん来て来て!」
今も会議室に居るみたいだ、目の前にラグナロクが開けた大きな穴が有る、確か吸血鬼の召喚に成功して浮かれていたら急に倒れたんだっけ。
「ラーザさん、大丈夫ですか?」
少し困惑しているとさっき召喚した吸血鬼が声を掛けてきた、
彼は凄く整った顔だけど、皮膚が真っ白くて今にも死にそうな目をしている、だけど特に目立つのは彼が持っているデカい2本の牙だ、
少し怖いけど俺の心配をしてくるし優しい奴何だろう。
「ああ、ごめんな急に倒れて、どの位時間が立ったんだ?」
これで三日とか言ってきたらどうしょう
「うーん、ラーザ君は2-3時間位寝てたよ」
「そうか、何で気絶したんだ俺?」
「あのー」
「ん?」
吸血鬼君が喋りたそうにしている、
「もしかし魔力切れじゃないんですか?」
「えっ、魔力って無くなると気を失うの?魔法とかが使えなく成るだけじゃ無くて?」
死ぬよりは良いけど、どうせそう言うのがあるのって戦いの途中だから同じじゃね?それと魔物召喚って魔法の分類に入るんだ。
「ええ、昔私を襲って来ていた冒険者の中でよく魔法使いが魔法を連発した後に主の様に気絶していたんです」
「へー、じゃあ ステータス」
そう唱えて本当にMPが切れたのかを確かめてみる
名前 ラーザ LV 1873
種族 人間 14歳
称号 転生者、頑張りし者、10の壁、100の崖
1000の絶壁
HP 17010/17010
MP 15/17710
SP 19020/19020
筋力 2691/2691
防御力 5199/5199
敏捷 7110/7110
スキル
[固定ダメージ1] lv119
火水風土魔法(中級)
魔物召喚
スキル発動時間短縮(特大)、スキル対象UP(17人)
スキル有効範囲UP(90m)、アイテムボックス(50×50×50)
経験値獲得 1=1
偽装(1限界)
「おお!本当だ、君の言う通りだったよ.....えっと名前なんだっけ?」
「あっ、これは失礼、私は ポール コパニキ と申します」
「ポールだな、分かった。
君が言う通りMPが凄く減ってたよ.......そもそも君ってどんだけ強いの、俺MP結構あると思っていたんだけど召喚しただけで一瞬で消えたんだけど」
「そうですね私はこの城の中では大体6番目に強いと思います、四天王と互角、少し弱い位でした」
.......ちょい待って、四天王って最強の次の筈だよね
「スゲー強いって訳だなお前は........ ん?
ちょっと待って、私はってどう言う事」
「はい、よく魔王が最強だと言われていますがかなり弱い方なんです」
「それなら何で魔王何て言う名前なんだ、魔の王だからだろ」
あんな名前なのに最強じゃ無いなんて
「はい、実はそれは彼がよく姿を表しているから彼より強い魔物の存在は忘れられてしまったからなんです、昔は魔王が現れてもそんなに凄い事じゃ無かったんです」
「えっ?何で魔王だけ姿を表していたんだ、もしかして凄い理由でも有るのか」
もしかして神に止められたとか、もしそれ程凶悪なモンスターが居るとしたら、ゴクリ
「あっ、そんな凄い理由なんて無いです、
全員面倒くさがりだったので誰も現れたく無いから現れるのが誰なのかをジャンケンで決めていたんですけど魔王が毎回負けてました」
.......異世界って全部こうなの、俺はもうちょっとテンプレ通りでも良かったんだけど。
「魔王は毎回グーを出していたから負けていたんです」
「どうでもええわ!」
今日で一番どうでもいい情報だなそれ
「なあ、魔王って毎回同じ奴だったのか」
「はい、倒されてから何百年か経ったらまた生えてきますから」
「生えて.........嫌、それ以上は知りたく無い」
「そうですか、分かりました主様」
主様って、女性からなら良いけど男性に言われても1ミリも嬉しくない
「そもそもお前は俺に殺されたのに何で敵対して来ないんだ、俺が殺した時の記憶とかまだ有るだろ」
「はい、勿論有りますけど私は貴方に召喚されました、その時から貴方や人間を殺したい思いなど消えました、なので貴方の命令じゃ無ければ人は殺しません」
それって頼めば殺すって事じゃ......聞かなかった事にしよう
「へー」
て言うか便利だなこのスキル、もし本当は殺したいけど出来なくなっていたら俺も気まずかっただろうし、
『ラーザ、もう飽きた、外に行きたいんだもん』
ポールと喋って居るとラグナロクの声?テレパシーが聞こえてきた、
彼女は今ドアがあった所の前で暇そうにしている、見た目や知能も14歳位の少女だけど彼女はまだ0歳だから何時間も同じ部屋にいるのは辛いのだろう。
「ああ、ごめんなラグナロク、ポールと喋りすぎた、今行くよ」
『はーいだもん』
「と言う訳で俺達は行くけどあの廊下を歩かせるのも悪いし君は召喚を解くよ」
「はい?!ちょっと待って下さい、もしかしてラーザさんはあの死の廊下を歩いて来たんですか」
物騒な名前だな、そんな名前の廊下歩きたくないな........もしかしてダンジョンからここまでに有るあの長ーい廊下の事か、長かったけどそんなに凄いことは無かったぞ
「死の廊下って、ただ長いだけの廊下だろ」
「嫌嫌、あの双子のメイドが居たし四天王も居たし罠とか、開かずの扉とか」
「いや、罠は無かったけど」
「ん、待って下さい、今日なん曜日ですか?」
何で今その質問をしてくるんだ?まあ良いけど
「水曜だけど」
「ああ、そうでしたか、それなら罠が無いのも普通です、水曜は罠の手入れの日ですから」
ああ、そう言えば昨日ゴミ出しの日だった。
みたいな軽いノリで凄い事言ってんな、て言うか、
「じゃあもし水曜じゃ無かったら俺は...」
「はい、もう何百回かは死んでました」.
「.......」
「.......」
少しの間沈黙が続く
「じゃ、じゃあ俺は行くからじゃあな」
「あっ、それならあそこのボタンを押せば転移出来ます」
「マジで」
「はい、廊下の最初にもあった筈ですよ」
クソッ!もし最初に気づいてたらあんなに長く歩かないで済んだのに
「有難う、またな」
「はい」
彼がそう言って一礼した後スキルを解除して彼を消す?徐々に消えて行くとかじゃなくて急に消えて行った、俺異世界でマジシャンになろうかな?
そう思いながらポールがさっき見せてくれたボタンの所に行く、ボタンは真っ赤で俺の手と同じ位の大きさだ、テレビであってたクイズ番組のボタンみたいだ。
「おーい、ラグナロクこっちに来てみ」
『なになにだもん』
彼女が直ぐにこっちの方に走ってきたのは良いけどなんか言ってる事が変だ
「何だよ、なになにだもんって、だもん着けたから変な感じになってるぞ」
『はーいだもん』
「分かればよろしい.......って違う!」
『ビクリ』
「自分で言うなよ、しかも棒読みすぎるだろ、それよりここを押せば出られるから321で一緒に押そう」
『分かっただもん』
そう言って彼女は俺の手の上に彼女の手を置いてきた
「3、2、1」
そう言ッタ後ボタンを押すと景色はガラッと変わってダンジョンに入る為の穴の目の前にラグナロクと二人で居た。
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