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退屈な毎日

今日もいつも通り学校に来た。

いつもの席に座り、いつも通り授業を受けている。

しょうもない教師のしょうもない話を聞きながら1日を消費していく、なんてつまらない学校生活だろうか。

別に学校が嫌いな訳ではない、ただ退屈なだけだ。

そんなことを考えているうちに、長かった授業の終わりをチャイムが知らせてくれる。

『よし、四限の授業はここまで』

『起立、礼』

『『『ありがとうございました』』』

ようやく昼休みだ、ご飯を食べる以外特にすることもないのだが。

『はぁ、、つまらん』

そんなことを一人つぶやきながら、鞄から弁当を出した。

私の人生は灰色だ、これからもこの退屈は続いていくだろう。

嗚呼、刺激が欲しい。


『ねぇ!カレンちゃん!ご飯食べよーぜ!食べよーぜ!ヒャッハーーー!!』


『...うるせぇ、宮島』


『ゲヘヘヘヘへ!今日も可愛いなぁカオリちゃん、おへそ舐めていい?』


『..なんでお前にヘソ舐められなきゃいけねぇんだ』


『理由なんて必要ないんだよ、、本能がそうしろって言ってるんだから』


『なんだコイツこえーよ』


このうるさい奴は宮島京奈、私の、、一応幼馴染だ。

昔からチョロチョロと私の周りを付きまとって来る。


『朝から元気やねケーナ、私も混ぜてもらっていい?』


『おう町、入れ入れ』


コイツは町詩織、高校から仲良くなった。私の数少ない友人だ。


『聞いてよ詩織ちゃん!カレンちゃんがおへそ舐めさせてくれないの!』


『人のおヘソは舐めるものじゃないんよ』


『うぐぐく、、キエエェェエイ!!』


『奇声をあげるなモンスターが』


こんな頭のおかしい会話をしながら、私の日々は過ぎていく。

(はぁ、今日もつまらない1日だな、、)

そんな私たちを、周りの奴らがチラチラと見ている、どーせ五月蝿い三人組だとでもおもわれているんだろう。


(((いつも楽しそうな三人だなぁ、、)))

クラスの全員がそう思っていることを、大井香恋はまだ知らない、、、


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