零、 プロローグ
勇者召喚ものが、書きたくなったから、書いてみた。
「どうか、力を貸してくれませんか？」
えっ？
どうしてこうなったのか・・・・。
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「狐陽～。コーヒー買ってきてよぅ」
「ほら～早くしないと昼休みなくなっちゃうよぅ」
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私は狐陽。高校２年。いじめられ始めてから５年、
毎日のいじめ。理由は、名前。
ほら、狐陽だなんて、かわっているでしょう。
母親は私が５歳の時に他界。
父親は３年前から音信不通だ。
両親に助けを求める事も出来ない。教師は見て見ぬふりだし、
あぁ・・・。今日もいじめられる。
私の足取りは重い。今日も遅刻ぎりぎりだ。
中学一年のとき、引っ越した。父親の仕事の事情でだった。
これまで名前の事をなにか言われた事はなかった。
転校したところは、治安も悪く、学校は荒れてたので、
ましなひとは、一人もいなかった。
高校は、近くの所に行った。別に行きたかったわけじゃない、
怪しまれないためだ。私の成績は中の上。今の時代高校に行かないのは
よほど成績が悪いか、金銭的に無理な家庭だけだった。
私はどれも当てはまらない。家は一戸建てだし・・・。
あー、もうやだ！
毎日そう思う。
重い足取りで教室に向かう。
「おはよっ」
びちゃー。
水をかけられた。抵抗してもしょうが無いので、そのまま自分の席にすわる。
「ホームルームを始めるぞ」
先生が入ってきた。
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足下が光った。う、うわー！！！！！
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で、冒頭に戻る。
「力を貸すって、第一ここはどこですか？あなたは誰ですか？」
クラスのリーダー的な子が言った。
「ここは謁見の間と言われるところです。私はあなたたちが言う神様です。」
はい、勇者召喚ねー。狐陽はオタクだったりする。
「これから勇者召喚でちがうせかいに・・・」
よくある会話をぐだぐだやって、あ、そういえばなんかスキルをくれるらしい。
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「では、行きます」
ザッ異世界！
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「ようこそ、勇者様方」
そこにはお姫様？がいた。
コハルと読みます。
