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6 豹変

「いっつつ・・・・・・」


 朝食を食べながら、背中全体に走る鈍痛に口元を歪めた。


「ふん! 雅が悪いんでしょ」


 確かにこちらに非はあるが、そこまで怒る必要はないと思う。でも年頃の女の子とはそういうものなのだろうか。同じ立場にありながら、野蛮な日々に明け暮れていた自分には理解できない。それは顔を洗う前、三十分遡る出来事だ。 







「ちょっと、雅はやく起きてよ!」


「んぅ・・・・・・」


 少し強めに揺すぶられ、まだ眠っている身体に刺激が送られる。


「いつまで寝てんのよ! このままじゃ昼になるわよ!」


「んああ・・・・・・」


 正直まだ強く睡魔が襲って来るため、二度寝を決行することにした。そこまでは良かったのだが、いや良くはないが何を思ったのか、目の前の渚を胸元に抱き寄せて共にベッドに倒れ込んだのだ。この時の渚の表情は分からなかったが、体が震えており怒りに満ちていたようだった。


「な、ななな、バカーっ!」


 悲鳴のような怒声とともに渾身の力で投げ飛ばされ、ベッドから容赦なくフローリングに叩き落とされた。眼は眠く閉じかかっていたが背中から伝った激痛により、完全に目が覚めた。







(気まずい・・・・・・)


 昨夜の食事の雰囲気が和やかだったぶん、渚に会う前の食事のような黙々と口に食べ物を運ぶ作業が余計つまらなく感じた。鮭の塩焼きも味噌汁も文句なしの美味しさだが、少しだけ物足りない。それはコミュニケーションという初歩にして一番の隠し味が不足していたからだ。


「ところでさ」


 そろそろ限界だと思い口を開こうとしたそのとき、意外なことに先に声を発したのは渚の方だった。


「明奈さんが居そうな場所の目星はあるの?」


「もちろん。ここじゃなかったら他はどこだってぐらいのとこだよ」


 心当たりにおいては本当に自信がある。よく自宅よりも住みたいと口にしていた例の場所しかむしろ思い当たらない。


「ふーん。とりあえず食べ終わったら早速いこ」


 だいぶ先ほどまでの怒りも冷めたのかいつも通りの渚に戻っていた。しかしここで変に追求してしまうと火に油を注いでしまうことになるため、会話はあまり振らずにご飯を貪った。







「で、その居そうな場所ってここなの?」


「もちろん」


 朝食を済ませてからすぐに家を出て徒歩約10分、例の心当たりのある場所とは、明奈たちと一年間通いつめた烏丸高校であった。


「確かまだ事態に気づいていなかった学生が、救助されるまで休校って帰されたはずだけど」


「そうだな。けどあいつはどんな時でも自分の考えを曲げないよ」


 生徒玄関の扉にはやはり鍵がかかっており、手に反発してくる感触が伝わってきた。


「鍵かかってるけどどうするの? なんならガラスを割って突入――」


「まてまて、強行突破は最終手段だ」


「じゃあどうするのよ」


 大丈夫、まだ希望はある。そこ次第では本当に強行突破せざるおえないけど。


「校舎の裏側に行こう」


「それで本当に穏便に済ませられるんでしょうね」


「多分」


「たぶんって・・・・・・」


 運次第なのは拭えないため、曖昧な返事をすることしかできなかった。










「で、その希望とやらは体育館の外からの出入り口なの?」


「いやいや、こっち」


 指をさして渚に知らせたのは、ちょうどその真下にあるピロティだった。


「確か先生が急に雨が降った時に鍵取り行くのがメンドイから開けっぱにしてた・・・・・・はず」


「なんで自信なさげなのよ。こっちが不安になるでしょ」


「しょうがないだろ。陸上部に所属してた1年の始めの頃の話なんだから」


 実はこの学校では部活参加を強制しており、自分もとりあえずといった感じで陸上部に入部した。しかし幽霊部員と化している先輩が多く存在していることを知り、自分もすぐに、家計が厳しいからバイトのために参加できないと理由付けして部活に行かなくなった。


 ピロティの中に入ると、特有の湿り気を帯びた空気に頬を撫でられた。その感覚が懐かしくもあり気持ち悪い。


「歓迎されてる・・・・・・わけじゃないよね」


 校舎内に繋がる扉は、確かに渚の言うとおり迎え入れてるかのように全開されていた。意図してのものなのだろうか。


「まあ楽に入れるんだ、今は難しく考えないで行こう」


「そうね・・・・・・」


 確かに不安になる気持ちもわかる。ワザと侵入経路を作っていたとすると、ここにはトラップが確実にあるはずだからだ。しかし不安以上に明奈に会いたいという気持ちが強いため、慎重に足を踏み入れていくことを決意した。事態が事態なので気は引けたが、土足のまま校舎内を歩き始めた。


 警戒心だけは解かないようにしながら、余裕が生まれてきた渚の声に耳を傾けた。


「なんで明奈さんがここに来ると思ったか聞かせて欲しいんだけど」


「ずっと思ってたけど私は雅で明奈は明奈さんなんだな・・・・・・まあいいや。明奈はさ、もし明日地球が滅ぶならどうするって聞いても、普通に学校に来るって言うんだよ。だったら滅亡と大差ない事態が起こった今なら、あいつは学校に来ると思ったからね」


「なんでそんなに学校こだわるの?」


「あいつにとっては学校が唯一の居場所なんだよ。家があんなんだし、勉強は嫌いだけど友達はあいつ大好きなんだ。そんな友達と過ごした学校が、あいつにとっては宝物なんだと思う」


「そう・・・・・・」


「あともう一個思い当たる節があってさ、明奈ってすごくバカっぽいやつなんだけど、昔はかなり大人しい子だったのね。家のせいか分かんないけど超ネガティブな性格しててさ、今でもその一面がたまに出るんだよ」


 おそらく堅実、安定、名誉を遵守する父からの圧力により、幼いながら夢を見れない現実的な子に育ってしまったんだろう。


「何が言いたいの?」


「もし考え込んでたら、あいつは多分ここを死に場所にする」


 冗談ではなく至って本気だ。助かるとは微塵にも思っておらず、降りかかる現実に少しの抵抗もせず明奈は受け入れてしまう気がした。


「なら、尚更助けてあげなくちゃね」


「もちろん!」


 踊り場から階段を登りきり、校舎の二階に着くとすぐに二年一組の教室が目に入った。そう、明奈たちと共に学んでいる教室だ。


「この中に明奈さんがいるかもしれないのね」


「考えたくないけど違うヤツに襲われるってこともある。警戒だけはしといてよ」


 会いたい気持ちと悪いイメージが頭を交差しているが、ここまで来て逃げるなんてありえない。震える指を取っ手に引っ掛け、深呼吸を一回挟み決意を固める。


「開けるよ・・・・・・」


 扉を開いて自分の席である窓側の後ろの方に視線を向けると、見慣れた風貌を纏っている人物が机に腰掛けていた。


「み、雅!? なんでここに!?」


「明奈・・・・・・やっぱりここにいたか」


「よかった・・・・・・」








 

 明奈の付近の席に座り、早速これまでの経緯を話してもらった。聞いたところによると、母に追い出される形で仕方なく学校に来ただけで、自分の意思で来たわけではないらしい。とりあえず変な気は起こしておらず、自分の勘違いということでひと安心した。


「んで、そっちのロリっ娘はだれなのさー?」


「初めまして、わたし工藤渚っていいます。よろしくお願いします明奈さん」


「あ、明奈さん!? ・・・・・・くぅー! いいッ響きだなあ! あっはは!」


 そういえば中高と部活に所属していなかったこいつに親しい後輩はできなかっただろうし、妹も居ないから年下というものが新鮮なのかもしれない。


「後輩ってのはいいねー! とりあえず抱きしめていい?」


「なぜそうなるんですか」


 終始ふざけまくりの明奈に対する渚のツッコミにより、自分自身冷静になると再開の喜びにより忘れていた大事な用件を思い出した。


「盛り上がってるところ悪いけど、明奈に聞かなきゃいけないことがあるんだ」


「おおん? 改まってどうしたのさ?」


「お前の母さんと昨日会ったんだよ。父親にDVを受けてるって本当なのか?」


「そ、会ったんだ・・・・・・それはほんとのことさ」


「そんな母を放っておいて自分勝手に生きてたってのも?」


「ちょっと、雅!」


 自分でもキツく言いすぎたと思った瞬間、すかさず渚が止めに入ってきた。


「はは・・・・・・違いない。捉え方によっちゃそうなるわな」


「でも、私は明奈が何もなくそんなことするやつだとは考えられない。ワケがあるんだろ?」


「あるっちゃあるかな、まあ自分勝手な解釈だけどさ」


 一瞬顔が苦痛により歪んだように見えた。何かしらの罪悪感は感じているらしい。


「母さんからさ・・・・・・どんなことがあっても、明奈は明奈のままでいて欲しいって前に言われたのね。だからあたしはずっと明るく振舞ってきた。でもそれって、見ようによっては苦しむ母さんを見捨ててたってことになるんだよね。いや、まんまだよ。あたしは正面から向き合うのが怖かったから、言いがかり付けて逃げてたんだ」


「明奈・・・・・・」


 場合によっては喧嘩に発展しかねないと思っていたが、明奈が以外に物分りのいいやつで助かった。


「空回りだってホントは分かってた。けど慣れちゃったんだよね。気づいた頃には大きくなって、取り柄なんて明るさだけの能無しになってた。結局あたしは母さんを一人苦しめてたんだよね」


 今にも崩れ落ちそうな明奈の肩に手を置き、優しく微笑みかける。渚の時と同じように。


「明奈の母さんの様子からして確かに一人苦しんでたのかもしれない。それでも私は自分勝手じゃなく、たとえ間違ってたとしても、力になろうとしていたって事実を知れただけで安心したよ」


 自分の親友が、身内のことも常に考えて行動していた思いやりのあるやつというだけでどこか誇らしい。明奈はただ不器用なだけだったのだ。


「明奈さん・・・・・・お母さんに会いに行きましょう」


 話が通じ合ったところで、タイミングよく渚が本題を投げかけた。彼女がいままで黙っていたのもこの瞬間を狙っていたからだろう。


「会うってこんなときにい?」


「こんなときだからです。この機会に謝りに行きましょう。考えたくはないけどもしものことがあって後悔しないように」


 私が感じたときと同じように、明奈も強い説得力を正面から受けていることだろう。経験でこうも違うのかというほど、言葉に未知の力を感じる。これは渚の力なのかもしれない。


「ま、その通りだよね。はー、あたしってやつは今まで何やってたんだよ。後悔ないように、か――なあ雅、なっちゃん」


「な、ななななっちゃん!?」


 あだ名で呼ばれたことがないのだろう、可愛らしく簡略化された名称に面白いほど狼狽えていた。


「あたし、血吸わせる気なんかさらさらないから。それにあんたら二人はもちろん、友達全員救ってみせるから」


 完全に予想の裏を突かれたため、表情に出てしまっていると気付けるほど驚いてしまった。明奈のことだから、自分が犠牲になっても護る考えを持っているかと思ったが、珍しく自分自身の命を尊重していたからだ。明奈も日々成長していたということか。


「せーぜーあたしの足は引っ張らないようよろしくぅ!」


 そのあとの軽い冗談で台無しだが、やはり明奈はブレないやつだということだ。その変わらない資質が周囲に安心感を与えるのだとは思うが。

 しかし戦意高揚する最中、このあとすぐに絶望が訪れるとは思いもしなかった。




 校舎を出て徒歩3分、それはすぐ目の前に現れた。


「なにあれ・・・・・・」


「嘘っしょ?」


「はやく隠れて!」


 渚の声が呆けていた頭を働かせ、すぐに通路の角へと身を潜めた。しかし現実を受け入れられないのも無理はないだろう。なぜなら、日光を浴びると消滅するとテレビの特集でも言われていた吸血鬼が、今目の前数メートル先、快晴の下で人の血を吸っていたからだ。

 渚がすぐに曲がり角に呼びかけてくれたおかげで、なんとか発見はされずに済んだようだ。明奈に関しては緊張が抜けたのか、大げさに息を吐き出しがくんと項垂れていた。


「ったく朝からあんなんいんのかよー」


「まったくだ。特集番組はガセネタだったってことか」


「とくしゅうばんぐみー?」


「吸血鬼は日光を浴びると焼けて消滅するって言われてたんです」


 今渚が説明したとおり、日光で焼けるという弱点はほぼ全ての番組が報道していたほど有力な情報だったはずだ。それも初日から伝えられていた信憑性の高い話だったため余計信じ込んでしまっていた。


「はーん。んじゃああの人たちは吸血鬼じゃなくて、朝っぱらからイチャイチャしてるキャップルだったんじゃないのー? 首筋に――」


 すかさず頭にゲンコツを打ち込み、女子高生らしからぬ発言をこぼすことを一応阻止しておく。


「ってーなバーカ! 武術習ってたやつが素人殴ったら段位免除されるぞ」


「いいかげんにしろ! 流血してんのにどこを見間違えたら求愛行動だと思うんだよ!」


「冗談に決まってんだろ! ホンキでそんなこと言うわけ無いじゃーん! あれ、もしかして雅さんは本気だったわけ?」


 明奈のやつ、先ほどの危機回避の反動からか安堵しきっている。下手をすれば生死に関わる問題だったはずだ。


「とりあえず別ルートで家に向かいましょう!」


 怒りを必死にこらえている私を見兼ねてか、すぐに渚は険悪ムードの間に割って入った。


「そうだな・・・・・・はやく家に行かないとマズイかもしれない」


「さっすがなっちゃん! 切り返しの早いこと! 私いっしょー付いてくからね!」


「この街の土地勘はないので雅について行ってください」


「そんなぁ」


 年下に呼び捨てられたり親友に嫌がられたり、私は散々な目にあっている。不良狩りとしての唐沢雅の姿しか知らないやつが見たら、拍子抜けして数秒固まるかもしれない事態だ。


「はやくいくよ雅」


「しょうがないな・・・・・・」


 こいつらの命令に従うのは癪に障るが、緊急事態につき今は仕方ない。家に帰ったらこってり絞らなくては。





 その後は吸血鬼に接触することもなく、明奈の家の前に無事たどり着いた。やはりレアなケースだったのか、もしくは本当に見間違えだったのだろうか。


「明奈さん、行きましょう」


 渚の強さの込められた言葉を浴びながら、明奈は震える手を握り締めて立ち尽くしていた。やはり面と向かって親と対峙することが怖いのだろう。しかし、先ほどの吸血鬼を目の当たりにしてから長居は禁物だと思い、明奈に遠まわしに早く入るよう肩を押してやる。


「そう、だよね・・・・・・うし、決めた! あたしはもうにげねーよ!」


 威勢のいい声を挙げながらインターホンを押し、明奈は力強く玄関の扉を見据えていた。それはこれから起こる事態全てを受け入れようと覚悟をした、虎のような強い光を帯びた眼だった。


「・・・・・・」


 しかし扉は音沙汰なく、人の気配もないように感じた。


「留守、みたいだな。どうする?」


「決まってんじゃん。ここはあたしの家だあ!」


 少しナーバスになっているのか、明奈は乱暴にドアノブを捻ると、壊れてしまうのかと思うくらい勢いよく引いた。


「ただいまー!」


 家中に響き渡りそうなほど大きな声を張るが、返事はなくすぐに静寂が訪れる。


「いないのかな・・・・・・」


「入りましょう。だって靴はあるんですから」


 渚の声に従い玄関の足元を見ると、すぐに外出しやすいように出しっぱなしにされているローファーが一足置いてあった。


「それにさっきも言ったとおりここは明奈さんの家です。入るのを決めるのは明奈さんですよ」


「ありがと渚ちゃん。入ろう。雅も異論はないっしょ?」


「ああ、もちろん付き合うよ」


 少し興奮気味の明奈を筆頭に、私、渚の順で一階の探索に取り掛かった。落ち着けと明奈に一言かけようとしたが、珍しく真剣な表情を見る限り理解しているようだったため、出しかけていた言葉を喉奥に沈め込んだ。


 リビングに入ると、カーテンが窓ガラス全面に張られて日光が遮断されており、明らかに異様な様子が見て取れた。どうやら一発目にして当たりだったらしい。


「やっぱいない・・・・・・ッ!?」


 気配すら感じなかったが、ソファの脇に体育座りの体勢で小さく丸まっている見覚えのある女性がいた。そう――明奈の母だ。


「母さん・・・・・・」


 威勢の良かった明奈の声が弱々しくなり消えていった。それもそのはず、明奈の母の首筋には血痕があり、白を基調とした部屋着は艶めかしい紅に染色されていたのだ。

 誰がどう見ても一瞬で察せる。明奈の母は吸血鬼に襲われたのだ。


「明奈か・・・・・・」


「ッ! 母さん!?」


 明奈だけではなく、私と渚も驚愕のあまり目を見開いていた。微動だにせず、嫌でも死体を連想させる明奈の母が急に声を発したからだ。


「腹は減ってはないんだが朝食は食べないといけないと思ってね。食べてはみたけど凄くマズイんだ」


 釣られて食卓に視線を移すと、投げ捨てられたようなぐちゃぐちゃの食品、粉々に砕け散った食器の破片が辺り一面に飛び散り、一種の芸術作品のように日常が変わり果てていた。床には黄色がかった混濁物質も浸っており、それが吐瀉物だとも分かった。


「か、母さん? 何を言って・・・・・・」


「ねえ明奈。血を吸わせてくれよ」


「へ?」


「何だか無性に血が吸いたくなってね。だから血を吸わせてくれえ!」


 静かに佇んでいたのも束の間、腹を空かせた狂犬の如く、吸血鬼と化した元人間は荒れ狂いながら自身の娘目掛けて突っ込んでいった。


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