第二話「中学生の飲酒はいけません」
放置してました((
や、だってイナクロとかミライとかとび森とか面白くて…((
照花「町にはね、私の家があるの。それに酒場には色々な人が来るから情報集めにはぴったりだと思うよ」
輝那「へぇ…照花は兄弟とかいるの?」
照花「ううん、お兄ちゃんはいたけど…」
輝那「…ごめん。変なこと聞いて」
照花「別にいいよ。気にしてないから」
輝那「…僕と照花って、なんか似てるなぁ」
照花「え?」
輝那「僕はアルエン人だけど金髪、照花はライスト人だけど黒髪。なんか、似てると思わない?」
照花「…うん。確かに似てる」
輝那「照花はさ、その、お兄ちゃんに教わったのとかある?」
照花「うん、歌を教わった」
輝那「聞かせてくれないかい?」
照花「うん、いいよ」
そして照花は息を吸い込み歌い始めた。
照花「仲間を信じ、前に進め、そう君は一人じゃない、隣を向けば仲間がほら、すぐそばに居る♪」
輝那「…!」
照花「一人になっても、また会えるさ、いつも隣にいてくれた仲間♪」
輝那「…仲間を信じ、前に進め、君は一人じゃない♪」
照花「!すごい!何で知ってるの?」
輝那「…僕も姉に教わったから」
照花「ふふ、奇遇ね!」
輝那「…あぁ」
照花「あ!町が見えてきた。あそこが私の故郷…『アルフェスタ』よ」
輝那「アルフェスタ…」
照花「酒場に行こう。私も一緒にいって案内する!」
輝那「…有難う」
~アルフェスタ・スタール酒場~
照花「すみませーん…」
酒場の店長(以下店長)「あぁ?またお前か。お前みたいな奴は来るなっていってるだろ!?」
照花「す、すみません、ごめんなさい…森に、困ってる人がいたので」
輝那「(そ、想像以上…)」
店長「あ、んん。旅人さん、こんな所に何のようだい?」
輝那「僕、光乃輝那っていいます。実はここらへんには始めてきたので森で道に迷ってしまい…」
店長「へぇ。若いのに立派だな。ここは宿もやってるんだ。しばらく止まってくか?」
輝那「あ、でもお金が…」
店長「大丈夫さ。ここは金は取らない」
照花「この人の言ってることは本当だよ」
輝那「じゃあ、お言葉に甘えて…」
そのとき、遠くのほうで声が響いた。
「だからこの飯不味いんだよ!もっと美味いもん出せ!」
店長「…またアイツか」
照花「あ、あの…店長さん。アイツっていうのは?」
店長「お前に答える必要はないが一応言っておくか。実は最近泊まり始めた僧侶が癖悪くってな。おまけに子供のクセに酒も飲みやがる。法律っていうのが分かってないのかあいつは…」
輝那「…見てきます」
店長「いや、旅人さんには関係ないことだ」
輝那「それでも、食事に文句を言う人は許せません」
僧侶「だから不味いんだよ!もっと良いもんはないのか?!」
店員「し、しかしこれはこの酒場で一番のものでして…」
僧侶「言い訳は聞きたくないんだよ!」
そう言って店員を殴る瞬間に、僕は彼の腕をつかんだ。
僧侶「あぁ?!誰だテメェ!」
輝那「食事に文句を言うんだったらここから出て行け」
僧侶「…チッ。王族の分際で…」
輝那「僕は王族じゃない。アルエン人だ」
僧侶「…!ははは!面白い!仕方がねぇ。今日は見逃してやる。お前、名前は?」
輝那「僕は光乃輝那」
僧侶「俺はレンリ=ミラーストールだ。一杯いくか?」
輝那「…いや、そもそも子供で酒は飲んじゃいけないと思うぞ」
レンリ「つれねーな」
輝那「僕はそういうところはきっちりしてるって言われてる」
レンリ「いや褒めてねぇって」
そして僕はこの後レンリ、そして照花と共に大事件に遭遇することとなる。
…このメンバーは少々心配だが。
と言う訳で久しぶりに更新。書き方が定まらない。
アルフェスタの名前の由来はアルファです。イn((
とりあえず次回はこの三人で事件に立ち向かいます。
今更ですがRPGを文章にするのって大変ですね((