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99/100

-99- ブービー賞

 この短編集も残りがあと一話となってしまった。-1-話をトップとすれば、-100-話を残し、最後から二番目のブービー[日本では最下位から二番目、英語では{まぬけ}{馬鹿}の意味]ということになる。ボーリングなんかでも、ブービー賞は、ドジを他のメンバーに知られることでどこかこっ()ずかしく侘しい気分にさせられる。賞をもらって喜んでいいのか? 悲しんでいいのか? を迷わせるビミョ~~な賞なのである。^^

 (あかつき)は職場でブービー男と陰口を(ささや)かれる不出来な社員だった。自身も自らの営業能力に疑問を抱くほどの男だった。彼はいつも営業成績が最下位の夕方(ゆうがた)と最下位レースを争っていた。トップ争いならいいが、最下位争いなど侘しいだけで誰もしたくない。年末も近くなり、暁と夕方の次元の低いブービー争いが繰り広げられた。

 さて、その結果は? 私も知りません。皆さんの予想は如何でしょうか?^^ 最下位かブービーか? まあ、どちらにしても底辺の争いは侘しいから嫌ですよね。^^


                   完

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