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-86- 格付け

 自分の格付けランクはかなり高い…と外面(そとづら)では演じてみても、実力だけは、やはり隠しきれず誤魔化しようがないのである。^^

 人気俳優の神吉は他人と自分とを比較し、俺はどこかこの世の者とは違うぞ…と思っていた。だが、トイレに入った瞬間、いやいや、俺も他人と同じように(クソ)をたれる。ということは、ただの者か…と半信半疑になった。

 あるとき、その実力を試す格付け番組の出演がやってきた。ヨッシャ!! これで俺の格付けランクが証明される…と楽しみにしていた。ところが、である。出演一週間前になり、舞台稽古の最中、大怪我で入院する破目になってしまったのである。病院の個室ベッドの中で神吉は思った。俺はやはり他人とはどこか違うぞ…と確信したのである。なぜ神吉がそう思ったのか? その神吉の思いを付け加えれば、神吉は、『お前は他人とは違い高い格付けの者だから、格付け番組に出る必要などないと神が忠告されたんだ…』と勝手に解釈したのである。^^

 格付けは、本人の自信が一番大事! ^^ということになります。皆さん、低いランクに格付けされても気にしないようにしましょう。^^


                   完

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