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-4- 番組

 観たい番組がないな…と、鳥尾は(わび)しい思いでテレビのリモコンをオフにした。この事実は今、始まった話ではなかったが、いつからか鳥尾の観たい番組は減っていた。鳥尾は、まあ仕方ないか…と、どこぞのホールディングスの会長にでもなったかのように鳥尾は高みの発想をした。とある省庁を定年退官し、細々と年金暮らしをする鳥尾とホールディングスの会長とは生活実態に格差があったのだが…。^^

 鳥尾はまた思った。

『テレビ番組だと文科省か…』

 鳥尾は文部科学(文科)省に電話して、中高年向けの番組をもっと作ってくれるように言おう…と埒もないことを思いついた。鳥尾は文科省に映像コンテンツ大国を実現するための検討委員会があることを知っていた。

「放送番組における出演契約ガイドラインがあるんだから番組の品質向上委員会があってもいいもんだが…」

 鳥尾は、どうにもならない現実を、さも自分がどうにでも出来るような発想で侘しく思った。

 観たい番組がないのは鳥尾さんの見識で、国民の皆さんは見てる方も多くいらっしゃるんですから、余りクヨクヨと侘しく考えない方が健康のためにいいと思います。とはいえ、中高年向けの毎週観たい番組を増やして欲しいとは私も思いますが…。^^ 


                  完

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