報告
大変お待たせ致しました。
スランプになり短編を投稿しつつリハビリしていました。書いていても納得できない内容のため書き直していました。
また毎日更新していきます!
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一通りの情報交換をしてからその日はお開きになった。
コンコンッ
「どうぞ」
「はいりまーす!」
軽い言葉でリタが入ってきた。
「お疲れ様。どうだった?」
「あれ~?それが私に対しての言葉なのかな?かな?私が必死に仲間に間者がいないか調べている間、美女二人を連れてデートしていたレグルス君?」
レグルスはガバッと土下座をして詫びを入れた。
「申し訳ございませんでした!」
う~ん。実に力のバランスのわかる二人であった。
「あはははっ、そのノリの良いレグルスは大好きだよ。それより報告に移るね」
バサッと報告書をテーブルに置いた。
「複数で行動させていたから追うのは簡単だったよ。それで、二人ほど怪しい動きをした者がいたわ。まぁ、少ない方ね」
「しかし、この怪しい二人の監視はどうする?」
リタはジャンヌからの指示書を渡した。
どうやら1日遅れで後続隊が到着するようだった。
「この後続隊に報告書を渡して引き継ぎして、私の仕事は終わりだよ。これで私も遊べる~!」
リタはかなり楽しみにしていたようだ。これははやく御礼を言っておいて正解だったな。
「そういえば、スムージーと言う飲み物が冷たくて美味しかったよ。リタも飲んでみるといい」
「本当!よし、さっそく言ってみよう!」
嬉しそうに笑うリタにレグルスは聞いてみた。
「リタもここに来るのは初めてなのかい?」
「それはそうだよ。聖王国の周辺国ぐらいしか行ったことがなかったの。だから楽しみなんだ」
レグルスはそうかと言ってリタを見送った。
さて、明日から忙しくなるな。
そう呟いて休むのだった。
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???
「それで、接触した感触はどうだったバール?」
「はい、俺達獣人を見下したりせず、対等に話してくれる好感の持てる人物でした。頭も下げれる人格者でした」
主人に膝を付いて報告をしているのは、レグルスの会話を笑った狼の獣人だった。
「して、あれは女神に選ばれた勇者で間違い無さそうなのか?」
「そこまではまだわかりません。ただ聞いた容姿とは一致します。まだ神剣を持っていたのかは確認出来ませんでしたが」
ふむ………狼の獣人の主人は手を顎に乗せて考えるとバールに命じた。
「恐らく、神炎騎士団は明日から色々と行動を起こすだろう。そこを狙え」
「畏まりました」
バールはスーと消える様に立ち去った。
「この1年で争い事は減ったが、どうなることか…………」
誰も居なくなった部屋で1人呟くのだった。




