対決!
悲しいお知らせ。
半分まで書いていた小説が消えました。
こまめに保存するべきでした…………
また書き直し…………テンション下がります(泣)
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レグルス達は少し拍子抜けした。
王都入口の大きな鉄の正門が開いていたのだ。
「これは意外でしたね。罠でしょうか?」
誰しもそう思った。
王都には多くの人々が生活していたが、外出禁止令が出されたため、外に出ている人々はいなく、王都に活気はなく皆、建物の中で息を殺して成り行きを見守っていた。
「しかし、外出禁止令が出されているようだな。王都に活気がない。外に出ているのは敵と言うことだ」
「だからと言って無闇に殺さないで下さいよ?民衆が見ているのです。命乞いするものは取り敢えず生かしましょう」
ジャンヌを先頭に王都へ凱旋した。
レグルスは初めての王都で、周囲をキョロキョロと見渡した。
「リタ!周囲に敵兵はあるか!?」
斥候を得意とするリタには【遠目】のスキルがあり、遠くまで見る事ができた。
「建物の中まではわかりませんが、中央の大通りには人影なし!王城の目の前に、全兵を置いているもよう」
聖王国の王城は協会の大聖堂の様な作りになっていた。巡礼者が多く訪れるため、目の前の通路はかなり広く作られていた。
そこに王都にいる全兵力を並べたのだった。
「聖王様!聖戦の臨時徴兵として、王都の若い連中を集めました。何とか戦力は1万5千まで確保出来ました」
ザルバ枢機卿の報告を聞いて 聖王は頷いた。援軍が来ないのであれば徴兵すればいい。言うことを聞かなければ家族を人質にして言う事を聞かせた。
「しかし、これで勝てるでしょうか?」
不安気なザルバ枢機卿に聖王が言った。
「クククッ、案ずるでない。もし勝てなくとも、無理矢理徴兵した兵を殺しまくれば、逆に糾弾できるわい。そうなれば諸外国も援軍を出すじゃろう」
「なるほど!流石は聖王閣下ですな!」
わっはははは!と笑う二人だったが、枢機卿にも言っていない聖王には切札もあった。
そして、聖王の見える範囲にジャンヌ達が近付いてきた。
「聖王!年貢の納め時だ!!!今こそ、今までの罪を精算する時だ!」
ジャンヌは1人前にでて叫んだ。
「黙れ!この背信者が!この聖王国の転覆を目論む叛逆者の戯言などだれが聞くか!」
聖王は手に持った杖を地面にガンッと突き刺した。
「皆の者!今こそアストライア教の教義に基づき、叛逆者に神の鉄槌を下すのだ!我々には女神様が着いておる!負けるはずがない!ゆけっ!」
聖王の掛け声と共に、前線が動きだした。
「私は自分の正義を信じるのみ!聖王に与する兵達よ!今一度、自分に問い掛けて見るがいい!どちらが正しいのかを!」
ジャンヌは一呼吸を置いて言った。
「武器を捨て、降伏するものは見逃す!ただし、武器を向けるのであれば、己が信念に基づき殲滅する!全軍抜刀!突撃せよ!!!!」
ここに聖王国の最後の戦いが始まろうとしていた。




