ブラッド・サクリファイス
大変お待たせ致しました!
リアルの都合で更新が遅れました。
余りストックがありませんが、何とか毎日更新頑張ります!
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黒いローブを纏い、顔にもフードを被っており素顔がほとんど見えないが、男性である事がわかった。
「フハハハッ!それを聞いてどうする?どうせお前達はここで死ぬのだ!」
呪術師が手を上げると死霊騎士がどんどんやってきた。
「あら?そこは冥土の土産に教えてくれる所じゃないのかしら?貴方もずっと闇に潜っていて誰かに話したかったのじゃないの?」
これは賭けだ。
相手が話したいと思っているという。
でなければ、秘密の組織の名前を言う訳がないのだから──
「ほぅ?面白い事を言うな?ならばお望み通り、冥土の土産に教えてやろう!我々は邪神様を復活させるべき使命を受けた邪神様の使徒なのだ!私は【呪魂師のザキ】だ!」
ここまでは予想通りだね。
ここからが重要だ。
「へぇ?それで死霊騎士を操るのが邪神から授けて貰った能力って訳?」
「死霊騎士?ああ、こいつらの事か。如何にも!私の【呪魂操縦】(じゅこんそうじゅ)の能力で操っているのだ!」
マジか!
邪神の能力はとんでもないね。
リタは冷静を装いながら会話を続けた。
「あなたほどの能力ならインペリアル大国はもう陥落しているのかしらね?」
「クククッ、まぁ、私だけでも落とせるが、まだインペリアルは無事だ。そもそも、我々邪神様の使徒である『ブラッド・サクリファイス』が内乱を誘導し、邪神様の供物を量産しているのだ。あっさり全滅させるより、長く内乱が続いた方が憎しみや怨念といった負の感情が邪神様の力になるのだからな」
「あら、それは残念ね。攻め落とすのが面倒だわ。最後に貴方達は何人ぐらいいるのかしら?」
ここで呪魂師ザキは手を振り死霊騎士を集めてさせた。
「ふん、それを知ってどうする?すでに賽は投げられた。もはや止める事などできん!我々の崇高なる使命の為に死ぬがよい!」
チッ!せめて何人邪神から能力を授かったか知りたかったけど…………我々と言っている時点で10人前後だろうか?
リタは腰から大型のナイフを取り出すと飛び出した。
「フェンリーさん!死にたく無かったら、呪魂師ザキを狙うよっ!」
「了解した!」
二人は死霊騎士を避けながら、素早いスピードでジグザグしながらザキへ向かって行った。
「思ったより速いな」
ザキは、死霊騎士を正面に厚く配備し、後ろに下がった。
「フェンリーさん!逃さないわよ!ここで逃がせば私達の負けよ!」
フェンリーも頷くとリタと連携して、死霊騎士を撹乱しながら確実に近づいていった。




