【登場人物】
フリーダ・ブランケ(20)
ヴァルムベルク辺境伯の実妹。特技は掃除と帳簿の管理と剣と馬術。
たった一日で、お姫様抱っこ、壁ドン、手の甲にキスのトリプルミッションをこなした大物。
ヘンリック・ブランケ(26)
ヴァルムベルク辺境伯。ヒョロンとした優男だが、帝国内でも指折りの剣士。
レイ・オルブライト(23)
七賢人が一人〈深淵の呪術師〉
ポエムが趣味。
モニカ・エヴァレット(19)
七賢人が一人〈沈黙の魔女〉
高等数学は理解できるけど、恋心はまだ理解できていない。
今回の件で悪役令嬢レベルが上がったと本人は思っている。多分上がってない。
ラウル・ローズバーグ(21)
七賢人が一人〈茨の魔女〉
野菜の育て方は分かるけれど、恋心の育て方は分かっていない。
ドレスを勝手に持ち出した件は、姉ちゃんにめちゃくちゃ怒られたぜ!
ルイス・ミラー(29)
七賢人が一人〈結界の魔術師〉
断固としておっさん呼ばわりを拒否していたが、妻に「私がおばさんになるのは嫌なの?」と言われ「貴女と共に年を重ねられる私は、なんと幸福なのでしょう」と速攻で手のひらを返した。
ブラッドフォード・ファイアストン(47)
七賢人が一人〈砲弾の魔術師〉
竜討伐に行った先々でロマンスが起こるタイプのおっさん。ムサいがモテる。
昔からヤンチャだったが、ルイスという好敵手が七賢人になってから、戦闘狂に拍車がかかった。
メアリー・ハーヴェイ(年齢不詳)
七賢人が一人〈星詠みの魔女〉
美少年に半ズボンは譲れない。
「レイちゃんも、あと十五歳ぐらい若かったら、半ズボンを用意してあげたのにねぇ〜」
ギディオン・ラザフォード(74)
〈紫煙の魔術師〉ミネルヴァの教授。モニカの恩師でルイスの師匠。
ボサボサ眉毛と煙管がトレードマーク。
カーティス・アシュリー(23)
シリルとクローディアの従兄弟。シリルが養子にならなければ、彼が侯爵になる可能性もあった。
「いやぁ、シリルが養子になってくれて助かったよ! 私に侯爵は荷が重いからね! 私は適当に緩く遊んで暮らしたいんだ! ハハハハハ!」
こんな感じの人だけど、弟には慕われている。
アデライン・オルブライト(75)
レイの祖母。二代目〈深淵の呪術師〉
人に嫌がらせをすることで寿命が伸びるタイプの妖怪ババア。
体重は林檎(がみっちり詰まった木箱)10個分ぐらい。
ミック・ヘニング(29)
オルブライト家の使用人。
給料以上の仕事はしたくないし、仕事は定時に終わらせたい派。
オルブライト家はノー残業のホワイトな職場なので、とても気に入っている。
グレン・ダドリー(19)
最近、初級魔術師試験に合格した新米魔術師。
過去二回連続で筆記試験に落ちるも、アイザックに勉強を見てもらい無事に合格した。会長は教え上手っす!すごいっす!
アイザック・ウォーカー(22)
ヴァルムベルクとの同盟をブリジットに提案したら「あら、殿下は仕事熱心ですこと」と言われた。
シリル・アシュリー(20)
モニカをお姫様抱っこしたフリーダの勇姿に、思わず自分の細い腕を見た。凹んだ。
外伝4は、ラナが頑張るお話です。
のんびり更新になりますが、お付き合いいただければ幸いです。




