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学校行きたくないんだ

「ねぇ、環……あたし、学校に行きたくないんだ…いじめられるから」


いつしか私は学校の帰りにゴミ捨て場で拾った古い古い銀色の手鏡に話しかけるようになっていた。それも、祖父母がいない時か寝静まった後に。


「じゃあ行かなければいいじゃないか。

それとも、私が君をいじめる奴らを学校に来れなくしてあげようか?」


私は自分で鏡に問いかけ、自分で答えていた。


「そうだね。お願いしちゃおうかな」




翌日、私が環にお願いしたいじめっ子は学校に来なかった。

どうやら食中毒になったらしい。


私はちょっと怖い半面、興奮を抑えきれなかった。


(やった!アイツらバチが当たったんだっ)


その日一日、私は誰からも白豚と呼ばれずに楽しく過ごせた。


「環!あたしのお願い聞いてくれたんだね。環、大好きだよっ」


私は手鏡を抱き締め、キスをした。


「私もリサが好きだよ。

これからも君をいじめる者はどんどん不幸にしてあげるよ」


自分で喋る環の返事は私の頭の中で若い男性の優しい声に脳内変換されていた。


「嬉しい。あたし、これからも環の事大切にするね」


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