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祖父母の心配
「では夕食まで休むがよい。食事が終わったらお主の質問に答えよう。休んでいる間に聞きたい事を考えておくといい」
「はい、分かりました」
聞きたい事は山ほどある。例えば…この部屋を使っていたマーライズの娘さんの事とか。どこかに嫁いでいったのかな?
「では、ゆっくり休め。後で呼びに行く」
部屋を仕切るカーテンを閉め、マーライズは何処かへ泳いで行ってしまった。
「……ふぅ」
私は取り敢えずベッドに寝転ぶ。ふかふかの海草のベッドが心地よくてすぐに眠気が襲って来る。
「環……どうしてるかな。おじいちゃんとおばあちゃん、心配してるかな…」




