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僕しか知らない

作者: 快陽

恋をしている

忘れる事のない気持ち。

好きだ。

何が好きかもわからない。きっと好きである事が当たり前となって好きだいないとおかしくなってしまうのだろう。

「塾の人のほうがよっぽど私のこと考えてくれてた」

「今は女の敵だとさえ思ってる」

「今後、好きになることない」

俺しか知らない。

四六時中考えてた君の事。明日の食費も厳しいのに買った合格祈願の御守り。恋愛成就を買わずに合格祈願を買ったのは君のことしか考えていないことの証明だと勝手に思っていた。今後使ってもらいたかったから完成させた苦手なデジタルイラスト。

ふられてから頭がおかしくなった。

なににも手がつかずに気分が悪くなって保健室に通った事

求愛してきた女の子に付き合ってるような態度でいられて好きな人いるからと断ったこと。

これは本当に愛おしい存在なのだということの証明なのだと。

頑張れば好きななってくれると勘違いした事。

心配してくれてた時期から厳しい財布から出してまでご飯を食べるようにしてご飯を食べれるようになった事。


君のことしか考えていない自分に夢中になっていたこと


まだ好きだということ


君に知ってほしいが知られたくないことを


君は知らない

そしてこれが読まれることはなかった

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