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アフターオブライフ  作者: HIVE
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第一章 開幕 『輪廻の破綻』

小説書くのははじめて?確かにまともに書くのはね。これまともなのか…(*´Д`*)わかんないっす。

次に何が起こるのかすら制限がないですから。破綻しないように頑張るね。


もう、力が入らないーー


少し硬いベットで機械に繋がられてもう7年…

もう命が尽きるのか、ひどく感じる孤独感と反比例して意識は薄れゆく。


ーーーーーー


「ガガガーピッ……………」

目の前に現れた読めない文字が音を立てて一瞬で目の裏の暗闇に消えてゆく。あれはなんだったのかそれにあの音は病院では聞いたことのない音だ……

『もうす…しまっ……ださい!…まだ………との連携切れて…………から!』

人の声、これは聞いたことがある。誰だったかな…


ーーーーーー


「ピピーッ……ピッ…ピッ…ピッ……」

これは、心電モニターの音か、まだ生きてるもうこれで3度目の死の境界線を反復してるようだな。

もういっそいつ死んでしまっても何も変わらないし、次はもうないだろうしもういいかな。


なんども生き返る理由はわかっている。まだ歳としては死ぬには早いからだ。25歳、普通これから社会を一人で生き抜くはずだった。


あの死に際、連携が切れとか言ってたのははっきり覚えている。それに前からなぜか自分の死が客観的に見えて来る。なぜなのだろうか…


『うっ…眠い』


ーーーーーーーーーーーー


『もういいd…s…ょう、開けてもらっても……せんよ』


ーーーーーーーーーーーーーーー


やけに体が軽い、しかも体は突っ立ってるような感覚で意識が覚醒を迎えた…



『起きたわね…あなたは死んだのよ』


これはさっきの声だ。死んだ?眠気が来て寝てしまったらそのまま死んでしまったのか…やけに楽に死ねたものだ。

いやいやいや、まてあなたは死んだ?なんで死後に死んだと聞かされることができるのだ。


『困惑するのも無理ないわ…ゆっくり目を開けて私を見なさい。』


『…………………君は、……俺は死んだのか?なぜ会話してる……』


俺は死んだあとだというのにやけに冷静なのか、まだ自分のことが客観的で現状を把握してない。


『あなたの人生を少し見せてもらったわ、災難だったわね。』


なぜか聞いたことのある声は高く抑揚があって脳にはっきりと伝わる声だ。


『あなたは死んだ。あの世界ではね。だけどまだ生きてるのよ。体は似ていても違うわ。でも安心して、あなたはあなたの意識はそこにあるのよ。』


どうやらこの人が言っている死んだあの世界とは日本で人生を終えたことを言っているようだ。

体が違う…確かに日に焼けてないのか真っ白でまだ10代前半に見えてしまう。


『ここは、どこだ?』


当然の質問をぶつけて見た。


『ここは【イデア】、アフターライフともいう場所よ。意味はあなたがあのの世界で学んだ言葉の意味そのまま。理想の世界、次の人生…』


『あの世界で死んだらここでまた生きていくのよ。』


ここは天国とか極楽浄土のようなところと言っていいのか?さすがに地獄には見えないし。


『ここは天国とかとはまた意味が違うわ。まだあなたは生きているもの。』


さすがに凡人である俺の思考回路は読まれているらしい。というかこれは教本通りのセリフっぽいな。

ならば、確証もないがそれらしい質問をして見るか、


『ここに俺がいる意味はなんだ?人が作った世界なんだろ?目的があるはずだ。』


『目的はあなたの自由よ。……そうね、あなたがいる意味は今の所はないわ。あなたがしたいことをすればいい。ここはなんでもできるから。あなたの意思しだいでね。』


『さて、もう時間も経ったし質問はまた後にして歩いてこの世界を見て回りなさい。私はあなたに創り出された…〔ロイフ〕。AIよ。これからあなたのそばにずっといるから。よろしくね。』


ロイフ、AI?あなたに創り出されたって?とツッコミを入れる瞬間。


真っ白だった部屋が錯覚に見えるほど自分の家の中に変化していた。



『ロイフ、いくつか質問していいか?』

『ええ、3つまでなら』

『えっ?』

えっ、3つってなんで制限されんの…まだ何にも知らないのに?………



『冗談ですよ、なんでも聞いてください。ですが是非聞くより体験して知って行ってくださいねきっとこの世界が気にいるでしょうから。』


冗談言うのかこのAI…しかも反応が早いな、本当に機械なのか、見た目同じ年齢の整った顔のブラウン髮をストレートに伸ばしている女子高生にしか見えないんだけど、、


『ロイフ、君は俺に創り出されたって言ったけどどういうことなの?』

『それはあなたのあの世界の記憶から最も気兼ねなく話せる、しかも好みのタイプなど都合のいいところを抽出してあなたが目覚めた部屋で創られたのですからあなたのためのAIですよ。』


都合のいいって、じゃあ俺は25歳だったのにタイプは年下、しかも女子高生なのか?うーむ、年上の方な魅力あり。と学生のときに思っていたのだが、内心違ったのか?


『そう、都合がいいんです。理想の世界、意識で全てが創られる世界ですから。でもです。理想の世界は自分だけの理想のことではありませんよ。他にも人はたくさんいます。』


『ここではなんでもできるって意識でなんでもできるってことか?』

『そうですよ。集中して思い描くだけで物質が作れるようなものです。なかなか反復練習しなければできませんが。』


『えっ、そんな力あったら力に酔って犯罪が起こらない?』

『犯罪、ですか。それはあまり意味のないことです。この世界では肉体もどれだけ消えかけても意識で戻せるし。究極的にはお金も創り出せるわけですから盗む人なんていませんよ。』


なるほど、理想の世界であるからして想像でなんでもできるのか、逆に言えば想像しなければここにいる意味がないわけだな。

なら目標を立てるのが初めにやることだろうか。

せっかくだから無理なことを探して可能にして見るとか…


『生物を作ることはできるのか?』

『はい。ですが人間を作ることはできません。形はできても動かないそうです。』


できません。もう不可能がでてるじゃん!

ま、これをとりあえず解決して見せるか。

凡人であるからして何か偉業をなすのは憧れるからな。


ーーーー


色々知ったとこだけどそろそろ7年も大して脳を動かしてこなかった俺にはなかなか頭にハードな1日だったな。死んだし。よくわからないところに来ちゃったし。とりあえず今日は家で休んで明日から家の外を出歩いてみようかな………


ってロイフはどこにいった!?

『………ガチャッ』

ん?入って来た?俺の寝室に…?

『ロイフか?』

『ええ、そうですよ。じゃあそろそろ寝ましょうか』

じゃあそろそろ寝ましょうーってロイフ寝るのか…AIだけど?

……ギシッ、…

あ、一緒に寝るパターンなのね…人と寝るのはいつぶりだろう……


『おやすみなさい、健永くん…』

『あぁ、おやすみ』



(プロローグ終わり)


これは俺。

確立できる自分自身の存在意義を異世界で探す何もできなかった主人公。

賛否ある小説を書きたいです。投稿は気まぐれですが、必ず一章ずつ完結に持っていきたいです!

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