67日目 危険魔法生物学:バンバレイルの生態について
67日目
異常魔力波を放つ物体を発見。窓から全力でアエルノチュッチュ寮にぶん投げたら、虚空に溶けて曇り空になった。マジ何なの?
ギルを起こして食堂へ。今日は無難にウィンナーをチョイス。一口噛んだ瞬間にパリッと弾ける食感が最高。肉汁に旨味はたっぷりだし、わずかに混ぜ込まれているバジルの風味がなんとも食欲をそそらせる。味、食感、香りと三拍子そろって最高とか、これだからウィンナーはやめられない。
ギルはもちろんジャガイモ。今回は俺の独断と偏見でジャガイモにウィンナーを添えてみた。ギルはその全てを『うめえうめえ!』と美味しく頂いてくれたけれど、はたしてウィンナーを食べたことに気付いたかどうかは不明である。
そうそう、ジオルドは今日もアリア姐さんに水やりをしていた。『おーきくなれよー……』って半ばヤケクソ気味にアリア姐さんの頭に水をぶっかけていたけれど(ピアナ先生から借りたという可愛らしいぞうさん型のじょうろを使用していた)、アリア姐さんはたいそう嬉しそうに笑っている。
絵面だけ見ると朝からたいへん不健全に見えるから不思議なものである。……いやまぁ、隠れてこそこそやってたらそれはそれでアレな感じがするけれど。
アリア姐さんの食事が終わったところで『今日一日、こいつの面倒を見てくれないかな? 何なら好きなだけ抱きしめてもいい』ってちゃっぴぃを渡す。アリア姐さん、「あら、可愛い子……任せて!」と言わんばかりに身をくねらせた。
一方でちゃっぴぃは、『きゅぅん……?』ってしかめっ面(?)をしながらアリア姐さんにメンチを切る。どうやらこいつ、古株として新参者に立場を教えたいらしい。
メンチを切られたアリア姐さんは「あらやだ、可愛いじゃない♪」とでも言わんばかりに身をかがめ、「おねーさんにここのこと、教えてくれないかしら……せ・ん・ぱ・い?」とでも言わんばかりにちゃっぴぃに微笑みかけた。
……アリア姐さんならなんとかしてくれるだろう。それに、考えてみればあのハグがちゃっぴぃの躾にちょうどいいかもしれない。なんにせよ、使い魔同士友好な関係を築いてもらいたいものである。
今日の授業は我らが兄貴グレイベル先生とほほ笑みの天使ピアナ先生による危険魔法生物学。なんだか妙ににこにこと笑うピアナ先生に、なぜか明後日の方向を向いているグレイベル先生を見て、ルマルマ一同に嫌な予感が走る。
『さすがにカンが良くなってきたね!』、『…魔系が安心していいのは、思い出の中だけだからな』って先生が言ったとほぼ同時に、そいつらが周りにいることに気付いた。
そいつらは樹の上にいた。しかも、一匹や二匹じゃない。軽く十匹以上はいる。こんなに近づくまで気付けなかったところを見るに、たぶん先生たちが魔法で隠蔽していたのだろう。
恐ろしいことに、そいつらは四肢を持つ鳥であるらしかった。大きさとしては……大きめの犬くらい、だろうか。鳥らしいかぎ爪(非常に鋭い)と、これまた大きくて立派なくちばしをお持ちになられていらっしゃる。くちばしに比べて不自然なくらいに頭が小さくて、それが何だか滑稽だった。
が、ホントにヤバいのは別のところ。最初に【鳥らしい】……と、鳥だと断定できなかった理由。みんなそれに気づいたとき、たぶん内心ビビってたんじゃなかろうか。
うん、この鳥ね。異常なくらいに翼が発達していて、ぶっちゃけギルの腕と大差ない感じになってたんだよね。辛うじて翼だと気づけたのはそれに羽がついていたからであって、そうでなければただのマッスルアームにしか思えなかっただろう。
ともあれ、そんな鳥(?)どもが俺らに襲い掛かってきた。地面に降り立ち、その異常発達した翼を腕のように使ってこちらに這ってくる。もちろん、カサカサ……ってレベルじゃなくてズドドド! ……って感じ。動きはちょっとクモに似ていたけれど、別の迫力があったよね。
なんというか、その動きは生物的なそれじゃなかった。おまけになんか目も濁っている。そんなヤバそげなマッスルバードが全力で這い寄ってきたのだから、ルマルマ一同黙っちゃいられない。
『おらおらおらおらぁ!』ってポポルが向かってくる鳥さんたちに連射魔法の一斉掃射。弾幕を張って押し留めるとともに、敵をミンチにしようと試みる。
『呪う。ただ純粋に』ってパレッタちゃんが大怨呪を放つ。なんかよくわかんないけど、鳥さんの一匹が泡を吹いてひっくり返り、ヤバそげな感じでビクンビクン動き出した。ちょう怖い。
『見えてるなら問題ないな』ってクーラスが罠魔法を多重展開。今回は念を入れたのか、地面に引きずり込んでぶっ殺すタイプの奴らしい。物騒な考えの人ってやーね。
『安全第一でいく』ってジオルドは具現魔法で亀王の甲羅壁を具現化。地下からも上空からも、もちろん背後や左右からの攻撃も完璧に防ぐ体勢に入る。正面に壁を作ったほうがいいんじゃねって思わなくもない。
『ぶち抜け』ってアルテアちゃんは射撃魔法で超高精度狙撃。動きまくっているはずの鳥さんの胸を撃ちぬいた。間違いなく心臓の位置。あれだと血抜きが上手く決まらないから困る。
『俺まだ調子悪いからお前らに任せるわ』ってフィルラドはアルテアちゃんの後ろに隠れ、大変満足そうにアルテアちゃんの尻を眺めていた。あいつクズだ。
もちろん、俺だって負けちゃいられない。ロザリィちゃんとアツアツのキスをして、愛魔法による全身強化……からの、吸収魔法をぶっ放す。愛に溢れた吸収魔法だったから、いつも以上にその威力は凄まじい。まともに喰らった鳥さんはミイラ一歩手前の干物になった。
ギル? 『ハニーには近づけさせねえぞコラァ!』って鳥さんたちを惨殺しまくっていた。文字通り拳で奴らの頭をカチ割って、飛びかかってきたやつはそのまま頭をむんずと掴んで握りつぶす。脳漿だの返り血だのが飛び散って大変スプラッタ。あいつが半裸でなければお洗濯が大変なことになっていた。
ともあれ、そんな感じで被害を出すことも無く鳥さん共の駆逐に成功する。やっぱりみんな前回や今までのことがあったから、体の方が最初に動いてしまったらしい。終わってから、『……そういや、これ授業どうするんだ?』、『やられる前にやっちゃったからねえ……』といった会話がそこかしこで行われていた。
もちろん、これで終わるはずがなかった。
『結局こいつら、なんなんだ? イカれた鳥の一種なのか?』ってアルテアちゃんが自らが撃ちぬいた鳥さんの一匹を検分しよう……として。
『きゃっ!?』って可愛らしい悲鳴。どしん、って何かが倒れた音。
音も無く飛び起きた鳥さんが──心臓を撃ち抜かれたはずの鳥さんが、アルテアちゃんを押し倒していた。
鳥さんはその異常発達した翼でアルテアちゃんの手を押さえつけ、上にのしかかっていた。そのためアルテアちゃんは杖を振るえず。
『こンの畜生が……ッ!』って胴体を蹴り上げていたけれど、押し倒された女の子の蹴りがマッスルボディの鳥に効くはずもない。
咄嗟にルマルマのメンツが魔法を放とうとするも、『待って、アルテアが巻き込まれちゃう!』、『精密攻撃でも貫通したら終わりだぞ!』……といった懸念のために、みんなの攻撃の手が止まる。
『十秒持ちこたえろ!』ってギルが走り出した……けど、ギルよりも早くアルテアちゃんを助けようとした奴がいたりする。
『なにしてやがんだコラァ!』ってフィルラドが自らの腕を座標召喚。鳥さんの目の前に小さな魔法陣が現れ、そこからフィルラドの腕がにゅっと伸びる。
フィルラドはそのまま指を鳥さんの目玉に突っ込んだ。あいつヤバい。
そのままフィルラドは指をぐちゅぐちゅかき回していた。さすがに脳ミソまで突き破ることは叶わなかったようだけれど、これはもう致命的なダメージを与えられたと評価するほかない。
問題なのは、それでなお鳥さんは怯まず、アルテアちゃんの腕を掴んだまま離さなかったところだろう。しかも、アルテアちゃんを喰らおうと大きく口を広げやがった。
『嘘だろ!?』ってフィルラドの焦った声。現在進行形で眼窩を抉られているのに、それをまるで気にしない生き物がいるとは誰が思ったことだろう。こんなの俺だってビビる。
アルテアちゃんが喰われるのが先か、ギルがやつの頭部を握りつぶすのが先か……そんな緊張感が永遠にも似た一瞬に満ちる。いくらギルの筋肉がすごくても、あの時は位置がちょっと悪かったんだよね。
結論から言うと、ギルは間に合わなかった。
鳥さんがかぱっと開けた口から、にゅるっと何かが伸びてきた。緑色で、茶色いシミがあって、皺くちゃで、そしてうねうね動いている──婆ツラの芋虫だ。
底意地の悪そうな笑みを浮かべたババアフェイスの芋虫は、文字通りアルテアちゃんの目の前に伸びてくる。そのままアルテアちゃんの瞳を食い破ろうとするのがはっきりと見え──そして。
芋虫はアルテアちゃんに喰い千切られた。
ぐちゃぐちゃ、ねちょねちょと咀嚼音が妙に大きく響く。ややあってから、アルテアちゃんはそいつをペッと吐き出した。『クソマズい』って口から滴る毒々しい色の体液を拭い、今度こそ本当に動かなくなった鳥さんを押しのけて起き上がる。
アルテアちゃん、『また動き出したら面倒だ。ギル、一応頭と胸を潰しておいてくれ』って大変凛々しくギルに死体の処理を任せていた。駆け付けたギルは『任せろ!』ってとても丁寧に鳥さんの頭と胸をミンチにしていた。
一通りのことが済み、落ち着いたところで先生たちの解説。結局この鳥さんどもは何だったのか、聞かなきゃ話は始まらない。ただ魔物を殺して終わるだけなら、それは授業とは呼べないのだ。
なんでもこいつ、バンバレイルと呼ばれる魔物らしい。ただ、魔物の中でもちょっと珍しいタイプのものであり、鳥と芋虫の両方が揃って初めて一種の魔物として認められているのだとか。厳密には二種の全く異なる魔物なんだけれど、バンバレイル(鳥のほう)は単独で活動することがないために、二匹揃った状態で一種の魔物としているんだって。
『…見ての通り、こいつらは鳥の姿をしているが……生き物としては鳥のそれじゃない。本体は、あの人面芋虫だ』、『原理としては寄生虫のそれなんだけど……とっても歪な関係とはいえ、共生関係にあると言えなくもないから未だにどう分類すべきか議論されてるんだよね』って先生は言っていた。
以下にその概要を示す。
・バンバレイルは雑食性の非常に獰猛な性格をした魔法生物である。大型の鳥のような見た目をしているが、翼が異常発達しすぎているために飛ぶことは出来ない。そのため、翼を腕のように使って這いずることで移動する。この腕の一撃は非常に強力であり、また胴体も鳥とは思えないほどに強靭であるため、バンバレイルとの近接戦は非常に危険であることが知られている。
・バンバレイルは脳を除いた各部が非常に発達しているほか、痛覚が存在していない。内臓器官も肉体を維持するための最低限のものしかなく、全体として【新鮮な肉体を維持する】以上の機能はない。また、脳が小さすぎるため、生物として必要な脳機能のほとんどが存在せず、意志や思考といったものもほぼ存在しないことが知られている。
・上記の通り、バンバレイルは強靭な肉体に反して脳機能が著しく未発達であり、生物としての活動をすることは不可能である。しかし、バンバレイルは自らの脳に寄生虫を寄生させることで、自分の代わりに肉体を動かしてもらっている。
・この寄生虫はバンバレイルの脳に寄生し、そこから直接バンバレイルの肉体を操る。寄生虫本体は非常に非力であるために獲物を仕留めることは出来ないが、バンバレイルの肉体を操作することで獲物を仕留めることを可能とする。
・普段は脳の中に引っ込んでいる寄生虫だが、食事の時だけはバンバレイルの喉の奥からその姿を現す。獲物の目玉が好きであり、バンバレイルの肉体に獲物を拘束させ、生きたまま獲物の目玉を喰らう姿がしばしば目撃されている。
・食事を終えた寄生虫は、獲物の残りをバンバレイルの肉体に提供する。肉体を操作して食べさせることが多いが、長年連れ添った肉体の場合、自らが少しずつエサを喉の奥に運び込むことも有るらしい。
・上記の通り、バンバレイルを動かす本体はあくまで寄生虫であるため、脳の中に潜む寄生虫を殺さない限り、バンバレイルを殺すことは出来ない。寄生虫を殺した段階でバンバレイルは意志のないただの肉体と成り下がり、機能不全を起こしてやがて死に至る。
・魔物は敵。慈悲は無い。
なんかよくわからんけど、鳥の肉体そのものに意思は無く、あの体を操っていたのはあくまでババアフェイスの芋虫だったらしい。『…意志も痛覚も肉体と別物だからな。だから、大抵の攻撃じゃ怯まない』ってグレイベル先生は言っていた。
『鳥の肉体はすっごく頑丈なの。それこそ、心臓を潰されても問題ないくらいにね。翼の筋肉もすごかったでしょ? ……でもね、体を強くしすぎちゃったからか、脳の方は生物として生きていけないほどに未発達なんだ。……逆に、芋虫のほうは頭はすごくいいんだけど、体がどうしようもないくらいに貧弱でね。尻尾の先端を肉体の脳に突き刺すのが精いっぱいって感じかな』……ってピアナ先生が話を引き継ぐ。
その言葉を聞いた瞬間、ルマルマの大半が残ったバンバレイルの頭を潰しに動く。心臓を潰したり全身をズタズタにしても殺せないとは、誰が思ったことだろう。
幸いにも今回はネタが割れているため、各々遠くから攻撃したりすることで対処できた。中には直接芋虫を殺したやつもいたけどね。
『なんで死んだふりみたいな真似をしてたんですか?』って聞いてみたところ、『ほら、どうせなら今の肉体よりも強い肉体に寄生したほうがいいじゃない?』って回答が。たいていの場合は即死を免れるという特性上、勝ち誇って油断してのこのこやってきた獲物を逆に抑え込み、目玉を美味しく頂くついでに眼窩から脳に寄生するのだとか。マジ怖い。
しかも、『…芋虫の口は小さいからな。…目玉を食い破るのにも時間がかかるだろう』、『……たまにだけどね。フラフラと歩く変な人がいるなと思ったら、目から芋虫が出ていたり』って聞きたくない言葉も。新手の拷問だろうか。
なお、芋虫の方はあくまでバンバレイルに寄生することが多いってだけで、報告例は少ないながらも別の生物……そして、さっき先生が言っていた通り人間に寄生することもあるそうな。
『…昔、それなりに強い魔法使いが寄生されたことがあってな。魔法をバンバン使ってきてかなり大変だったらしい。…尤も、人面芋虫はそいつの体をバンバレイルの肉体と同じ感覚で操っていたものだから、すぐに肉体のガタが来て討ち取られたって話だ』ってグレイベル先生は言っていた。もしも加減を知っていたらと思うと、すんげえ怖くなってくるっていう。
ちなみに、そんなバンバレイルの有効な対処法として、【あえて負けたふりをし、目玉を食いに出てきた芋虫を喰い千切る】というのが挙げられるらしい。知能の高い芋虫が姿を現すのはそのタイミングしかないらしく、そうでもない場合、強靭な肉体&高い知能のコンビにガチバトルするしかなくなるそうな。
『…どうしてなかなか、芋虫を噛み千切るというだけのことを出来ない人間が多い。…でも、アンブレスワームの経験が活きただろ?』ってグレイベル先生が告げる。
『言われてみれば……』とはアルテアちゃん。アンブレスワームと違って体表には粘液が無かったし、味もあれほど酷くなく、なによりさっさと噛み潰すことが出来たから全然苦にならなかったとのこと。
そんなわけで、早速俺も実践してみることに。ミーシャちゃんがクレイジーリボンでぐるぐる巻きにして拘束したバンバレイルを拝借し、あえて頭をくちばしの方に差し出してみた。
このタイミングで、リボンをほどく。拘束が解かれたバンバレイルは早速俺を押し倒した。もちろん、周りにはみんながスタンバイしていたから、危険なことはないんだけどね。
で、ババアフェイスの芋虫が喉の奥からやってきた。なんかピュアな俺を騙して釣銭をちょろまかそうとしてきたクソ婆にそっくりなツラ。目元の皺と笑い方が超そっくり。今思い出しても腹が立つ。
ともあれ、一思いにぱっくりと頂く。変に動かれるのも嫌だったのでさっさと噛み千切った。
味としては割と普通の芋虫。青臭さもいたって普通。美味くもなければ取り立てて不味いってわけでもない。やっぱり芋虫そのものはそこらにいる虫と大差ないらしい。アンブレスワームと比べれば、全然なんてことないレベル。
『…やられる前にやるのが一番だが、こいつばかりは必殺のはずの一撃をかいくぐるからな。押し倒されたときのことも考えて、噛み千切ることが出来るようにしておくのが望ましい』ってグレイベル先生は言っていた。
……まさかとは思うけど、これに慣れさせるためにアンブレスワームの実習ってあったのだろうか? いやまぁ、確かにあれに比べれば全然楽だし、【芋虫を噛み千切る】っていう有効手段も躊躇いなくできるようになっているけれども。
あんまり関係ないけど、『どーして率先して芋虫なんて噛み潰せるの? 実習って言ってもそれはなくない?』ってポポルに聞かれたので、『ベイビーキッズな頃は芋虫がご馳走だった。今更どうということはない』って答えたら、『……なんか、ごめん』って背中……のだいぶケツよりを叩かれた。いったいどういうこっちゃ?
夕飯食って風呂入って雑談して今に至る。なんか今日は文章のキレがあまりよろしくない。バンバレイル(肉体)なのかバンバレイル(芋虫)なのか、その辺の名詞の使い分けが上手くできていないからだろうか。
あ、そうそう。ちゃっぴぃとアリア姐さんだけれど、なんか割と普通にうまくいっていたっぽい。俺たちが授業から戻ってきたときは、なんかあいつ『きゅーっ♪』ってアリア姐さんの背中に引っ付いていたよ。
ギルは今日も大きなイビキをかいている。たぶん、こいつが一番バンバレイルを殺している。あの強靭な肉体に打撃的な攻撃でダメージを与えられるのってギルだけだったし。ポポルの連射魔法とかアルテアちゃんの射撃とか、実はあんまり効いてなかったっぽいんだよね。
無駄に文章が長くなってしまった。こっそりちょろまかしたバンバレイルの羽でも詰めておこう。ごわごわしていて手触りは良くない。グッナイ。