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144日目 決壊

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144日目


 俺とギルのローブがびちょびちょなんだけど。……誰の仕業だ?


 ローブを外に干し、ギルを起こして食堂へ。なんとなくそんな気分だったので夏野菜のサラダを青虫のごとく貪ってみる。たまには野菜をたっぷり取るのも悪くない。俺ってばマジ健康志向。


 せっかくなので海藻サラダを貪るポポルの皿に野菜をマシマシで追加してやったら、なぜか執拗にケツを蹴られた。あいつの成長を願った末の行為だというのに。これだからおこちゃまは困る。


 ギル? いつも通り『うめえうめえ!』ってジャガイモを食ってたよ。もちろん、ポテトサラダじゃなくて蒸かしただけのただのジャガイモ。肉でも油でもないし、一応健康的な食生活になる……わけないか。


 さて、ぐずるちゃっぴぃに【俺特製夏野菜スペシャル~夏の煌めきを夢のフォークで串刺しにしてみました~】を『あーん♪』していたところ、宿屋の連中がやってきた。身代わりを見つけたちゃっぴぃがパッと俺のお膝から飛び降り、そしてリアの手を引っ張ってくる。こいつには友達を思う心は無いのだろうか。


 ところが、俺が俺特製夏野菜スペシャルをリアに『あーん♪』してやっても、あいつは特に抵抗を見せることなくもそもそと食っていた。こいつもそこまで野菜好きじゃなかったと思うんだけど。


 どうしたのかと思ってみれば、『……明日で、帰るって』との言葉が。『元よりそろそろ帰ろうと思っていたしのう』、『講座も終わったし、学校見学も十分にできたしね』とはミニリカとアレット。


 でも、たぶん『あのクソジジイが元に戻った以上、一刻も早くここを去らなくっちゃいけない。それが大人の責任でしょう?』ってナターシャの言葉の方が本当の所だと思う。立場が逆なら俺だってそうしていた。


 そんなわけで朝食後はリアたちは帰り支度を始めることに。とはいえ、冒険者だから手荷物なんてそう多くは無い。せいぜいが洗濯していた着替えをまとめ、滞在中に購入した雑貨や資料その他材料を冒険者御用達の背負い袋(あるいはトランク)に詰め込むくらい。


 だから、帰り支度のメインはどちらかというと学校の先生たちに対するあいさつ回りだったっぽい。嫁と娘とアバズレと老害には逆らえなかったのか、アレクシスが一人でブツブツ言いながらあいさつ回りに行かされていたっけ。


 ちなみにルフ老はあれからずっと寝込んで魘されているらしい。精神的なショックが大きすぎたのだろう。ただ、『仮にも大賢者じゃしのう。私の見立てでは、午後には起き上がる。……頼むから、あんなジジイにだけはなってくれるなよ?』ってミニリカが言っていた。


 ミニリカの見立て通り、午後の早い時間にルフ老が目覚めた。『酷いものをみた……』って頬はげっそりで生気の欠片も無い。いつものルフ老にあるはずの邪な感じも全然しなくて、まさに枯れ果てたおじーちゃんって感じ。


 おやつの時間にハゲプリンを振る舞う。リアがぐずってねだってきた故である。『最後におにいちゃんのプリンが食べたい』……だなんて、まるでもうすぐ死に別れるかのように深刻な表情で告げて来たけれど、ただ単にマデラさんの所に戻ったらそうそう甘味を楽しめないってだけだろう。マデラさんは忙しいから、よほどのことが無い限りおやつを奮発してくれないんだよね。


 どうでもよくないけど、『おいしーっ!』、『きゅーっ♪』ってハゲプリンを食べるリアとちゃっぴぃを見て、ルフ老がだいぶ元気になりつつあった。『やはり幼子が嬉しそうにしているのは格別じゃのう……!』って言葉だけならまともなのに、ハァハァしていて表情がヤバい。こんなのが古の大賢者とか本当に泣けてくる。


 『でも師匠、なんだかんだで見ているだけですよね』とはフィルラド。『そらそうじゃ。宝石はべたべた触らずにただ眺めているだけの方が何倍もきれいじゃろ』とはルフ老。美学があるのはいいことだけれど、内容が内容だけに感心できないのが困る所だ。


 夕方ごろにお持ち帰り用のアルテアスペシャル美容液のセットを拵える。やっぱりこれもまた、アレットとミニリカにせがまれた故である。急ごしらえでもいいから量だけは確保してほしいとのことだったので、女子たちの手持ち分からいくらか融通してもらって用立てた。納期のことを考えないで注文する客はホント困る。


 ただまぁ、『なんだかんだでちゃーんと応えてあげる──くんが、私は大好きだよ?』ってロザリィちゃんがほっぺにキスしてくれたのはよかった。もうこれだけでどんな難関にも立ち向かえそうな感じ。むしろこっちから地獄の底でドブ攫いしても良いレベル。あのこそばゆくて甘く幸せな気持ちをどう表現すればいいのか、俺にはちょっと想像がつかない。


 で、だ。ここからが今日のハイライト。


 そう、あれは夕飯食って風呂入った後の雑談タイム。みんな湯上りほっかほかでリラックスしまくっていた頃。今日で最後だから……と、ルマルマ女子と湯上りステラ先生(ネグリジェ姿でマジプリティ!)が、ミニリカやリア、アレットと女子会的なノリでおしゃべりしてたんだよね。


 当然、ルマルマ男子とアレクシスは蚊帳の外。仁義なきカードゲームで互いのケツの毛を毟りあっていた。ルフ老はゲームに参加せず、アリア姐さんを見てハァハァしていたけれども。


 「それ」が起きたのは本当に一瞬の出来事。無様にもアレクシスが大きな隙を見せたものだから、クレバーな俺が優雅なるイカサマテクで奴の最後のへそくりをまくろうとしたまさにその瞬間──



【事故を装いナターシャとキスをした】


【ナターシャの下着をすーはーした】


【ヴァルヴァレッドのおっさんのトイレが長かったため、みんなの前で漏らした】


【テッドの悪戯のせいでみんなの前で漏らした】


【勝手にミニリカの部屋に入り、勝手に布団にもぐりこんで添い寝した】


【ナターシャの風呂場を覗いた】


【ミニリカの風呂場を覗いた】


【おっさんの大人用パンツを何をトチ狂ったか帽子として使ったことがあった】


【テッドのズボンをみんなの前でずりおろそうとしたが、逆にずりおろされた】


【意味もなくミニリカに甘えて抱き付き、尻の感触を楽しんでいた】


【女性客に甘えるふりして抱っこしてもらい、胸を合法的に触って楽しんでいた】


【ナターシャの洗濯物は全部すーはーしてた】


【ミニリカの洗濯物も全部すーはーしてた】


【夜中にひとりでトイレに行けず、テッドの部屋で漏らした】


【夜中にひとりでトイレに行けず、おっさんの部屋で漏らした】


【女性客の寝具の洗濯の時は一通り全部すーはーしてた】


【おっさんに騙され、自分は世界一強いと思い込み、『零式・閃殺』というただの突きを披露しまくった】


【冬場はちょくちょくナターシャの布団にもぐりこんだ。冬じゃなくても普通にもぐりこんだ】


【ミニリカに騙され、女ものの民族衣装を自慢げにきていた。客が来るたび見せびらかしていた】


【完璧に覚えてしまった踊りの女形をミニリカに褒めちぎられ、日常の仕草や口調まで女の子にした】


【ミニリカに『冗談抜きに女形の才能がある!』と褒められ、女の子として生きていくべきかマデラさんに深刻な表情で相談しに行った】


【おねしょしたのをごまかすために、オリジナルの『実は嘘だよダンス』を深夜から夜明けまで踊りつづけていた】


【基本的に女性客の胸は凝視していた】


【『やってくれなきゃ死んじゃう』と駄々をこね、ミニリカにキスさせた】


【ナターシャと一緒に風呂に入りたいと駄々をこねた。入った後は背中を流してほしいと駄々をこねた。ついでに全身くまなく洗いっこした】


【ミニリカと一緒に風呂に入りたいと駄々をこねた。入った後は背中を流してほしいと駄々をこねた。ついでに全身くまなく洗いっこした】


【おっさんに『悪い子は八つ裂きにして丸焼きにして食っちまうぞ』と脅され漏らした。ちなみに、言われるたびに泣いて漏らした】


【ナターシャの使ったスプーンをペロペロしていた】


【テッドにそそのかされ、女性客に非常に痛々しいポエムが書かれたラブレターを送った。なお、そのラブレターは宴会の席でテッドに朗読された】


【女性客に『あーん♪』してもらうために、わざと自分の食器を落として泣いたふりをしていた】


【おっさんに復讐するため、愛用の剣に小便をかけようとするも、突然の突風により自分のズボンをびちゃびちゃにした】


【お昼寝していることをいいことに、ナターシャの乳尻ふとももを触りまくっていた】


【お昼寝していることをいいことに、ミニリカの乳尻ふとももを触りまくっていた】


【『雷の音が怖い』とうそをつき、ナターシャのベッドでぎゅってして貰いながら寝た】


【『暗いのが怖くて寂しい』とうそをつき、ミニリカのベッドでぎゅってしてもらいながら寝た】


【興味本位でおっさんの靴下を嗅ぎ、あまりの臭さに悶絶してギャン泣きした】


【階段下の掃除を熱心にしてる……ように見せかけて、女性客のパンツを覗いていた】


【おはようのキスをしてくれとナターシャとミニリカに泣いてせがんだ】


【ナターシャやミニリカが冒険に出かけようとすると『いっちゃ嫌だ!』と泣いて駄々をこねた。女性客の場合も同様】


【──の毛布をすーはーしている。 ロザリィ】


【十歳までおねしょをしていた。 ポポル】


【ギルのカップをすり替えて自分のものにしてる。 ミーシャ】


【十三歳の時、深夜に地元の村の広場で全裸で踊った。 フィルラド】


【このまえ下着を洗濯せずに四日間つけっぱなしだった。 アルテア】


【パンチラを見やすいように計算してロフトの階段部の設計を行った。実際、今までに四回ほどパンチラに遭遇した。 ジオルド】


【たまにパンツをはかずに授業を受けている。 パレッタ】


【十四歳まで母に添い寝してもらわないと寝られなかった。 クーラス】


【脳筋はヘッドバッドで鍛えられるものだと最近まで思っていた。 ギル】


【異性と付き合ったことがなく、ファーストキスもまだなうえ、手をつないだことさえない。 ステラ】


【学生時代、罰ゲームとして先輩とともに女子トイレに侵入した。 グレイベル】


【寝ている彼氏にこっそりキスしている。ほおずりもしている。いろんなところに噛みついたりもしている。 ピアナ】


【国宝輸送依頼の際に中身をぶっ壊してしまい、接着剤でガチガチに固めて何食わぬ顔で納品した。 テッド】


【踊りを披露しに行ったある大国の超有力貴族がセクハラしようと襲ってきたため、踏みつぶしたことがある。証拠を公開したらたぶんその国は亡びる。 ミニリカ】


【実はナターシャ以外に三人ほど付き合っている女性がいる。 ヴァルヴァレッド】


【浮気されてイライラしたときにぶっ放した魔法が隣の国で天災になっていた。死者がでなかったのが幸いで、義捐金としてヴァルヴァレッドがため込んでいたへそくりを全額送った。 ナターシャ】


(長いので省略する)



 ……って、声(?)が魔法的に響いた。一瞬で顔面真っ青になった。


 もちろん、クラスのみんなの表情もヤバい。思い出したくもない秘密がこうも盛大に暴露されて冷静でいられるわけがない。一部の女子なんてこの世が終わったみたいな顔していたしね。


 まず間違いなく、例の《秘密の誓約書》が悪い意味で発動してしまったのだろう。そして悲しいことに、発動人数があまりにも多すぎたために、アレクシスやルフ老にまでしっかり伝わってしまっている……っていうか、なんか連鎖反応的に上記の秘密が響きまくっていた。きちんと数えていないけど、少なくともクラスの人数分はリフレインしていたんじゃあるまいか。


 『誰がバラしたッ!?』、『ひっとらえて吐かせろッ!』っていきり立つルマルマ女子。『あ、あうあう……!』ってぷるぷる震えるステラ先生。一瞬で察した。


 『迂闊だった……ッ! あの魔法、ここまで融通が利かないとは……ッ!』ってミニリカは歯をギリギリ。どうも推測するに、あの誓約書は【誓約の場に立ち会っていない者にその内容を伝えるとアウト】になるらしい。だから、お互いに知っている話題であったとしても、片方が誓約の場に立ち会っていない場合、秘密を洩らした扱いになるっぽい。


 ……秘密が漏れたことを立会者に知らせてくれるのはいいんだけど、それが普通に近くにいる人間にまで聞き取れる大きさってヤバくね? 秘密を守る気、あるのだろうか。まぁ、今回は運が悪かっただけかもしれないけどさぁ……。


 幸いなことに、俺についてはほぼノーダメージ。俺の消し去りたい過去なんて、その全てが宿屋の連中によって作られたものだ。元凶であるあいつらに知られたところで、だからどうだって話である。


 リアにバレたのは痛いけれど、あいつは賢いからきっと老害やアバズレがフカしているだけだとわかってくれるだろう。俺のことは尊敬できるすごいやつだって今も信じていてくれているはずだ。……くれているよな?


 ともあれ、俺以外の人間のダメージがデカすぎた。よりにもよってルフ老やアレクシスにそれらがバレたのがヤバい。同じように通知が届いたのか、グレイベル先生とピアナ先生もすんげえ形相でやってきて、『…今ならまだ間に合う』、『強めにやっとけば記憶消せるすごいの持ってきたよ!』ってヤバそげな魔法植物を付き出してきた。


 が、残念ながらルフ老には効かない代物だったらしい。ルフ老、ずっと『……イイ!』ってハァハァしてたしね。


 しょうがないので再び《秘密の誓約書》を行うことに。クラスメイトは犯人探しに息巻いていたんだけど、ステラ先生が『せ、せんせいはそういうの、よくないと思うの……! や、やっちゃったものはしょうがないから、次のことを考えよっ!』って宣ったゆえである。微妙に足がぷるぷる震えていたのは見なかったことにしておいた。


 とりあえず、新規メンバーを巻き込んで【今回の秘密をばらさないように】秘密の誓約書を作成。俺たちとしては今回の秘密をそのまま流用したかったんだけど、ルマルマ&先生に杖を向けられ脅されたルフ老とアレクシスが最後の抵抗として、『こっちも秘密をバラすんだから、そっちも新しい秘密を言え』って言ってきたのでそういうことになった。


 以下に、新しい秘密を記す。なお、記載はしないけれど古い秘密もきっちり誓約したことをここに述べておく。



【実はアレットとアレクシスを足し合わせても自分の方がリアのおしめを変えた回数は多い。 ──】


【この前入手した──の衣服を実用している。 ロザリィ】


【この前の夜、クラスルームで幽霊を見てから夜にトイレに行けない。 ポポル】


【最近少し匂いフェチがわかるようになってきた。 ミーシャ】


【アティのふとももよりもエッグ婦人の胸羽のほうが柔らかくて気持ちいいって思ったことがある。 フィルラド】


【紳士的になら触られるのも結構アリだと思えてくるようになった。 アルテア】


【もう魔物でもいいかなって思い始めてきた。 ジオルド】


【この前の夜、寝ぼけてクラスルームで全裸になった。 パレッタ】


【つい最近まで母親と風呂に入るのは普通だと思っていた。 クーラス】


【筋肉の声が聞こえると公言しているが、本当は囁きしか聞こえない。 ギル】


【少し前に実家へ宛てた手紙にて、彼氏と順調で結婚秒読みと書いてしまった。 ステラ】


【過去に女子生徒に告白されたことが何度かある。もちろん紳士的に断ったが、もったいないことをしてしまったと思うことがある。 グレイベル】


【誰にも内緒で彼氏を学校に招いたうえ、泊まらせたことがある。 ピアナ】


【あまりにも男運に恵まれなかったので、幼少期から──を自分好みに育つよう画策していた。 ミニリカ】


【──が小さいころに難癖をつけて一晩抱き枕の刑に処したが、実際はちょっと人肌が恋しかっただけ。 ナターシャ】


【もう何年も会っていない妻と娘がいる。 ルフ】


【最近首元にわずかとはいえ小じわが見受けられるようになった。 アレット】


【妻と娘にプレゼントを贈るためのへそくりがある。 アレクシス】


【ファーストキスの相手は──。寝ている時にこちらから奪いに行った。 リア】



 もちろんこれ以外にも、【たまにかなり際どい勝負下着を着けて授業を受けている】、【胸を盛る量を去年より二割増しにしている】、【風呂上がり女子の透け下着をガン見している】、【女装用衣装を持っている】……などなど、クラスメイトの秘密が赤裸々に語られた。何気に去年よりだいぶ拗らせている人が多かったのが意外……でもないか。


 ともあれ、これにて秘密の共有は終了。ホントはいろいろ問い質したい内容もあるけれど、そこはお互い暗黙の了解というか、何も聞かなかったことにしてそそくさとみんな部屋に戻っていった。


 一部、ほったらかしにしていたらまずい案件もあったような気がしなくもない。まぁ、問題が起きたらその時に何とかするほかあるまい。


 あと、何人かの男子は女子から容赦ないケツビンタとゴミ虫を見るような視線をプレゼントされていたことをここに記しておく。かくいう俺も、なぜかリアから容赦ないケツビンタを喰らった。


 怒っていいのって奪われちゃった俺の方じゃないの? よもやあいつがあんなにも肉食系だったとは……。


 というかそもそも、あいつの俺へのファーストキスはあいつが三歳の夏の時だ。抱っこしてあやしながらアイス食ってたら、あの野郎何を思ったのか俺の口の方にぶっちゅうううう! ってしてきたんだよね。


 他人の食ってるものの方が美味く見えるとはよく言うけれど、俺普通に手に持ってる方のアイスを『あーん♪』してやってたのに。……まさか、両親のまねをしたとかそんなわけないよな?


 まぁいい。ともかくこうして俺たちは互いに致命的な秘密を暴露しあえる関係となった。人はこうしてがんじがらめに固められてしまうのだろう。大人になるとはもしかしたらこういうことなのかもしれない。


 衝撃的な秘密を打ち明けたギルは今日もぐっすりと健やかにクソうるさいイビキをかいている。今日はちゃっぴぃもリアの所に言っているため、ナターシャじゃないけどなんか寂しいというか人肌恋しい感じが否めない。やっぱりぬいぐるみを調達したほうが良いかもしれない。


 ギルの鼻には……秘密の蜂蜜でも詰めておくか。おやすみなさい。

 忠告はしました。これでバレたら皆さんも道連れです。呪われたくなければ、同じく秘密をバラしましょう。


【修論に記載した参考文献、ホントはあんまり参考していないけど参考文献にしたのが2件くらいある ひょうたんふくろう】

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[一言] 【身長146cmって言ってるけどほんとは143cm無いです】
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