143日目 みんなで泳ぎに(覚醒)
143日目
ギルが甘えん坊。なんか俺の手を握って寝てるんだけど。手が砕けるかと思った。
ギルを起こして食堂へ。今日も今日とてちゃっぴぃを膝に乗せてハニートーストを食していたところ、なんかリアがもじもじしながらやってきた。思えばこいつ結構長いこと滞在しているような気がするけど、本業の方は大丈夫なのだろうか。
で、優しい俺ってば『甘えたいなら素直にそう言え』って言ってちゃっぴぃを膝からどかす。『きゅう……』ってちゃっぴぃは少し不満そうだったけど、こいつの場合はほぼ一年中俺を独占できるから文句は言えない。
が、いざリアを抱き上げようとしたら、『そ、そうじゃなくて……』ってぎゅって手を握られた。そのまま引っ張られるがままについていけば、その先にいたのはアリア姐さんの水浴びを嫉妬の形相で見守りながら朝のエレガントハーブティーを嗜んでいたクーラスが。
『お、おにいちゃんが一緒に湖に行こうって誘ってるの! み、みみ、水着のみせあいっこしたいんだってっ!』って、リアは真っ赤&大声で言いやがった。『え゛っ……』って声を漏らしたクーラスの表情を、俺は一生忘れることはないだろう。
とりあえず、早急に妙な誤解は解いておいた。クーラス派女子のヤバい表情と、『親友は……俺にはそんなこと言ってくれなかったぜ……?』ってギルのヤバい表情と、『……信じてるから、ね?』ってロザリィちゃんのちょっぴり寂しそうな表情が胸にきゅんきゅんきちゃったゆえである。
なんでロザリィちゃんはどんな表情でもあんなに可愛いんだろう? もしかしなくてもロザリィちゃんだからか。
すごくどうでもいいけど、『こいつに口実として使われただけだ』ってリアをぐるぐるの刑に処しつつ伝えたら、ギルは普通に『俺は親友のこと信じてたぜ!』って爽やか笑顔に。そのままいつも通りに『うめえうめえ!』ってジャガイモを貪りだした。俺、未だにあいつの行動がよくわかんねえや。
朝食後はみんなで水遊びのため湖に。メンツは……まぁ、いつも通り。今回はリア、アレット、アレクシス、ミニリカ、ルフ老、ナターシャが一緒。ホントはステラ先生とご一緒したかったんだけど、先生は『ま、まだちょっと勇気が出ないから……! せ、先生はヒナちゃんたちの面倒見てるからっ!』って真っ赤になって辞退したんだよね。
肝心の湖だけれども、夏休み真っ盛りということもあって魔系学生がたくさんいた。男だけのグループもあれば、男女混合グループもある。水着を着て泳いでいる奴や釣りをしている奴がいるのはもちろんのこととして、なぜかひたすら『ちくしょうがァァァ!』って湖に魔法をぶっ放す男子学生もちらほら。暑さで頭がイカれたのだろうか?
で、とりあえず脱ぐ。真っ先にポポルが水着スタイルになり、そしてギルがもったいぶって焦らすかのようにブーメランを披露。今日も筋肉のキレがまぶしい。一周回って芸術じみた感動さえ覚えた。
『水着なんて久しぶりだな』ってアレクシスも脱ぐ。武系のくせにその体は魔系であるギルより貧相。腹筋の所なんて下手したらジオルドより劣るレベル。
『武系のくせに恥ずかしくないのか』って煽ったら、『アレは武系でも勝てるやついねえよ。それに、俺はすでに世界で一番かわいい嫁と娘がいるから』って煽り返された。予想外に巻き込まれたジオルドが咽び泣いていたとだけ書いておこう。
『まぁまぁの湖じゃん?』って言いながらナターシャも脱ぐ……と見せかけて、上に羽織っていた布的なものと下に巻いていたスカーフちっくなものを取っただけ。ぶっちゃけほとんど変わっていない。
下に水着を着てくるだろうとは思っていたけど、まさかほとんど水着そのままで来ていたとは。あいつには羞恥心ってものが……あるなら普段からあんな格好していないか。
もちろん、ミニリカの方も似たような感じ。逆にいつもの舞踊衣装の方がよっぽどきわどいというか、露出度の面では水着のそれに近い。
『ほれ、なんか言うことあるじゃろ?』ってミニリカが無い胸を張って聞いてきたので、『リアの水着を着ても似合いそう(なくらいに若々しくて健康な体をしていますね)』って言ったら『こンの、バカ者ぉ!』って思いっきりケツを叩かれた。褒めたのにこの仕打ちとかホントひどい。
アレット? アレクシスが『人の嫁さんの肌をガン見してんじゃねーぞコラ』って誰彼構わずメンチ切ってたよ。人妻の水着姿なんてみて喜ぶのは熟女好きのジオルドくらいだろうに。
あ、リアのほうだけど、こいつもやっぱりいろいろと微笑ましい感じではあった。子供用の水着なんてどれも大して変わらないのか、単純な構造そのものは去年ちゃっぴぃに買ってやったやつとほぼ同じ(ただしサイズは全然違う)。胸のところに花の飾りがついていたくらい。
冗談抜きに、マジで水着を着る必要なんてあったのだろうか? 普通に下にパンツだけ履かせてりゃ十分だと思う……というか、だいたいの農村ではそのスタイルだと思うけれど。
ロザリィちゃんほか女子たちも着替えだす。『……一昔前なら、「下に着てるぞ、残念だったな」って言ってたんだがな』ってなぜかアルテアちゃんが複雑そう。もはやそれは残念でも何でもない、唯々相手にガン見させる口実を与えるだけのものであるということに気付いているのだろう。
実際、フィルラドは【ガチの着替えじゃない】というその一点のみを持ってアルテアちゃんの着替えをガン見していたしね。
一方で、ギルはミーシャちゃんの着替えをガン見してはいなかった。それよりもむしろ、夏の眩しい太陽に煌めく自身の筋肉の方ばかり気にしていた。『日焼け具合も、汗のきらめきも……夏は筋肉が一番映える時期だけど、それだけにバランスが難しい』って頓珍漢なことも。
『見られるのはムカつくけど、まるっきり無視されるのはそれ以上にムカつくの!』ってミーシャちゃんは激おこ。そのままギルのケツを執拗に叩いていたっけ。あまりにも激しく叩くものだから、俺ってばギルのブーメランがポロリしないかすんげえ心配したよ。
さて、テレテレと照れながら水着になるロザリィちゃんを紳士的にガン見していたところ、リアがクーラスに『わ、わわ、私の水着どうですかっ!?』ってアプローチ。デミロリコンのクーラスとはいえ、今はガチのロリコンじゃないからか、『と、とっても似合っていて可愛いんじゃないかなっ?』ってぎこちない笑顔で返していた。
『うちのおにいちゃんなら、本気でそう思ってたらもっと情熱的なことを言ってくれる……』ってリアはちょっぴりしょんぼり。『待ってくれ。アレの戯言を本気で信じられるか? 俺がアレの真似して同じこと言ったとして、本当にそれでいいのか?』とはクーラス。即座に納得するリア。どういうことだろう。
そして、ここにきて急展開が。
『何を言っとるんじゃ、貴様らァ……?』って地獄の底から響くような声。今まさに湖に飛び込もうとしていた面々がびくりと震え、その声の方向を向く。
『クソっ……クソっ……クソクソクソクソがぁ……ッ!』ってすんげえ形相で頭(太陽を反射してとても眩しい)を押さえるルフ老が。しかもなんか目が血走っていて、ついでに異様な魔力の気配も。
『どしたの、ルフ老!?』ってリアが真っ先にかけていく。『おじいさま、だいじょぶ?』って近くにいたパレッタちゃんがふらつくルフ老を支えた。
ルフ老、パレッタちゃんの手を掴み、駆け寄ってきたリアの肩を掴んで──。
ハァハァ言い出した。こいつマジ終わってんな。
『ひえっ』、『わーぉ』ってリアとパレッタちゃん。『水着……! 幼子の水着……! 不思議系女の子の水着ィ……!』ってハァハァするルフ老。血走った目で二人の肌を見つめ、そして我を忘れたかのように手をこすり合わせていた。
『ちくしょう……ッ! せっかく楽園に来られたというのに、今まで儂は一体何を……ッ!?』ってルフ老はハッとしたかのように周りを見渡す。『うっひょお……!』って目をギラギラさせ、そしてさらにハァハァを加速させた。
『いかん、解けておる!』、『あのボケ老人、煩悩だけでマデラさんの呪を破りやがった……ッ!?』って声を聴いたとき、マジでもうこの老害はどうにかすべきだと思ったよね。
どうやらルフ老、最初の方こそマデラさんの呪により普通の好々爺だったみたいだけど、若さあふれるぴちぴち魔系女子との生活が何日も続いたことにより、少しずつそれが解けていた……というか、その滾る煩悩がますます強くなり、呪で抑えきれなくなるくらいに膨れ上がってしまったらしい。
思い起こしてみれば、普段はまるで女っ気が無い環境にいたのに対し、学校に来てからは常に近くに若くて可愛い女の子がたくさんいた。しかもハァハァしているところを見せていないから、普通に尊敬できるお爺ちゃんとして慕われていたし懐かれてもいた。おまけにその女の子らは夏故に薄着で、スカートだって短いしちょっとドキッとするような格好している人だっていた。
しかも、集団生活に慣れきってしまったからか、女子たちが割といろいろ無防備であったことも事実。湯上り姿も披露していたし、ネグリジェ姿でうろついてもいた。うなじはもちろんのこと、ふとももを晒したはしたない状態で雑談していることだってあった。
そして、止めとばかりに水着姿である。それも、一人じゃなくてたくさんである。ちょいと遠くを見れば、さらにたくさんの魔系女子が水着姿で戯れているのである。
これだけの材料が揃っていれば、古の大賢者が呪一つを破れないわけがない……ってことなんだろうけど、理由がクズ過ぎて泣けてくる。どうしてこの能力や情熱を他に向けることが出来なかったのだろうか。
『これじゃ……! 儂はこれを見たかったんじゃあ……!』ってルフ老は狂喜し、ハァハァしながら舐めるようにして水着姿をガン見していく。『こんの不埒者ぉ!』ってアレットが隠し持っていた蛇鞭で攻撃……するも、『年増はお断りじゃ!』ってルフ老は【認識曲解】で攻撃を躱す。
『人の娘をそんな目で見るんじゃねえッ!』ってアレクシスが直接殴りにかかった。『男はおよびでないわッ!』って【粉砕剛掌】で湖まで吹っ飛ばされた。ヤバい。
『良い度胸してるなぁ……!?』ってナターシャが痴女スタイルのまま魔法をぶっぱ。『おぬしの相手はもうちょい後じゃの!』ってルフ老は満面の笑み。【渦収溜晶】で魔法を吸収。まともに喰らえばひとたまりもない大魔法も、古代魔法の前では子猫ちゃんに等しいらしい。
『身内の恥じゃ、私が止めるッ!』ってミニリカが魔法舞踊。魔素を纏い、独特の脚運びでルフ老に接近。魔法舞踊による魔法的効果、舞踊による武術的効果の双方が乗った渾身の掌底をルフ老に叩き込んだ。
すばしっこいミニリカの全力の一撃。さすがのルフ老もこれを躱すことは出来ず、『げふゥ……!?』ってまともに喰らっていた。掌底の瞬間に特有の発光現象が見られたことから、たぶんミニリカは電撃を食らわせるタイプの魔法舞踊を使ったのだと思われる。
『これでしばらくは動けんはずじゃ。まともに喰らえば、ガチガチの武系でも半日は目覚めぬ』ってミニリカは倒れ伏すルフ老に背を向ける。
それがミニリカの失敗だった。
『……ふともも、うなじ、胸。滑らかな肌に、艶やかなる髪。細く白い指に、宝石のように輝くくちびる』……そんな声が、倒れ伏したはずのルフ老の方から。
『足のライン。腰のライン。そしてもちろん、胸のライン。ニッチなところで言えば肩から腕にかけてのラインや、首周りのシルエットと答えるものもいるじゃろう。……認めよう。それらすべてを許し、認め合おう。それこそが我らのジャスティスじゃ』……って謎の演説がどこからか。
『こいつ……わかってやがるッ!』ってフィルラドが呟き、そしてアルテアちゃんに思いっきり頬を抓られていた。
『じゃが、その上で。その上で、儂は……尻こそが至高じゃと、宣言させてもらうッ! 無垢で無邪気であればあるほど尊いッ! これは古より続く宇宙の真理! ジャスティスの極みじゃ!』ってルフ老が執念で立ち上がっていた。体はボロボロで未だにプスプスと煙的なものが出ているのに、眼だけはギラギラで口元はハァハァ。
『ひっ……!』ってマジ顔でミニリカが俺の後ろに隠れてきたと言えば、どれだけヤバい表情だったかわかってもらえると思う。
ともあれ、ルフ老のリミッターは完全に外れてしまったらしい。いろいろ諸々貯め込み過ぎて、そして周りの刺激が強すぎたのだろう。
不幸なことに、ルフ老はこれで古代魔法の権威の大賢者だ。ボコって囲めば倒せなくはないけれど、俺たちは現在水着姿で、お世辞にもガチ戦闘が出来るとは言い難い。なにより、この状態で戦闘に入ったら、逆にルフ老を喜ばせるだけである。
とりあえず、ロザリィちゃんを俺の背中に隠す。ミーシャちゃんはギルの逞しすぎる背中に隠れた。アレットとリアはここぞとばかりにクーラスの後ろに隠れ、パレッタちゃんは『ちょっと物足りない背中なり』って言いながらポポルの後ろへ。
フィルラド? 『これでこそ……これでこそ、俺の信じた俺の師匠だ!』って一人で喜んでたよ。アルテアちゃん、そんなフィルラドを腐ったマンドラゴラを見るかのような目で見下し、『アレの連れ合いに思われたくない。悪いが少し貸してくれ』ってジオルドの背中に隠れていたっけ。
ジオルドの奴、『お、おう……』ってちょっと照れていた。消去法的にそうなっただけとはいえ、水着の女の子に選んで貰えて嬉しいのだろう。彼女無しのやつって本当にチョロいと思う。
さて、とりあえず膠着状態にすることが出来たとはいえ、このままでは暴走したルフ老が他の女子学生の所に行ってしまうのは確定的に明らか。そうなると芋蔓式に俺の宿屋の評判に関わるし、なにより(認めたくないけど)身内の恥をそのままにしておくわけにはいかない。
しかし、今のルフ老とまともにやり合えないというのも事実。湖に遊びに行くのに煩悩で暴走した古代魔法の大賢者を倒す用意をするアホなんているわけがない。
そこでクレバーな俺は巧みな話術を用いてルフ老のスキを突く作戦に出た。具体的には、『尻がデカくて小さな子供がいるわけないだろ? 目を覚ませ』って呼びかけるってやつね。
ルフ老の奴、『わかっておる……だからこそ、ロマンがあるッ! だからこそ、求めたくなるッ!』って逆に興奮しだした。ホントこのジジイ終わってんな。
もちろん、ここまで俺の想定通り。『……もし、そんな奴がいるとしたら? 大人顔負けに良い体をしていて、子供のように無邪気で、ついでに甘えん坊で胸も尻もデカいやつがいたとしたら?』って聞いてみる。
『この身朽ちようと、ぜひもなし』って返ってきた。覚悟決めすぎだろって思った。
『……そんな奴が、全裸でそこにいるぞ!』って叫ぶ俺。『そんな見え透いた手に引っかかると思うたかッ!』……って言いつつも、【判究真理】を使うルフ老。これが悲しき男のサガか。
肝心の結果は……【事実である】というもの。その判定が出た瞬間、ルフ老は『うっひょおおお!』って喜び勇んでそちらを向き……。
『きゃあ!?』って叫ぶギル(ちゃっぴぃにブーメランを脱がされていた)と目が合った。
【全裸】、【子供のように無邪気】、【大人顔負けのプロポーション】、【甘えん坊】……俺は何一つ嘘は言っていない。
ともかく、言葉通り誰よりもデカい胸(大胸筋)と誰よりもデカい尻(大臀筋)、さらには大人顔負けのマッスルボディにルフ老は見惚れていた。止めとばかりにポロリしているし、『いやぁん!』って身をくねらせる刺激的すぎるムーブをギルがかますものだから、ルフ老は感激しすぎて気絶したようだった。
俺ってば見惚れて隙を晒したルフ老をボコるつもりだったのに、あまりにもあっけない幕切れ。どうやら老人には若者のフレッシュなエネルギーは強すぎたらしい。
なんだかんだでその後はさっさと学校に戻ることに。あんなことがあった以上水遊びするって気分じゃなくなってしまったし、いつまたあの老害が目覚めるかわかったものじゃない。あと、甘えん坊の抜けきらないギルが『親友ぅ……俺もうお婿にいけないよぉ……!』ってめそめそしてたしね。
『あたしがもらってやるから、びーびー泣くんじゃないのっ!』ってミーシャちゃんが肩車の上からぺちぺちギルのおでこを叩いていたのを覚えている。あと、ギルのブーメランを脱がしたちゃっぴぃが『きゅ!』って自慢げかつ褒めてくれと言わんばかりに頭を差し出してきたので、全力を持って撫でておいた。
ただ、ギルのブーメランまで差し出してきたのは頂けない。ちゃっぴぃはアレを俺がどうすると思っていたのだろうか。
夕飯食って風呂入って雑談して今に至る。なんか今日もすごく日記が長くなってしまった。さっさと終わらせて寝るつもりだったのに、最近段々と寝る時間が遅くなってきている気がする。よくない兆候だ。
あ、雑談後の寝る間際、ロザリィちゃんがくいくいって俺の裾を引っ張ってきた。しかも俺ともあろうものが、そのまま人気のない物陰のほうまで連れ込まれてしまう。
で、『……今日はあんまり、そーゆーことできなかったから』って思いっきり情熱的なキスをされた。『……せっかく水着を買ったのになぁ。見てもらいたかったのになぁ』って何度も何度もキスされた。『──くんは私だけの──くんだからね?』って思いっきりほおずりされた上、『最近あんまり構ってくれない悪い子には、おしおきが必要だよね?』って最初以上に情熱的なキスをされた。
どうやらロザリィちゃんもいろいろため込んでいたらしい。『ちょっと寂しくなっただけだから。……明日には忘れることっ!』って真っ赤になって帰っていったけど、それに気づけなかった自分が酷く恨めしい。明日は俺の方から動かなくては。
ギルは今日もぐっすりすやすやとイビキをかいている。甘えん坊が抜けきらないのか、お気にのジャガイモズタ袋をひしっと抱きしめている。たしか、筋トレ用に中に石を詰めていたはずだけど、抱き心地は悪くないのだろうか。
ふう。誤字チェックで読み返したけど、今日もなかなか中身がごちゃごちゃだ。明日はもうちょいシンプルに仕上げたい。
ギルの鼻には天使の濡れ衣の切れ端を詰めておこう。グッナイ。