■人物紹介
■登場人物
・豊田庸平
本作の主人公。山水中学校3年生。
最弱とよばれクラス全員からいじめを受けている。
陰陽師の末裔として、赤鬼襲来をきっかけとしてその力に目覚めた。
髪は寝癖がちで、いつも眠そうな目をしている。
つい最近、祖父は陰陽師の継承者であると父から聞かされる。
しかし、祖父とは生活がすれ違い会っていない。
・坂本佳乃
本作のヒロイン。山水中学校3年生。
1年生の春、転校してきた。
2年生の時に庸平が転校してくるまでは最弱と呼ばれいじめをうけていた。
黒魔術のために屋上に魔法陣を描くのが日課。
中二病を患っている。
怒ると怖い。
パッツン前髪で長髪。
小学生の頃に母を亡くし、現在は父と継母と暮らしている。
亡き母に会い伝えたいことがあるために黒魔術を始めた。
・吉岡勇気
山水中学校のボス的存在。
庸平達を最弱と呼び、いじめを煽動している。
リーダーシップはとれるが性格に大きな問題がある。
地元を離れた修学旅行先で、いじめの煽動は本意ではないと庸平に打ち明ける。
しかし、その当時の記憶は本人からは消えている。
父から町中の学校への転出を言い渡される。
・長谷川智恵子
佳乃の同級生で親友。
最弱でなくなった佳乃に一番始めに声をかけたことから親友になった。
赤鬼事件で佳乃を裏切り、皆の前に突き出して佳乃をオニ役に仕立てた。
山水村で唯一の寺の一人娘。
・赤鬼
体長5メートルの魔物。
山水中学校の屋上に落下し、校舎を半壊させた。
その後の戦いで、庸平に敗れてミニサイズに縮んだ。
京都で中学校1年生の少年、桜木翔太に倒されて消滅させられるも、その数日後、佳乃の黒魔術により再び中学校の屋上へ降り立った。その経緯については現段階では不明である。
・白虎
十二天将の1人、西の方角を司る霊獣。
庸平の式神となり、白猫の姿に変化している。
庸平を『喰ってやる』とことあるごとに言うが、本気ではなさそう。
佳乃に憑依して魔物と戦うこともある。
・黒龍・黄龍
十二天将の1人、青龍との関係性は不明。
京都の大文字山に封印されていたはずであったが、魔物退治を生業とする男によって京都市内の白神神社に封印されていた。しかし、山水村の近くで解放され、佳乃の黒魔術によって校舎の降り立った。
京都にいたはずの二匹がなぜ関東に来ていたかは現段階では不明。
庸平の式神となり、黒猫・茶猫に変化している。
言葉はまだ話せないようだ。
■舞台設定
舞台は関東のとある山村。
主人公たちが住む山水村は県境に位置し、山を隔てて向こう側は他県である。
三方を山に囲まれたこの村には、古くから魔物にまつわる伝記や言い伝えがある。
鉄道が走る町へは細い道路を下っていき、隣の山ノ神村を通って町に出なければならない。
山ノ神村は古くから神の住む村として、山水村の魔物たちを封じ込める役割を果たしていた。
山ノ神村には古くから下賀美神社を中心に独自の文化様式が存在する。
※拙著『ど田舎の神者人』は下賀美神社の一人娘と、その幼馴染みの織りなす物語。本作のスピンオフ作品となっていますので、こちらも併せてお読みいただけると幸いです。




