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英雄育てる院長先生  作者: 山木 深
まずは生活基盤を作ろう!
32/36

仲良く入浴7

どうも、お久しぶりです。

これからは、もうひとつの[遥か未来の○○もどき]交互に隔週で更新します。

後、今回は少し最後にシリアスになりますが、次の話で終わるので、安心して下さい。

次の話のネタにされることになったマヤノは毅然とした表情で言いはなった。


「だが断る!」


、と。

わざわざ自分から話のネタにされ、恥をかくまで待ったりせずにさっさと逃げる事にした。


「もうでるからね」


そう言うと、ざばぁっと音を起てながら湯船から出ていこうとするマヤノ。

だがしかし、みすみす逃亡を許すほどエルフィたちは甘くはなかった。

立ち上がった瞬間、がしっとマヤノの両足を掴み引きずり込んだのだ。


「「「逃がすかぁー!!」」」


「へっ?うわっぷ!?」


バッシャーン!

大きな音と水しぶきを起てながら風呂に仰向けに倒れていった。


「な、なにするのよ!ナミビア、ユイ、フィーア、それにエルフィ姉さんまで!」


「だ、だってマヤノちゃんだけずるいもん!」


「ん・・・・お、なじく」


「そうだよ〜、一人だけ抜けるのはずるいよね〜」


「いや、まあ、そうかもしれないけどね・・・・」


「ほらほら〜、みんなこう言ってるけど、マヤノはどうなのかな〜?」


「ナミビアがそうくるから嫌だったのよ!」


ナミビアがにやにやとしながらマヤノを茶化してくると、すかさずいらっときたマヤノが突っ込んだ。

そして何かを諦めたかのようにはあーとため息をつくと再び湯船に浸かった。

(まったく、何でわたしがこんなことしなくちゃいけないのかしら。誰かに押し付けられないかなー?)

そんなことを考えながら少しずつ体を沈めていき、鼻が完全に沈みきりぷくぷくと泡を起てながら考えていると、ふと天才的な閃き(マヤノの中では)が浮かんできた。

(ふ、ふふふっ。いた、いたよ一人いたよ!院長先生がいたじゃん!)

いきなりにやにやし始めてしまうほどの閃きとは、エイシャに全てぶん投げることだった。

(そうだよ、何で気づかなかったんだろう。私たちよりいっぱい生きてるし、絶対色恋沙汰の経験多いはずだしね)

そう心の中で考えエイシャを生け贄にすることを第一回全マヤノ会議で決定すると、すぐさまエイシャの近くまでスーっと泳いで近づいていった。

ちなみに周りはマヤノを引きずり込むときに水が鼻に入り額を押さえているのや、マヤノの年齢からすると驚異的な胸囲を誇る胸が頭部に直撃し悶絶していたりした。

エルフィたちがそんなかんじで頭を抱えたりしているのを放ってエイシャに近づいていくと、話しかけた。


「あのー、院長先生ー」


「うん?どうかしましたか?」


マヤノが話しかけると、少しぼーっとしていたらしいエイシャは、のんびりとしながらマヤノの続きを促した。


「えーと、ね。院長先生は今までに好きな人ってできたこと、あるかなーって」


そう下を向きながらマヤノが言うが、エイシャからは何の返事もなかった。

怒られるかと思い、不安になったマヤノが顔をあげると、エイシャはマヤノが初めて見る顔をしていた。

エイシャは傍目からみても明らかに動揺しており、顔色が蒼白を通り越して土気色になっていた。


「そ、その、です、ね。その話は、出来れば、やめて、くれ、ませんか?昔あった嫌なことを思い出してしまうので・・・・」

そう弱々しく言うと、そのまま立ち上がり風呂場から出ていってしまった。

そして残されたエルフィたちには、とても重い沈黙が訪れ、誰からというわけでもなく一人一人風呂場から出ていった。


感想くれると嬉しいです。

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