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英雄育てる院長先生  作者: 山木 深
まずは生活基盤を作ろう!
18/36

昼食騒動3

遅くなってすみません。

前回よりは長いです。


「うん?なんか食堂騒がしくないか?」


「そうだね〜うるさいね〜」


「いやいやいや、『騒がしくないか?』とか『うるさいね〜』じゃなくてあれ絶対喧嘩っすよ」


「ふむ、確かに喧嘩のようじゃな」


のんびりといかにもめんどくさそうに適当に返すロイとエルフィに対してガイジンはしっかりとダグラスの言葉に返してくれた。


「そうっすよね!今日なんていつもよりひどくないっすか?」


そうダグラスが問いかけると


「そうかにゃ?いつもありすぎてわからないにゃ」


「そうだね。正直僕には分からないかな」


よくぶつかりあっている面子なのでいつも通りかと放っておきたいのだ。

だがダグラスとガイジン、それにフィーアは今日の喧嘩がいつもと違うと気づいたのだろう、他の四人(ユイは来る途中で寝て今もガイジンの背中で寝ているので除外)を説得し始めた。


「えっとね、今日の喧嘩はいつもより大分激しいと思うんだ。だから怪我人が出る前にとめたいの。お願い、手伝って」


「そうじゃ。今日は儂らが止めんと止まらんと思うぞ」


「ほら、ガイジンさんもこう言ってるっすよ」


フィーアがそーっと言ってみた発言にフォローを入れるガイジンにすかさずのっかるダグラス。

三人、特に普段自分の意見を出さないフィーアがおどおどしながら、でもしっかりと意見した姿にロイたちは感動した。


   ((((やばい、可愛すぎる!!))))


と。子供たちのなかでも特に可愛いフィーアの目をうるうるさせながらのお願いの前には男子も女子も真面目もわんぱくも関係なかった。

ただひたすらフィーアの言うことを聞いてやりたい、その一心でその場の全員の気持ちが一つになった!


「やろうぜ、みんな!」


「そうよ〜あの子たち止めないと〜」


「うん、そうだね。フィーアの言う通りだよ!止めなくちゃ!」


「がんばるにゃ、だからフィーアは笑って待ってるにゃ!」


「ああ、俺たち全員で止めてきてやるよ」


そう口々に言い出すと、ロイたち全員(弱すぎて止めれないフィーアといまだにねているユイを抜く)はスクラムをくみだした。


「え、えっと、何してるの?」


不思議に思ったフィーアが聞いてみると、予想通りの、しかし、できれば違う返事がよかったと思わせてくれる返事をわざわざ代表にロイを出したうえで答えてくれた。


「突撃して奴らを捕まえてふんじばって転がすのさ」


すごく良い笑顔でさらりと強制介入からの拘束というかなり鬼畜なことを言いのける虚ろな目をしたロイたちを見てフィーアは思った。

やばいこの人たち本気だ、と。

だがフィーアは止めなかった。

いや、止めれなかったのだ。

だがしかしフィーアを責めてはいけないだろう。

なぜなら今のこの面子を止めるには魔王さまですら役不足といえるだろうし、止めたいのならエイシャでも難しいレベルだったからだ。

そうこうしているうちにロイたちが突撃してしまった。

後ろで見ていたフィーアは思った。

ごめんね、と。


次は今週にはあげます。

多分木曜です。

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