かのじょとまほう
気になるところがある。
魔女についてだ。
彼女らは、すべてを使ってでも倒そうとするらしい。僕は一人の女性を見ている。
彼女は強い。
でも表情だけだ。
だぶんだけど、強い女性だ。
意思疎通をほかの媒体でやっている。
僕が動画を投稿する。
そして彼女が風でお知らせする。
どんな状況下もわかる。
一方、ほかの女性は、関係もないのに、いきなり通話の関係や、メッセージのやりとりで男性にその内容を売ったりしている。
恐怖だ。
でも彼女は違う。
なぜなら僕は直接会ったし、お互いの写真をケータイの待ち受けにしているしね。
ピアノの音を聞く。
彼女のことが気になる。
魔法はどんなものだろうかと考える。
おおよそ、基礎は積んだ。
書いてしまったこともある。
おおよそ、たどり着いてはいけないと思うようになった。
そんな世界かもしれない。
でも知りたい人たちもいる。
運気を利用すると、奇跡が起こるのかもしれない。
そんな魔術の原型を書いた。
『キセキ』
と、天の世界から言われた。
そんな場所はきれいに、黒のもので消している。
おおよそ、よかったかもしれない。
戦いすぎた。
家族が大好きになった。
そんな人生だ。
おとうとが帰ってきた。
うれしくて泣いてしまった。
俺は離したくない。
もう、こりごりだ。
子供たちが死んでいく。
これが理だ。
ぐちゃぐちゃだ。
僕の人生も。
一人、生き残った身。
そんな地獄を経験した。
檻で安心してしまっている自分がいた。
今はもう違うんだ。
もう――
――廻さなくていい。
(ご飯を)