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原初

吸血鬼について

 私は見た。

 その姿を。

 私は見た。

 その美貌を。

 私は見た。

 その血色を。

 辿ろう。


 時代は、現代。

 その光景はヤツは必ずうずくものがある。

 それは心臓である。

 格好はグレー。

 そして半袖のシャツ。

 そして黒いズボンに、

 下は、緑の靴である。

 ヤツは見る。

 街を。

 一言。

「いい街だ」

 その後ろ姿たるや、本物の格好をしていた。


 仕草と顔は除いて。


 朝目を覚ました。

 目をこする。

 ここは……

 毎日のように部屋を変えているので、よくわからないような日々を過ごしているのか。

「やれやれ」

「おはよう」

 姉である母親がこちらに来た。

 普通にこう言うのである。

「布団をたため」

「わかった」

 そういえば風邪がなくなったような気がしている。 体中が、頭が軽くなったような気がしている。

 使用している薬は、サイレース。

 正直にいえば、劇薬。

 そんなものを普段から常習している人もいるらしい。

 俺はゆっくりと身体を見る。


「なんだ――なんだこれ」


 恐ろしいほどのなにかが見えた。

 細胞がわかるほどのような衝撃が放つ。

 その驚いた顔をしているのを見てしまった母親を感じる。

 感覚が研ぎ澄まされている。

 そうするとこのような声のようなものが聞こえてきた。

(教団によるものよ)

(なにもわからない)

 母親と父親が囁いている。

 そんな中、すさまじいことがわかった。

 か、身体が動かない。

 衝撃とともに、パニックと、後ろに倒れる衝動が走る。

「白いビジョンだ」

 目の前には、テレビが三面あった。

 そうしてずっとぼーっとしていた。

 すぐに気がついた。

 生きていたのか。

 頭に衝撃ではない、なにかが、あったとわかる。

 すぐに時間を確認する。

 二時半。

 おい、おいおい。

 まあいいか。

(吸血衝動らしいんじゃが)

 メッセージを見た。

 頭が分からないが納得する。

 どうでもいいなそんなこと。

 FGOをする。

 今日の周回をした。

 ストーリーをあさる。

 こんなことをしていると、母親が帰ってきた。


 魔法のことを考える。

 こうあると、ババ様に言われた。

 一。

 土。

 二。

 風。

 三。

 火。

 四。

 水。

 それだけだ。

 当時の住んでいた初めの家、懐かしい我が家で思い出した。

 そうして、原書のルーンのことを記している。

 お母さんに見られないように、学校にいった。


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