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アンとアント

掲載日:2024/12/28

アンは、元気な女の子です。

ある暖かな日、お庭で遊んでいると、一匹のアリがじっとこちらを見ていました。

「あなたはだあれ?」アンが言うと、アリは答えました。

「ぼくは、アリのアントさ。この庭が大好きなんだ!」


「アリさんなのに、おしゃべりできるなんて、すごいのね!」

アンが言うと、アントは嬉しそうに笑って言いました。

「ありがとう!ほめてくれたお礼に、お庭の秘密を教えてあげる」


「お庭の秘密?」アンは目を輝かせて聞きました。


アントはちょっぴり得意げに庭を案内しました。

「ここにはビー玉が埋まっている。それから、この木にはおいしい木の実がなるのさ」


アンは、アントがお庭を案内してくれて、近くに宝物がたくさんあることを知り、大喜びです。


でも、アントはちょっぴり寂しそうに言いました。

「アンともっと遊びたいけれど、もうすぐ冬が来る。だから、ぼくは春まで眠らなくちゃいけないんだ」


「春まで待っていてくれる?」

アントの問いかけに、

「もちろん!」

アンは元気よく答えました。


そして、アントは眠りにつきました。


アントは知っていました。

アンともう会うことがないと。人間と、アリの、時間の流れはおおきく違うのです。


霜が降り、深い雪に覆われ、そして春の雨が降り始めました。


アントは目を覚ましました。

少しひんやりとした土の中からそっと顔を出し、あたりを見回します。


アントが外に出ると、

「おはよう、アント!ずいぶんとおねぼうさんなのね!」

そこには、アンがにっこり笑って待っていました。


「お話ししたいこと、たくさんあるの!」

アンは嬉しそうに言いました。


しばらく黙ってから、

「ぼくもさ!」アントもにっこり笑って答えました。


おしまい

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― 新着の感想 ―
またお話できて良かった╰(*´︶`*)╯♡
2024/12/28 13:18 退会済み
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