1/2
プロローグ
僕の両親は、僕が小さい時から仕事で家にいる時間が他の家に比べて少なかった。そのため、幼稚園や保育園にも行っていなかった僕は必然的に家で過ごす時間が他の子供よりも多かった。
ある時、僕が寂しい思いをしていないのか心配したお母さんはこんなことを尋ねてきた。
「1人でお留守番寂しくない?」
確かに1人での留守番は寂しいだろう。
でも、僕はいつもお面をつけたお兄さんたちが一緒に遊んでくれていたから、
「寂しくなんかないよ」
っておかしなことを尋ねてくるお母さんに笑って答えたんだ。
お読み頂きありがとうございます!
この小説を読んで、「面白そう」「続きが気になる」と少しでも感じましたら、是非ブクマと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けましたら幸いです <(_ _)>
読者様の応援が私の何よりのモチベーションとなりますので、是非よろしくお願いいたします!